ようこその歴史と自然と景観の宝庫、下島『上の原』に(その3)
(上の原から見た風景)
上の原の畑に着くと、遠い山々が良く見えます。正面に越後三山が見えますが、
右から順に「八海山」「中ノ岳」「越後駒ケ岳」です。
忘れないように右から「ハナコ」なんて覚える人もいます。
標高は「八海山」が1778m、「中ノ岳」が2085m「越後駒ケ岳」が2003mです。
「越後駒ケ岳」の左肩には小さく「荒沢岳」、そしてその左方角的には東側のなだらかな稜線の山は「未丈ヶ岳」で、
東に順に旧広神村の最高峰「唐松山」、上権現堂、下権現堂と続き、
下権現堂山の左肩当たりに少し顔を覗かせる山が「浅草岳」でその東が「守門岳」です。
八海山の右、南方には越後の山の特徴である老世紀の山「巻機山」のなだらかな山容も見えます。
なだらかに見えても、深くて険しい谷を伴っています。
登ったばかりの平の端に行くと、和南津集落も見えます。
その西には田麦山集落が有り、昔は下島の山からも山道が通じていて、
こちら側から山道を通って盆踊りに参加する強者も居たそうです。
私が勝手に「ビューポイント」と呼ぶ、場所からは山に隠れた田川の一部を除いて、
宇賀地が一望のもとに見渡せますから、ゆっくりご覧ください。
(続く)