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はちみつと青い花 No.2

飛び去っていく毎日の記録。

肥満がよくない理由

2020年01月10日 | 健康

2020/01/10

 

先日ラジオでこんなことを聴きました。

欧米では肥満の人が多いですよね。腰回り、おなかまわりがすごく大きい人を見ることがありますが、日本人ではあまりそのような人を見ません。東南アジアでも肥満の人はあまり見たことがありません。

これはなぜでしょう。

食事のせい? 

いえいえ。

日本人は、欧米人のように太る前に病気になってしまい、命を落とすので、ひどく太っている人を見ないのだそうです。日本人は内臓脂肪が少しついただけでも糖尿病になってしまうのです。

日本人の糖尿病、および予備軍の人の数は、1千万人を超えているといわれています。ちょっとショックなお話!

欧米人が太れるのは、太っても病気になりにくいためだそう。食事の量が多いのも、それだけ食べても病気にならないためだとか。

慶応医学部の腎臓内分泌代謝内科の入江先生がおっしゃってました。

日本人として残念ですが、だからこそ、日本人は日本人の体質に合った、昔ながらの食生活がふさわしいのだなあと思います。

と言いながら、おいしいものも食べたいのよね。

今日は東武デパートの北海道展で、大好きなウニイクラ丼を買ってしまいました。

新鮮ですごくおいしい。オメガ3が豊富なイクラ。

 

 

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NHK文化講演会「大腸の健康法」

2019年12月28日 | 健康

2019/12/28

 

少し前のことになりますが、12月15日のNHKラジオの文化講演会で、松生恒夫氏の『大腸の健康法』を聴きました。

これがとてもよかったのです。たいへん参考になりました。

 「日々内視鏡で患者の大腸を診察し続けている医師・松生恒夫さんが、“快腸”を保ち、健康長寿を実現するための食事方法や整腸法について、具体的に紹介していきます。」という内容。

箇条書きにまとめました。

・1960年までは日本は大腸の病気が少なかったのに、だんだん増えてきている。食事の変化が関係している。

・便秘で漢方のセンナ.ダイオウ.アロエの下剤は毎日飲むと、腸が真っ黒(大腸黒皮症)になる。漢方医は内視鏡をしないからわからないのだ。

・大腸内視鏡の重要性。簡単にポリープを切除できる。

・潰瘍性大腸炎は食生活が原因ではないか。危険因子としてチーズ、バター、ヨーグルトなどはグレーゾーン。よいのは白菜、ミカン、漬物、山菜、日本茶。

・腸内環境を構成するのは食事、腸管の働き、腸内フローラの3つ。

・ヨーグルトは腸内環境によいといわれているが万能でない。宣伝されているようなインフルエンザに効かないし花粉症も治らない。

・植物性乳酸菌(ラブレ菌)がよい。過酷な環境を生きて大腸に届く。味噌、漬物が日本人の腸を守っていた。

・伝統的な一汁三菜の食事を1日1回採ることを勧めている。コンビニ食でも雑穀米、インスタント味噌汁、漬物を買ってきて採ることができる。

・麹菌がビフィズス菌を増やす作用がある。酸性プロテアーゼでビフィズス菌を増やして下剤を減量できる。酸性プロテアーゼは甘酒に多いので、甘酒をお勧めしている。

・日本人の腸内環境を守ってきたのは麹菌、だから1日1回は味噌汁をとるとよい。

・便秘症の人より、そうでない人のほうが生存率が高い。

・水溶性食物繊維が腸内で分解され酪酸を増やす。短鎖脂肪酸の酪酸は免疫機能を高め、アレルギーを予防するらしい。

・水溶性食物繊維を採るには、果物、納豆、麦がよい。

・赤身肉はよくない。鉄分と脂肪が反応してフリーラジカルができる。これが細胞を変化させてがんを発生させる。アメリカでは1日80g以内と言っている。肉と魚は日々交互にする。牛豚でなく鶏肉のほうがいい。

