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花*花・Flora

野の花・山の花・外来植物・果実や種子などなど、観察したことを気ままに綴るBlogです。 

選抜女子駅伝北九州大会

2011年01月23日 | エピソード

 APG 分類の記事を連日書いていますが、今日は一息 コーヒーブレイクです。

毎年この時期に北九州市を舞台に行われている、『第22回 選抜女子駅伝北九州大会』の観戦に行ってきました。

 

この選抜女子駅伝は、実業団、高校の女子長距離界のトップチームが同じコースで競うという全国的にも珍しい駅伝大会です。

  

4区から5区の中継所のようすです、高校生と実業団の選手が入り混じってタスキをつなぎます。実業団選手にとっては高校生には負けられないというプライドがありますが、高校生も強くて負けてはいません。

 

オリンピックやアジア大会の代表選手も参加しています。 もちろん地元TV局が実況放送を行っています。

実業団の部は全日本実業団対抗女子駅伝の覇者、天満屋が4区の浦田佳小里 選手でトップを奪いました、ちょうどこの場面を沿道から観戦することができました。 それまで1位は地元の九電工でまわりはもちろんすごい応援でしたが、こっそり「浦田がんばれ!」と声援をおくりました。
 
そのまま最終
5区の 中村友梨香選手にタスキを引き継ぎましたが、3位でタスキを受けた三井住友海上の渋井陽子選手が区間賞の好走で天満屋を逆転して1時間46分40秒で初優勝しました。 高校の部は立命館宇治高校が1時間46分50秒で優勝を飾りました。

 三井住友海上が 初優勝

 


パプアン・トビー

2010年12月29日 | エピソード


いかにも熱帯地方の海で泳いでいそうなトロピカルな色合いをしたフグです。 熱帯魚ショップでは"キタマクラ属 sp.”としか書かれていなかったので、帰ってから調べてみると、どうやらアラレキンチャクフグの仲間で和名はついていないようです。



現地ではPapuan Tobyと呼ばれているらしいので、“パプアン”と呼んでいます。 
体全体にある青いラインとスポットがとてもサイケデリックで、この色合いに比べたら昨日のシマキンチャクフグは和風の感じです。



夜寝るときには、岩の所や水槽の壁に垂直になって張り付くようにして寝ています。 よく滑り落ちないものだと感心します。



フグはこちらでは諾点をつけずに”ふく”と呼びます。 “福”につながる呼び名です。
今年も残すところあとわずかとなりました、皆様良いお年をお迎え下さい。

シマキンチャクフグ

2010年12月27日 | エピソード


はじめて見たときは、これもフグの仲間?? と思いました。
白い肌に茶色のシマシマとドット、黄色い尾びれが美しい模様のフグです。 フグといえばぽってりとした体形を連想しますが、このシマキンチャクフグはスリムで体つきがまるでフグらしくありません。
 


しかし属名はすごいですよ、なんとキタマクラ属です!!(コワイですね~)。 
このシマキンチャクフグにそっくりな体つきや模様をしているノコギリハギという魚がいて、こちらは毒を持っていないのですが外見をシマキンチャクフグにそっくりに似せることで敵から身を守っているそうです。
ジャコウアゲハに擬態しているアゲハモドキと同じような関係が魚にもちゃ~んといるですね。



泳ぎはのんびりしていて、長い口先で興味があるところをよくあちこちつっついています。

コンゴウフグ

2010年12月26日 | エピソード



黄色い体色に青いドットがらがオシャレなコンゴウフグです。 まだ1cmくらいの幼魚で、これから大きくなってくると2本の角が伸びてきます。



口が『ひょっとこ』のようなおちょぼ口です。 ときどき気になったところを何回も何回も吸いつく行動をしています(美味しい味がしてるのかな)。
フグは毒を持っていることで有名ですが、このコンゴウフグは体表に粘液毒があり強いストレスがあると、水槽の中の魚を全滅させるくらいすごい毒を放出するそうです。



体は五角形をしているハコフグの仲間て、"サカナ君”がかぶっている帽子は、このハコフグの仲間です。 体は触るとカチカチに硬くて、たま~に狭いところにつっかえて身動きとれなくなっていることもあります(笑)。

サカナくんといえば、ぎょぎょぎょ!!絶滅したと思われていた『クニマス』を発見する大ニュースが最近ありましたね。



ミドリフグ

2010年12月25日 | エピソード


我が家のフグを紹介します。 まずはじめはミドリフグです。 
汽水性のフグでくりくりした目がかわいくて愛嬌があります。 いつもはピンセットで餌をあげているのですが、ためしに手で餌をあげたところ、なんの警戒心もなくよってきて餌をパクパク食べてくれました。 人なつっこいですよ。



