はちみつと青い花 No.2

飛び去っていく毎日の記録。

熊本城見学 地震被害と再建の努力

2024年04月02日 | 国内旅行
2024/04/02


九州旅行では博多と熊本を訪れました。

熊本城近くのホテルに宿を取りました。


ちょうど桜が咲いていて
天守閣と桜のコラボ写真が撮れた!


長塀とお濠の眺めもいいですね。



熊本城と「ミュージアムわくわく座」が
セットになった共通券を購入して入場しました。

このミュージアムの映像を初めに見たのですが
熊本地震による城の被害の大きさが
よくわかりました。


2016年4月14日に熊本市で
震度6強を観測した地震です。

1度ではなく何度も大きな揺れが発生して
被害を大きくしました。

4月14日で丸8年になります。


城内には崩れた石垣がまだ修理できずに
石が置いてあったり
崩れた部分を一時的に補修をしている
箇所が見られました。




特別見学通路というのがあって
高い位置から熊本城を見ることができます。


数寄屋丸二階御広間、平成元年に復元されたものです。



石垣の石は数えきれないほどあって
ひとつひとつを元の場所にはめるのも
気の遠くなるような作業でしょうね。

石にはひとつずつ番号が振られていて
これから組み合わせていくのです。




下の写真は地震直後の飯田丸五階櫓です。
右端の一列の石垣が櫓を支えているのが印象的です。



結局、飯田丸五階櫓は解体されて
今後、再建されます。




二様(によう)の石垣


作られた年代が違う二つの石垣は
積み方から技術の進化がわかるそうです。




大天守閣も被災しましたが
2021年3月に復旧工事を終えました。


1960年に鉄骨鉄筋コンクリート造で再建された天守です。
明治時代初期に撮られた写真などをもとに
瓦の枚数まで忠実に外観復元されたそうです。


城の歴史も詳しくは知りませんでしたが
築城以来の400年間は興味深いものでした。

加藤清正によって慶長12(1607)年に
熊本城を完成させました。 

その後、細川家が城主となります。
宮本武蔵も招かれて滞在したとか。

西南戦争のときには熊本城は
50日にも及ぶ籠城戦の舞台となりました。 




明治22年にも熊本地震があったのですね。
城はそのときも被災していました。


天守閣からのながめ




目の前に見えるのは小天守。



レゴでできたお城も展示されてました。




公式サイト


熊本地震の被害状況はこちら 


お城といえば
姫路城、高知城、名古屋城、松本城、金沢城…
など、いろいろ見てきましたが
熊本城もとりわけ敷地が広くて立派でした。

困難な補修作業に取り組んでいることに
頭が下がりました。
熊本城は熊本県人の誇りなんですね。


ホテルの窓からも熊本城がよく見えました。







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