2019/01/21
お正月の6日に、テレビで「林先生が驚く初耳学」という番組を見た。
林先生と高学歴ニートが討論という内容だった。高学歴ニートとはどんな人たちだろうといささかの興味があったのだ。
仕事をせず税金を払わないニートの生活を支えるために、他の労働者たちが税金を払って彼らを支えているのだ。
「好きなことしか仕事にしたくない」、「好きでもないことに時間を使いたくない」というニートの考えに対して、林先生は仕事を好きか嫌いかで考えるより、できるかできないかで自分は考える、ということを言った。
このときの話が面白くて、私は林先生の本を2冊借りて読んだのだ。だから書くのに時間がたってしまった。
仕事を通じての評価は、意外と客観的で正しいことが多い。
「僕にはそれはできません」「私はこれしかやりません」と拒否することが、自分の可能性を狭める。
私のようなものが今頃、仕事の話を聞いて感心していても、人生を変えるには遅いとは思うけれど、これから社会に出る若い人には聞かせたい言葉だ。仕事で認められることがどんなにうれしく、自分の自信につながるかはわかっているつもり。
この撮影のあと、考えが新たになって就職した青年がいたそうだ。就職して仕事を続けていくということこそ大変だけれど、それでもまず第一歩を踏み出したことがよかったと思う。