・北欧は潰瘍性大腸炎が多いが南ヨーロッパは少ない。これは地中海式食事がいいのではないか。地中海食は乳製品が少なく、オリーブ油、穀物、野菜が多い。

エキストラバージンオリーブ油を1日大さじ1杯採ることをお勧めする。悪玉コレステロールを下げる、肥満予防になる、潰瘍性大腸炎を防ぐ、リューマチに効果、アンチエイジングに効果がある。

・リノール酸は昔はいいといわれていたが、動脈硬化を発生させる。がんができると増殖させる働きがある。ゴマ油はリノール酸が多く、あまりよくない。亜麻仁油はいいといわれるが、それほど効果はない。

・魚の油のDHA、EPAはがんを抑える働きがある。魚を食べたほうがいい。

・糖質制限は効果なし。

 

結論としては「一汁三菜の和食にオリーブオイルを取り入れるのがいい」

 

栄養については管理栄養士、老人医療の専門家など、いろいろな方がいろいろな情報をくれるので、最近は肉も大切かな、積極的に食べようと思っていたけれど、やはり、日々、腸を診察をしているお医者様の言葉が一番信頼できるように思う。

赤身肉は減らし青魚を増やそう。

それとエキストラバージンオリーブオイル。サラダオイルやマヨネーズを使うべきところをオリーブオイルに変えてみよう。

 

 

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目が・・・

2019年10月02日 | 健康

 

2019/10/02

 

日曜日は朝から古い書類に目を通して処分するものをより分け。午後からはパソコン作業。

会員になっている旅行サイトにアップするオーストリア旅行記を作っていたのです。これは暇を見つけては少しづつやっているのですが・・・。

まったく疲れを感じることもなく、集中して作業をしていましたが、夜、お風呂の鏡で自分の目を見てびっくり!

また白目から出血してるわ・・・

この白目の出血はときどきあるのですが、いつも目の疲れから出るようです。いつも右目の同じ場所からなんです。痛みは全くなく、自分ではいつ出血したのかもわかりません。

ここ1年くらい大丈夫だったのになあ。今日は1日中、目を酷使していたなあ。でも目もしょぼつかず、疲れを感じなかった。

昨年、こうなった時は白目が真っ赤で、人に会うとびっくりされてしまい「大丈夫?」となるので、出血が引くまで1週間くらい余分な外出はせず、引きこもりがちでした。白い眼帯を買ったけれど、つけてみるといかにも眼病という感じでかえって目立つ。

今年は開き直って、目くらいで行動を規制されてはたまらないと、いつも通り。

その昔に作って、1度もかけたことのないトンボメガネのサングラスをして、銀行、東急ハンズ、メゾンカイザーで買い物、夕方はフラの練習で出歩きました

このトンボメガネのサングラスは、フィンガーファイブの子がかけていたのとそっくり。

ふふふ・・・

まあ、たまにはいいんじゃないかしら、こういう眼鏡でも。

フラの練習でも、この眼鏡をかけてやりました。

3日たって、だいぶ目も目立たなくなりました。

本当に目は大事。でも毎日すごく酷使しています。

皆様も気をつけてね。

 

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肥満はなぜ体によくないのか

2019年09月11日 | 健康

2019/09/10

 『臓器たちは語り合う』(丸山優二 NHKスペシャル人体取材班 NHK出版)という本を読んでいます。

NHKスペシャルで、タモリさんと山中伸弥教授が出ていた番組を本にしたものです。

これまでは、脳が全身を支配し、その他の臓器はそれに従っているというイメージがありました。

しかし、臓器同士は脳を介さずに連携し、そのネットワークが人体を機能させているという考え方にシフトしているのです。臓器たちはメッセージ物質を出しています。メッセージ物質のことを、この本では「Twitterのつぶやきに近い」と表現しています。

いろいろ目からうろこの本なのです。

そのなかのひとつに「肥満はなぜ体によくないのか?」という問いがありました。

皆さんはどう考えますか?

