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花*花・Flora

野の花・山の花・外来植物・果実や種子などなど、観察したことを気ままに綴るBlogです。 

“国内46年ぶりの皆既日食” 部分日食を観察

2009年07月22日 | エピソード

 

国内46年ぶりの皆既日食ということですので、手作りのピンホール観測箱をつくって観察してみました。 9:47 日食が始まって10分後、太陽の左上が少し欠けてきました。

 
9:58 日食が始まって21分後     10:20 (43分後)

この頃から雲が出てきて、ピンホール観測箱が使えなくなってきましたが、ものすごくラッキーなことに雲がフィルターとなって直に太陽を見ることができるようになりました。


10:27 (50分後)


10:48 (1時間11分後)


10:54 あたりが薄暗くなる みんな車を止めて日食を見ています。


10:54 (1時間17分後) 太陽が最大に欠ける(9割)


11:06 (1時間29分後) セミが鳴きやむ


11:16 (1時間39分後) 太陽が大きくなり始める

トカラ列島での皆既日食には及びませんでしたが、幸運にも世紀の天体ショーを肉眼で見ることができました。 


アオモンイトトンボ

2009年06月16日 | エピソード

この画像はいったいなんだろう?と疑問に思われるかもしれません。 なんとイトトンボが水中に潜って産卵していました。 かなり長い時間水中にいて、産卵しながらこのまま絶命してしまうのか・・・と思ったくらいです。

かなり長く水中にいたあと息苦しくなったようで、突然飛びだしてきて水に浮かんだ葉の上で休んでいました。 青い色が鮮やかなアオモンイトトンボのペアのようでした。 命がけの産卵のすごさを見たような気がしました。


ベッコウトンボ

2009年05月09日 | エピソード

ゴールデンウイークになると、ベッコウトンボの季節がやってきたなぁ・・・と思い近くの池のある公園に散歩に出かけます。

この時期は、まだベッコウトンボの活動は活発ではなく、草に止まっている状態が多く見られます。 この日は6頭ほど見かけました。 

1年半年の冬場には、この公園の土の遊歩道をどんどん工事してしまい、あじけのないアスファルトになってしまいました。 昨年はベッコウトンボの発生数が、例年よりも少なかったように思います。 さて今年はどうなのでしょうか、ちょっと心配です。


凍れる芸術

2009年02月11日 | エピソード

暖かい気候の九州にも、冬季に凍る滝があります。 熊本県の阿蘇にある、『古閑の滝』です。

古閑は「こが」と読みます、一度でこう読める人は少ないのではないでしょうか。 そういえばプロゴルファーの古閑美保さんもこの字で、同じ熊本の出身ですね。

この凍る滝は、30年ほど前に友人と見に行ったことがあります。 そのころは、滝のすぐ真下まで行けましたが、現在では展望所が手前にできて、それより先は立ち入り禁止となっています。 

記憶をたどりながら滝を見に行きましたが、途中の道はまったく覚えていませんでした。 ここは九州でも冬の寒さが厳しい阿蘇地方ならではの風物詩となっています。


ベッコウトンボ

2008年05月13日 | エピソード

ベッコウトンボの季節になりました。 環境省のレッドデータブックに絶滅危惧ⅠA類に指定されていて、国内でも種の保存法で 一切の捕獲が禁止されているベッコウトンボが、近くの公園の池には生息しています。

貴重なトンボなので、いろいろ観察してみると良いのでしょうが、昆虫類はまったくお手上げです。 毎年この時期になると、公園に行ってベッコウトンボをながめているだけです。 せっかくなので、飛翔写真にチャレンジしてみましたが、難しいですね。

地域の人たちも、ベッコウトンボのことは誰も知らないようすで、昨年の冬場には、この公園をどんどん工事していました

いい感じだった公園内の土の遊歩道は、あじけのないアスファルトになってしまいました。 おそらく、その工事の影響でしょうか、今年はベッコウトンボの発生数が、例年よりも少ないようです。


京ツバキ

2007年03月06日 | エピソード

園芸品種には、あまり興味がないのですが、「ええっこんなツバキがあるの!?」 と驚いて、思わず写真に撮しました。 

帰ってから調べてみると、京ツバキの1品種で “ ト伴(ぼくはん) ”という名がついている栽培品種のようです。

雄しべがすべて、真っ白い花弁状に変わっています。(いや変えたといった方がいいのかな・・)  「ここまで、するのか~!」 と、ちょっと唖然としてしまいました。


雪化粧

2007年02月03日 | エピソード

昨日の雪は本格的な降り方でした。 朝から降り出した雪は、午前中にどんどん積もって、平地で一気に5cmほども積もりました。 雪を見ると わくわくする私は、『もっと積もれ!』と内心思っていましたが、午前中でピタリとやんでしまいました。 その日の午後には、もう溶けてしまいました(残念です・・)。
が、山にはまだ雪が残っていますので、今日さっそく雪を踏みしめに行ってきました。 

赤いヤブツバキに雪が積もり、雪ツバキになっていました。  ヤブランの真っ黒い実も、たっぷりと雪をかぶっていてもう少しで埋もれてしまいそうでした。 


彩雲

2006年08月10日 | エピソード

平尾台を歩いていてふと空を見上げると空が輝いています。 「あっ彩雲だ!」 少しずつ大きくなってきています。 カメラを出して何枚か撮しました。 空を撮すのは光の加減でけっこう難しいので適当に撮しました。

「彩雲」は雲の条件と太陽の位置などの条件がそろい、雲がプリズムの働きをして虹のように輝いて見える現象です。  虹とは違って橋のようにならずに、空中で虹色に輝いています。 この日の彩雲はかなり長い一直線になって輝いていました。

彩雲は、たまにしか見られないため昔から吉兆のしるしとされていたそうです。 何か良いことが起こるといいですね。


カササギ

2005年11月17日 | エピソード

鳥についてはまったくのど素人ですが、この鳥は佐賀方面に行くとよく目にします。
カササギ・・カラスよりひとまわり小振りで、黒と白のコントラストがはっきりしている綺麗な鳥です。
 
 
地元では「カチカチ」という鳴き声からカチガラスと呼ばれていて、
絵に描かれたり、陶磁器のデザインなどにも採用されていて親しまれています。
 
 
でも日本では佐賀平野とその周辺にしか棲息していないらしく、
分布を含め謎が多い鳥のようです。 
なんと国の天然記念物にされているそうですよ。