由紀子が新しい(宿直型)ショートステイに挑戦をして
二回目が終わりました。
そして、今日
母は、元の(夜勤型)ショートステイ先へ戻してほしいと
施設の責任者の方に泣きついてきました。
(o;ω;o)ウゥ・・・
情けない!!(笑)
由紀子が嫌がっているとか
宿直型のショートステイ先の対応とか
職員さんの支援の仕方とか
そんな問題ではなく
母の覚悟と認識が甘かったんです。
たぶん長文になります。
言い訳も入るから!!(笑)
もともと由紀子が利用していた
ショートステイの施設は夜勤型で
行動障害や睡眠に
問題を抱えている人たちのための
グループホームの中にある
ショートステイです。
由紀子が利用を始めた頃は
完全に利用条件に当てはまっていたのですが
この数年、問題行動がなく
夜もよく眠れているという事で
宿直型のショートステイを
利用してはどうかと勧められたのが
事の始まりでした。
宿直型のショートステイは
由紀子が利用している
デイサービスの建物の中にあります。
慣れるまでは
由紀子が寝ている部屋の隣に
宿直の職員が寝てくれるということだったので
いろいろ気になることはありましたが
たぶん慣れれば何とかなるだろうと思って
4月から利用を始めることにしました。
これが上手くいけば
将来のグループホーム入居にも
つながるかもしれないと言う
期待もありました。
そして、利用を始めて二回目にして
思ってもみなかった現実に
直面しました。
夜勤型のショートステイでは
常に職員さんが見守りを
してくれていたのですが
宿直型のショートステイは
寝る時以外も
基本的に居室に
一人でいる時間が長いようなのです。
しかも、居室は二階にあります。
もちろん、
寝る前の支援も
朝の支援も
丁寧にしていただけるし
途中の様子も
細かく見てくださっています。
そのことは連絡帳に書かれてあることから
よくわかりました。
ただ・・・
もともと宿直型を利用する人たちは
由紀子よりも自立していて
一人で過ごせる人たちが
ほとんどだという事を
今更ですが・・・知りました。
でも、由紀子は
目の手術をしてから
自傷による再剥離を防ぐために
24時間の監視が必要と言われてきたので
ほとんど一人にしたことがありません。
連絡帳に書かれている様子を読んで
母はかなり動揺をしました。
母「夕方から一人でお部屋にいたの?」
由紀子「はい!」
母「だれか来てくれた?」
由紀子「来ない!」
※実際は、職員さんが何度も
そっと様子を覗いてくださっていたんですけどね?!
そして、母が
「寂しくなかったの?」
と、聞いた時
由紀子がパッと顔を上げて
「寂しかった!
寂しかったの!!」
と、大きな声で言いました。
それは、自分が抱えている感情を
なんと表現すればいいのか分からなかったのが
母が言った言葉を聞いて
「それだ!!」
と、理解した感じでした。
そうか・・・
(´・ω・`;)ハァー・・・
それから丸二日間
母はずっとどうすべきを
考えていました。
あまりに動揺して
鬱々としてしまって
まーまーに叱られるほどでした。(笑)
そして、悩んだ時に
いつもやっている事なのですが
自分が思っている事を
紙に書き連ねてみることにしました。
・由紀子には
一人で過ごす 練習(訓練)が必要。
それはスモールステップでやりたい
・私が一番大切していることは
由紀子の眼を守る事。
一人でいる時間が長かったら
その間に顔への自傷があったかどうかが分からない
病院に行くタイミングを外してしまう事が怖い!
・由紀子はデイサービスの人事異動で
環境が変わったことを受け入れることだけでも
精一杯のはずなのに
追い打ちをかけるような環境の変化は
今の由紀子には酷なことかもしれない
・今年の人事異動が
こんなに大きいと分かっていたら
ショートステイ先の変更はしなかった!!
・支援学校の頃の
中学部、高等部の一年生の春に感じた
由紀子の頑張り過ぎを感じている
・由紀子の強度行動障害は
何かの拍子に再発すると思っている。
今の由紀子の姿が
いつまでも続くとは信じていない
・由紀子が「寂しい」と発した危険信号を
無視してはいけない。
他にもいろいろ・・・・
と、いうわけで
夜勤型のショートステイに戻して
由紀子のステップアップをするための
訓練をする時間が欲しいと
お願いに行ったわけです。
責任者の方も
母の気持ちを分かってくださって
自分たちも
一気に環境に慣らそうとしたことは
反省しなければいけないかもしれない。
そう言ってくれて
夜勤型のショートステイに
戻れるように手配をしてくださいました。
その上で
今回の由紀子の頑張りも
無駄にしたくないという事で
月に一回だけ宿直型を利用して
そこで問題なく過ごせるように
練習をすることになりました。
宿直型に泊まった時には
夕方から19時までは
リビングで職員さんたちのそばで過ごし
その後、居室に行って
好きなテレビを1時間見て
終わったら
自分でチャイムを鳴らし
職員さんを呼んで
寝る準備をする。
そういうスケジュールを
組んでいただくことになりました。
これならば、母も前向きに
頑張れそうです。
由紀子にもそのことを伝えたのですが
全てを理解したわけではないと思いますが
とりあえず、来週は
元(夜勤型)のショートステイに行けることを
喜んでいました。
久々に由紀子の成長のための
目標ができました。
頑張ります。
=END=