 

「メタボリックシンドローム(メタボ)」ってよく聞きますよね。

それについてこう書いてあります

「メタボリックシンドローム」は日本語では「内臓脂肪症候群」と訳されます。

肥満した脂肪細胞はメッセージ物質を出しているのです。脂肪細胞の出すメッセ―ジ物質「炎症性サイトカイン」こそメタボリックシンドロームの原因なのです。

炎症性サイトカインは「敵が来たぞ」という警告サインを出して、これを受け取った免疫細胞は活性化して臨戦態勢に入ります。ウィルスや細菌感染がないのに全身の免疫が過剰に活性化している状態を「慢性炎症」と呼んでいます。

最新の研究では、動脈硬化、糖尿病、高血圧はどれも「慢性炎症」をきっかけにしている可能性が指摘されているのです。さらにがんや認知症といった病気の背景にも「慢性炎症」が深くかかわっています。

血管にコレステルールが溜まるだけでは、動脈硬化になりません。慢性炎症で過剰に活性化した免疫細胞が、コレステロールを攻撃することが原因なのです。

マクロファージは異物であるコレステロールを見つけるとどんどん食べていきます。最後にはパンパンに膨れ上がって死んでしまいます。このマクロファージの死骸が血管の壁にたまった状態が動脈硬化なのです。


肥満した脂肪細胞 → 炎症性サイトカインを出す → 慢性炎症が起こる → 発病

だから太りすぎはよくないのです。しかし、慢性炎症を鎮める物質もあります。それが筋肉の出すメッセージ物質「マイオカイン」。

運動による大腸がんのリスク低下は、今までも言われていますが、食生活の改善よりもさらに有効らしいのです。これは筋肉がメッセージ物質を出して、大腸に働きかけてがんの発生を抑えているらしい。

さらにマイオカインは、うつの予防や記憶力を高める可能性も報告されています。

筋肉の働きってすごいですね!体内でバランス取り合うようにしているのもすごい。

運動した後は気分がすっきりと晴れ晴れします。単にスリムになるとか、見かけがかっこよくなるだけでなく、病気を防いでいるのです。

「太り過ぎにならないようにして、筋肉のつく運動をする」ことが健康の源。以前からいわれていることの再認識ですけどね。こうして説明してもらうと説得力があります。

私は運動が苦手で体も弱いけれど、五十肩になって以後、体を動かすように心がけてます。フラダンス、体育館のストレッチクラス、(時々バレエクラス)、コグニサイズ。家では毎晩ストレッチとダンベル、腹筋をやっています。

この努力も健康のため、いえ、筋肉がマイオカインを出してくれるようにという願いから・・。

 

 

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コグニサイズ

2019年09月04日 | 健康

2019/09/04

 

「コグニサイズ」を受けてきました。

コグニサイズとは国立長寿医療研究センターが開発した運動と認知課題(計算、しりとりなど)を組み合わせた、認知症予防の造語です。

7月から介護予防リーダー講習を受けていますが、もっと知識を得たいと思って、区主催の別口のコグニサイズを受講することにしました。

昨日は初回で、3つのテストをやったのです。

まずタブレット端末を使った記憶力、反射神経、情報処理能力などのテスト。

私、記憶力はあまり悪くないと思うのです。

いいとも言えないのですが、日頃、曲の暗譜と歌詞の暗記をやっているため、そこそこ鍛えられていると思っていたのですよ。

しかしね、ざわざわした落ち着かない環境で心構えのないまま、タブレット画面に出てくる10の単語を覚えるというのが、何だかその時は頭が真っ白状態で・・・。

あれ~!3~4こしか思い出せない!こんなはずでは・・・。

3~4こという数字だけ見たら、かなりあぶないなあ。

その時思ったのですが、初めての場所、初めての人たちの間で、状況を理解しようということに努力を払っていて、私なりに緊張していたと思うのですよね。そうすると集中を欠きますね~