普段はヒレをピロピロさせてのんびり泳いでいます、ときどき自分が映った水槽を見つめながら上に行ったり下に行ったりして一人(匹)で遊んでいます。



フィルターのスポンジの下がお気に入りの場所です。 寒い時は2匹が上下に重なって鏡餅状態になっていることもあり面白いです。



夜寝るときは、お腹を水槽の底につけて寝ています。 この時はまだ寝る前だったので、こっちをカメラ目線でチラリ。



飼育して初めて知ったのですがフグってよくしっぽをクルッとまるめます。 リラックスした時や泳いでいる最中にもよくやっています、反対にとても緊張した時にもこんなしぐさをします。 

アベニーパッファ産卵・・ところが・・・

2010年06月05日 | エピソード


5月中旬頃から、アベニーの産卵行動が見られるようになってきました。 ♂が盛んに♀アタックして、気に入った場合には夕方からお互いが体をすりよせています。 先日この様子をこっそりじ~っと見ていたら、卵を産むシーンを見ることができて、3個ほど卵が採取できました。



採取した卵は別の小さなプラスチックケースに入れて観察してみました。 3個のうち2個は2日目に白くなっていきました。 無性卵だったようです。 残りの1個は順調に育っています。 3日目に顕微鏡で見ると卵の中に小さな胚体とヨークサックが確認できました。 あと1~2日で孵化しそうです。



よしよし・・・なんて思いながらプラスチックケースの水かえを行っていましたら、手を滑らせて、水槽の中にぽちゃりとひっくり返してしまいました!! 水槽に落ちたとたんにフグたちがさ~っと寄ってきて、な・な・なんと餌と間違えてぱくっと食べてしまいました・・・食べるもんじゃないが~ぁ・・・涙

熱帯魚 水槽日記 2

2010年04月08日 | エピソード


水草って水上で栽培されているそうです・・・知らなかった~

1番安い水草を適当にみつくろって買ってきたのですが、しばらくすると水上葉は枯れて、水中葉に代わるらしいです。 水上葉と水中葉があることは知っていましたが、こうして目の前で変化していく様子を見るのは初めてで、面白いですね。



こちらの水草はくるくるとねじれています。 本で絵合わせしてみますと、スクリュー・バリスネリアのように思います。 琵琶湖水系に固有の水草みたいです。

熱帯魚 水槽日記 1

2010年04月07日 | エピソード


友人の家に遊びに行った奥さんが帰ってきて「熱帯魚ってかわいいよね・・・」と話しだしました。 その友人宅に小さな水槽があって子供が面倒を見きれなくなった熱帯魚を友人夫婦が引き継いで飼っているという話でした。
 
熱帯魚を飼ってみようかなぁ・・・と前から時々思っていましたので、それじゃこのさい飼ってみようと思い切りまして、36cmの小さな水槽セットを購入しました。 今のところ水草を植えて水をつくっているところです。

トレニア-花粉管誘導物質の発見

2009年11月11日 | エピソード

被子植物ではめしべ の柱頭に花粉 がつくと、花粉から花粉管 が胚珠まで伸びて卵細胞に達して受精 します。 

このように、なぜ花粉管は迷わずに胚珠の方向へ伸びて卵細胞にたどりつくことができるのかは長い間の疑問でした。

今年(2009年)ついに名古屋大学の東山哲也教授らによって,その謎とされていた誘因物質が初めて明らかになりました。
この素晴らしい研究成果を読み、とても興味を惹かれましたので、追認しながら自分なりに観察してみました。

*詳しくは「トレニア(Torenia fournieri) -花粉管誘導物質の発見-」としてアップしましたので興味のある方はご覧下さい。


もってこ~い もってこ~い!!

2009年10月08日 | エピソード

念願だった「長崎おくんち」をようやく見に行くことができました。 「くんち」は「9日」からきたそうです、375年の歴史があり10月の7・8・9日が大祭です。 今日は中日で、主に庭先回りの日でした。

とても色彩豊かなお祭りで、異国情緒豊かな衣裳の人たち、紋付きに和服にチャップリンのハットをかぶっている人々。 女性は着物をきりりと着こなして、子供から大人までみんなお祭りに参列しています。  

そして華やかな唐船、宝船、川船と、日本の文化と南蛮と中華の文化がみごとに融合したお祭りです。

鳴ならし物のシャギリ、ジャラ、太鼓に鐘、ナガラッパと音のまたものすごく豊富なこと。 長崎ならではのお祭りの雰囲気満載です。

庭先回りでの男衆のかけ声はとても勇ましくて、かっこよかったですよ!!

長崎おくんちでは龍踊りは有名ですので、毎年あるのかと思っていましたら、何年かに1度しか無いそうです。 今年はラッキーなことに龍踊りの年に当たっていました。

龍踊りを見ていた私たちのすぐ前に、3歳くらいのかわいい女の子がお母さんと龍踊りを見ていました。 龍が踊り終わって引き上げようとしたとき、その女の子がかわいい声で「もってこ~い」「もってこ~い」と何回も声をかけました。

お~長崎ではこんなに小さな子供まで、「もってこ~い」のかけ声の絶妙なタイミングを知っているんだ・・・と感心してしまいました。 もちろん私たちもその子と一緒に「もってこ~い」と声をはりあげましたら、龍が戻ってきてまた踊ってくれましたよ♪