2019/02/24
としま若者応援ネットワークが主催する講演会に行ってきました。
これは仕事先の方に誘っていただいたもので、発達障害へ理解を深めるための講演会です。
講演会の前半は落語家・柳家花緑師匠のご自分の障害に関するお話、後半は落語をたっぷりと。
花緑さんのことは、以前このブログにも書きましたが、識字障害(ディスレキシア)であることを公表されています。
その時のブログ(2018/10/25)↓
講演会の内容は以前のブログに書いたことと重なるので省きます。
講演会も落語もおもしろかったです!話のプロですものね。
顔の表情、演技が巧みですね~ 酔っぱらいのしぐさには感心してしまいました。
(撮影タイムがありました)
花緑さんがおっしゃっていたことで、気に留めたことを一つ二つ。
子どもの頃、障害があることでいじめられた経験はないのかという問いに対して。
9歳の頃から落語をやっていて、クラス皆で教室のテレビで自分の出演した落語を見たりして、受け入れられていた。いじめはなかった。(テレビに出ている人は憧れられる存在だったというようなことをおっしゃっていた)
先生の対応もいいと思いますけど、なにか自慢できるものを持っていることは強いのだなあと思います。それと花緑さんがやはり明るい人柄だったからかなと感じました。
そして、落語を覚えることの大変さについての質問。
話を一通り覚えて、しゃべれたからといって、それでいいのではない。そこから演技をつけていくことがある。
これは音楽でも同じで、共感しました。
弾けるようになって、暗譜したから終りではなく、そこから表現をつけていく、弾き込んで体に叩き込む作業がある。覚えて弾けることは、まだ道半ばなんです。
落語でも、お芝居でも、ダンスでも、きっとフィギュアスケートでも、演じるということに共通したものなのでしょう。
会場では本の販売もありました。
私は昨年に図書館で借りて読んでいたのですが、特に学習障害、ディスレキシアに興味のある方は読んでみるといいと思います。
ところで、トム・クルーズ、オーランド・ブルーム、キアヌ・リーブス、ライアン・ゴズリングなどがディスレキシアを公表してます。こう並べるとなぜかイケメン揃い。何か関係があるのかしら・・・
ともあれ、今週初めは春風亭昇吉さんの落語、週末は花緑さんと落語づいていた週。