情報処理のようなものはゲーム感覚で好きなのですが。

歩行テストがあって、腰に黒い機器の付いたベルトをつけて10mくらい歩くのです。すると速度、歩幅、左右のバランスなどが詳しく紙に印刷されて出てくるのです。

腰の小さな機器だけでよくわかりますね~と聞いたら、歩く姿もタブレットで撮影していて、腰の機器と連動しているのですって。

私は速度、足のあげ方、左右バランスはよいそうです。以前より歩き方も修正されてきていると思うし、「なんちゃってバレエ」でも歩き方、体の意識の持っていき方も教えていただいて結構ウォーキングしてますからね。

そんなで、自分のようすもわかりよかったです。次回から実際のコグニサイズです、楽しみ。

 

 

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サルコペニアの話

2019年09月01日 | 健康

2019/09/01

急に夏が過ぎ去ったわけではないのですが、9月と聞くと秋近しと思ってしまいます。

7月から介護予防の講座を受けています。
これがためになることばかりなんです。

昨日は「サルコペニアについて」。

講師は早稲田大学スポーツ科学技術院非常勤講師の荒木邦子先生。
スポーツや身体のことを研究されているだけあって、スタイルが抜群でキビキビと、お話もわかりやすかったです。

「サルコペニア」とは、加齢に伴い筋肉量や筋力が著しく減少し、寝たきりに至る危険が高い状態。

女性は足が細くなると、うれしいと思いますが、高齢者の場合は筋肉の減少で細くなるので、細い足がいいことではないのです。

サルコペニアの診断に、「輪っかテスト」というのがあります。両手の親指と人差し指で輪っかを作り、ふくらはぎの一番太い部分にまわしてみます。つかめない(ふくらはぎが太い)状態がよく、指が回ってつかめてしまうのは筋肉が落ちて、サルコペニアの危険度が増すのです。(もちろん、むくみや肥満で太い場合もありますが)

私は指が回りませんでした。(よかったといってよいのか)

サルコペニアを防ぐには、筋力トレーニングと栄養が必要です。

筋力トレーニングは、筋繊維を破壊しますが、それを再生するのに蛋白質が必要です。蛋白質がないと筋肉が修復されません。

栄養素はアミノ酸の「ロイシン」がいいそうですよ。ロイシンは、大豆、カツオ、鶏肉などに多く含まれています。
血管も筋肉なので、蛋白質が足りないと血管もボロボロになるそうです。臓器も同様です。良質な蛋白質をたくさん摂りましょう。

近年は、高齢者もお肉を食べようとよく言われますし、ご長寿の人はみんな肉好きですよね。


もうひとつためになって、びっくりしたことがあるのです。

日本人は世界一、座っている時間の長い国民なのですって。ちなみに2番目はサウジアラビア・・・台湾、ノルウェーなどが続きます。

座りすぎは筋肉が弱り、姿勢が悪くなり、血流が悪くなり、心血管疾患のリスクが高まります。また、消費エネルギーが少ないので、代謝疾患のリスクも高まります。

荒木先生は講話中、「もう30分座っていたので1回立ちましょう」といわれて、2時間の講座で3回ほど立って、軽いゲームをしたり、ストレッチをしたりしました。

これはね、ありがたかったです。長く座っていると肩が凝ってきますから。

私もパソコンに向かうと集中してしまって、気がつくと2~3時間座りっぱなしということがあります。

普段、座り仕事が長い皆さん、心がけて30分に1回は立ちましょう。ブレイクタイムです。

そして伸びをしたり、お茶やコーヒーを取りに歩いていきましょう。

 








