はちみつと青い花 No.2

飛び去っていく毎日の記録。

春風亭昇吉落語会

2019年06月13日 | 落語
2019/06/13


昨夜は国立演芸場で開かれた春風亭昇吉さんの落語会に行ってきました。

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昇吉さんは、仕事先の方から紹介していただきました。
その知り合いの方も何名かいらしてました。
私は一番前の席だったんですよ。舞台はすぐ目の前。近すぎる~

始まる前の、注意をお願いする場内アナウンスは誰が考えたものなんでしょう、いつもこういうアナウンスなんでしょうか、妙におもしろいんです。
「おひねりは金属が当たると痛いので、紙でおねがいします」なんてね。

最初の登場は古今亭今いちさん。
まくらがおもしろかった。拍手をすると「お情けの拍手なんかいらない!」で爆笑。

昇吉さんは次に登場して「時そば」、マジックをはさんで「稲葉さんの大冒険」、舞踊、「中村仲蔵」。

「時そば」は落語の基本の「き」。「稲葉さんの大冒険」は三遊亭園丈作の現代もの、「中村仲蔵」は役者中村仲蔵が忠臣蔵の五段目、定九郎の役を演じる話。

「時そば」は、蕎麦をすするしぐさに「上手に食べるねえ」という声が客席から聞こえて・・・
なんだか、汁のダシの香りがぷ~んと匂ってきそうなしぐさ。

「稲葉さんの大冒険」はありえない滑稽な展開。
登場人物のひとり・義母に、私も知っているある人を連想させたのですが・・・

中村仲蔵、これが一番ひき込まれましたね。よかったです。

舞踊「雨の五郎」は、私は見る目がないのでわかりませんが、ちょうど梅雨の季節にふさわしい演目で風情がありました。

昇吉さんは根が素直で明るい人なんでしょうね。大きな声の発声も気持ちがいい。
日本の伝統芸能も垣間見て、簡潔できれいだなあと思いました。いい時間を過ごせました。楽しかったです。


コメント
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