ゆきちゃん通信++tomiの日記++

自閉症の娘、由紀子の毎日と
母の生活を綴っています。

パズル

2003年06月16日 | ゆきちゃんの日記
学校に由紀子の忘れ物を届に行って
担任の先生と少し話をする事が出来ました。

先生は、由紀子が学校に
ある木製のジグソーパズルをするスピードが速いという話から、

この能力を将来の仕事につなげられるかもしれないと言われます。


確かに由紀子のジグソーパズルをする時の早さには
私たち家族もビックリさせられる事があります。

時には置きっぱなしにした
やりかけのパズルの横を通る時に
何気に1枚のピースを手にとって
迷いなくパチンとはめたりする事もあって
私もちょっと期待した時期もあったのです。


でも昔、ある先生からは

「ジグソーパズルで将来ご飯が食べられるわけではないから、
いつまでもパズルばかりやらせていてもダメ!」

と、言われた事があって、
これはあくまでも趣味でしかないと思っていました。

それが、将来の仕事につなげられるかもしれないと聞くと
思わず目がらんらんとしてしまう母です。(笑)


先生は商品の検品の仕事などは
向いているかもしれないと言われました。

完成品と違う場所などは
すぐに見つけられるはずと言うのです。   

なるほど・・。

確かに由紀子はパズルの完成図を最初に見たら、
その後ほとんど見ないで仕上げていく事が出来ます。

きっと、頭の中に何かしらの形で
完成図がインプットされてしまうのかもしれません。


親ばかと先生のひいき目の話かもしれませんが・・・(笑)

将来の由紀子の姿を模索している母は、
この話で将来に小さな光を見たような気がしてすごくうれしいのです。

少し控えていたジグソーパズルを
また由紀子に与えてみようかな~~

o(*^▽^*)o~♪


=END=
コメント
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