ゆきちゃん通信++tomiの日記++

自閉症の娘、由紀子の毎日と
母の生活を綴っています。

視線

2016年02月07日 | ゆきちゃんの日記
先日電話をもらった
O上先生に会いに行ってきました。

なつかしい声


由紀子は小さなころから
大切な人との再会や
なつかしい場所へ戻ることが
とても苦手で

心の準備ができないまま
連れて行くと
パニックになってしまいます。

なので、昨日から
ずっと保育園時代の話をしながら
O上先生と会う事を意識させました。

先生とは7年前にも
空港で逢っているので
たぶん大丈夫だと思うのですが
油断する大変なことになるから・・・(笑)



そして、いざ空港へ・・・

飛行機が到着したという
アナウンスが流れたころから
由紀子がソワソワ・・・

きっとドキドキしていたんでしょうね?!(笑)


そして、先生の姿をガラス越しに見つけた時

「O上先生だぁ!」
(*´▽`*)

と、嬉しそうに言いました。

(≧ ≦)Ω ヨッシャ!(笑)


これなら大丈夫だと思ったのですが
いざ、先生が到着口から出て来て
近くに来たら・・・

先生の姿を直視できません!(汗)


目が泳いで
完全に挙動不審!


(°_°;)ドキドキ(; °_°)




嬉しそうだし、笑顔なんですけど・・・

どうしても視線を向けることができません。(笑)


きっと頭の中に
保育園時代の情報が溢れだして
整理がつかなくなっているのだと思います。


先生もよく分かっているので
由紀子が落ち着くのをじっと待ってくださいました。

しばらくして、
少し落ち着いたところで
ロビーで椅子に並んで座って
一時間ほどお話をしました。



先生との合言葉は

ゆきちゃん、頑張るぞ!(先生)

おー!(由紀子)

ゆきちゃん、泣かないぞ!(先生)

おー!(由紀子)



保育園時代に
運動会や初めての場所で
泣いて動けなくなった時
先生が手を繋いで
この合言葉をいうと
徐々に動けるようになったのでした。(笑)


その合言葉も言えましたが
最後まで先生と視線を合わせることはできませんでした。


でも、この笑顔を見て頂ければ
由紀子が先生に逢えて
うれしかったことは分かっていただけると思います。



由紀子は2月10日で23歳になります。

先生と最初にあったのが
3歳の時でしたから

もう20年が経ったことになります。


いつまでも由紀子の事を
忘れずにこうして逢いに来てくださる先生に
本当に感謝します。


母も久しぶりに先生の顔を見て
元気を頂きました。

またがんばろう!!(笑)

=END=
コメント (6)
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