雨が降る予報なので、その前に二人で散歩です。
魚野川の堤防から見ると、川の中に人影。右手前の石は新潟福島豪雨で流されたコンクリートブロック。
目を凝らしてみると、ルアーを繰り返して投げるのが見えた。
3月1日からイワナとヤマメ釣りが解禁でした。大きなイワナを狙っているのかな。
三月も中旬を過ぎたというのに、木々の芽生えは見えない。
二月後半から気温が上昇し、春も間近と思えたのに、寒暖を繰り返しなかなか暖かくなりません。
水田も雪が消えて黒々とした土が出ています。
越後三山も雪が溶けてかなり地肌が見えていたのに、戻り雪で白くなりました。
魚野川の支流「大沢川」から白鷺が飛び立ちます。
スベルべが子供の頃には、このあたりで白い鳥なんて見られなかったのですが。
早めの散歩を終えて、二人で着替えて知人の野辺送りに行きます。
故人はすい臓がんを患い、懸命の努力で闘病生活を送りましたが、発病後8年でした。
必死で病気と闘う姿には、スベルベママも励まされ、相談にも伺っていました。
スベルベママも闘病生活に役立つ話も随分聞かせていただいた。病と壮絶に戦った末の71歳でした。
葬儀場からの出棺、野辺送りには100人を超える参列者の姿がありました。
彼も重要メンバーだったと思われる、十五夜屋台囃子の仲間のにぎやかながらも寂しい音色に送られての旅立ちでした。
お彼岸は今は亡い方を思い出すときでもありますね。家族もですが友人も同級生も担任の先生も会社の同僚も隣組も亡くなられた皆さんに合掌です。ウチがこちらに来てから43年になりますがおじいちゃんおばあちゃんお父さんお母さんだった皆さんは亡くなってしまって今は私たちがおじいちゃんおばあちゃんです。世帯交代ですね。隣組は今は18軒(多い)ですがこの1年は亡くなられた方が居ませんでした。頑張ってます。
同じ集落の皆さんの顔ぶれもなんだかすっかり変わってしまいましたね。
そういうスベルべも年寄りの仲間です(地域の老人会には入っていません)。
でも、気持ちだけは子供か青年の気分。まだまだ好奇心は衰えていませんよ。