よし坊のあっちこっち

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映画三昧ー 第四の核

2007年11月13日 | 映画
スパイ物といえば、やはり東西冷戦を背景にしたヨーロッパが舞台としてふさわしい。ロバート・ラドラム、ジョン・ル・カルレ、ジャック・ヒギンスやら、フレデリック・フォーサイス等の小説は大変スリリングである。そして、そのうちのいくつかは映画となっている。

フレデリック・フォーサイスの「第四の核」というのがある。原題は「The Fourth Protocol」という。テロリストを追い詰めていく話である。これは映画化されるなと思っていたが、仮に映画化されても、イギリス映画となるはずだから、主演がハリウッドスターとはならぬわけで、そうすると、日本上映はまずない。だから、日本で見るのはあきらめていた。

それがひょんなキッカケで見ることが出来たのは誠にラッキー。アメリカへの出張での機内上映にあったのだ。機内上映は全部見る主義なので、早速機内誌をチェック。と、「The Fourth Protocol」の字がポ~んと飛び込んできた。やはり映画化されておったのだ。米英公開が1987年らしいので、見た時期は恐らく88年頃だろう。主役はマイケル・ケイン。彼がテロリストを追い詰めていくのだが、テロリスト役をやっていた若い俳優が印象に残った。

後年、何代目かのジェームス・ボンドが発表されニュースを賑わしたのだが、顔を見てどこかで見たような奴だ。何処だっけ。あいつだ。テロリスト役のあいつだ。それがピアース・ブロスナンである。今なら007で有名になったブロスナンだから、日本のDVDの棚にも並んでいるだろう。

主役のマイケル・ケイン、好きな役者のひとりだ。今はたまに映画に出ては、フロリダでのんびりと暮らしている。


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