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暑かった~

2019年08月02日 | 健康
2019/08/02


今日も暑かったですね~

週1回行っている体育館でストレッチと初歩のバレエ。
こんなに暑い時は遠慮したいくらいですけど、運動不足になるので怠けずに行くことに。

出かける前にシャワーを浴びて出かけましたが、到着して、始まる前にもう汗。
ここのクーラーは広い空間なので、あまり効かない。

50分づつ2つのレッスンを終えてもう汗だく。熱中症、脱水に注意。
家に帰ってシャワー。体温も上がっているので、もうシャワーなしでは過ごせません。

運動した後は食欲がなくなるんです。運動したからおなかがすくと思うのに、すかなくなってしまうのです。これは暑くても寒くてもいつものこと。なぜでしょうね。

でもやせるためには好都合。運動でカロリーを消費しているのに、食べたくないなんて。
筋肉をつけるために、たんぱく質を中心にご飯は食べますが。(先日の検査で筋肉量が少ないという結果が出たので)

今日は暑いせいかさすがに疲れて昼寝してしまいました。暑い時は、ちょっとしたことをしても疲れますね。

ベランダのゴーヤを取って、野菜炒めを作りました。ゴーヤもいつまでもならせておくと、色が黄色くなってくるのです。青いうちがおいしい。

IMG_5834

鶏ガラスープ、塩、コショウで炒めたらおいしかった。
ゴーヤ、ブロッコリー、ズッキーニ、パプリカ、小松菜の茎、玉ねぎ

IMG_5836

これは炒めるときに油を使っていなくて、少量の水で蒸し煮しながら炒めます。
まだ固さのあるうちに火を止めて、シャキシャキの触感を残します。
食べる前にオリーブオイルをかけます。
こうすると高温で酸化しやすい油の酸化が防げます。
それとね、レンジまわりが油で汚れない、フライパンを洗剤なしでさっと洗えると、後始末も簡単。




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アフターピルのこと

2019年05月18日 | 健康
2019/05/18


日々様々な情報に接して、「ああ、この情報はみんなに知ってもらいたい。男女を問わず考えてほしい」と思うことがあります。

その問題の当事者のほとんどは弱者なのです。

Eテレで、中絶について取り上げているのを見ました。
性のことは書きにくい。でも、やはり書いておきたい。

番組サイト  https://www.nhk.or.jp/heart-net/program/heart-net/1001/

年間16万件超の中絶が行われている日本。女性の多くは周囲に相談出来ないまま決断を迫られ、体に大きな負担のかかる手術を経て罪悪感を強めていく。しかしその体や心の痛みのケアについては、社会や医療現場でも多く語られてこなかった。背景には中絶を「命の選択」や「道徳」の問題として扱い、経験する女性の自業自得とみなしてきた風潮がある。年間1000件超の中絶を行う診療所で、女性たちの声に耳を傾け課題を考える。


以前から、妊娠というものは男女がいて成立することなのに、なぜ子どもを堕ろすことについて女性だけに責任が負わされ、心身共に傷つくのは女性なんだろうと思ってきました。

中絶を「宿った命を尊重しない」とか「不道徳」の問題として扱われ、女性個人の身の不始末のようにとらえてきた歴史がありました。

簡単に中絶を選択する女性なんているでしょうか。
中絶手術にカメラが入ることを許可してくれた女性の手術の様子は、痛ましく恐ろしく、同じ女性として胸が張り裂けそうでした。

番組に登場した産婦人科医の遠見才希子さんによれば、海外では多くの国で緊急避妊薬というものが認可され、それを服用すれば女性は体を傷つけることがなく安全なのです。WHOの必須医薬品(人口の大部分におけるヘルスケア上のニーズを満たすものであり、個人やコミュニティが入手できる価格であるべき薬)に指定されています。

しかし、日本では医師の処方がないと手に入れられません。市販は認可されていません。

このことを私は知らなかったし、多くの女性がまだ知らないと思います。一般的な話題にものぼりません。

遠見さんのブログを拝見しました。
https://ameblo.jp/emmskk

遠見さんはこう書いています。
なぜ、日本では、こと中絶・流産に関して、世界標準のエビデンスに基づく医療が提供されないのか?

なぜ日本では、海外では1980年代から使用されWHOの必須医薬品に指定されている中絶・流産薬が認められていないのでしょうか?
女性の身を護るために必要な薬なのに、許可すると性が乱れるという意見がありますが、そんなことあるでしょうか?

