秋の花便り、オケラ、他

★オケラ


可哀相な名前といえば、この花も結構可哀相だと思います。「オケラ」という響きにはあまり良いイメージは湧きませんものね。
漢字で書くと「朮」と書きます。読めませんね。キク科オケラ属の花で、名前は古名の「ウケラ」がなまったそうです。こんなことならなまらずに「ウケラ」のままの方が良かったかもしれません。



そんな「オケラ」ですが、古来よりとても有用な植物だったようで、若芽は食用になり、地下茎は健胃剤や正月のお屠蘇の材料になったり、地下茎をいぶすことによって除湿に利用されていたようです。
花も案外キレイですし、ドライフラワーになったときにもなかなかキレイです。

★オオオナモミ


子供の頃、友達の毛糸のセーターに投げてくっつけて遊びましたね。セーターの頃ですから寒い時期だったのですね。今はフリースですが、くっつくのでしょうか。

★タカサブロウ


８月３０日の記事で「タカサブロウ」としたものは実はアメリカタカサブロウでした。今日のものはタカサブロウだと思います。ただ正確に判断するためには種子を採取しなければいけないみたいです。