医療の問題を道徳論にすりかえてます。日本の女性はこの問題についても不当な扱いを受けている状況であると思いました。法律を決める人たち(主に中高年男性か)の無関心、無見識が感じられます。

アフターピルがあることをみんなが知るようになり、当たり前に薬局で買うことができるような日が来ますように。それが、自分の体を自分で守ることができて、自分の行動に責任を取れる、ということじゃないでしょうかね。

〈追記〉
こちらの弁護士ドットコムニュースもどうぞ

https://www.bengo4.com/c_7/n_9654/

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気管支炎らしい

2019年01月15日 | 健康
2019/01/15

数日前、風邪予防に「鼻うがい」が効果的と書きましたが、そんな矢先、熱を出してしまいました。
ほんとうに情けない。
 
やっぱりね、私は呼吸器が弱くて風邪をひきやすいのです。
確かに今回、鼻うがいのせいか、喉、鼻とも痛みや腫れはなかったのですが、菌が気管支に行ってしまったらしい。胸のあたりがもやもやと炎症がある感じで、咳が出ました。

歌の発表会のせいで喉を傷めたと思っていましたが、寒気がして熱が出て気づきました。

歌の発表会は雪のちらつく寒い日で、荷物を置く部屋は鍵を閉められて、貴重品だけもって出るようにということで、カーディガンやお茶のペットボトルは持ち出せなかったので、薄いブラウスとスカートで長時間いたこと、風邪の人がいたことが原因でしょう。

幸いにも連休で寝て過ごしました。
だいぶ回復しました。
書くのも不本意ですが、こうして記録として残しておくと、後で見た時に役に立つのです。




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私の風邪予防対策は「鼻うがい」

2019年01月09日 | 健康

2019/01/09

風邪やインフルエンザが流行り始めています。
私はかつて風邪をひきやすく、「しょっちゅうひいてるね」などと言われたものでした。
でも、これをするようになってから予防に役立っていると思います。

それは「鼻うがい」です。

鼻の中についた菌が繁殖する前に洗い流してしまうのです。

もともとは花粉症対策で始めた「鼻うがい」でしたが、風邪をひかない効果もあると思っています。

長年、鼻うがいをしていて、ポンプ式のものなどいろいろ試していくうちに一番簡単かつ安上がりなのはこの容器を使うことだと思いました。


IMG_3140


これは100円ショップに売っている調味料さし。キッチン用品の棚にあります。

食品用の容器なので安全かと思います。
胴体部分が柔らかい素材で、指でギュッと押して湯が出せるものを選びます。

この容器に小さじ1杯の塩を溶かしたぬるま湯を満たして、赤い部分を鼻の中に入れて、おなかの部分を押して、ピューと湯を出して洗い流します。

容器に1回の量ではすっきり洗うのに足りないので、湯を足して2~3回洗い流すとさっぱりします。

塩を入れた湯を使うと、鼻の中に水を入れてもツンとしません。
初めてやる人は、そろそろと湯を入れながら様子を見てください。

慣れてくると奥まで洗うことができるようになります。

片方の鼻に湯を入れて洗うと、反対の鼻から湯が流れて出てきますから、交互にやります。また、喉から口に流すと、喉の奥の汚れも流れ出るので、口から出します。

朝の洗顔時、帰宅時、夜の風呂と1日に最低3回は洗います。花粉の季節、風邪の心配のある時は、もっと頻繁に洗います。くしゃみ、鼻水が出た時には、家にいれば必ず鼻うがいをします。

もう一つの予防対策は、しょっちゅう日本茶を飲むこと
これはお医者さんが言っていたことなのです。風邪の患者がたくさん来る病院で、お医者さんが風邪をひかないようにするのに、頻繁に日本茶を飲んでいるのだそうです。その間隔は20~30分おきだとか。

菌が繁殖する前に飲んで胃に送ってしまうと、胃酸で菌が死ぬのだそうです。お茶のカテキンには殺菌作用があるそうです。



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