よし坊のあっちこっち

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アメリカの救急車

2008年02月21日 | アメリカ通信
昨年だったか、日本の小児科と産婦人科の先生のなり手がなくて困っていると言う話を読んだばかりだが。最近のニュースでは今度は外科医が足りない、なり手がいないと言う話で、日本は一体どうなってんの? 更には、歯医者が多すぎて廃業が相次いでいるとか。一見、世界に冠たる、至れり尽くせりの日本の保険医療だが、どうも怪しい。日本に住んでいいものか、考えてしまう。
それにしても、最近は患者たらい回しによる死亡事件がやたらと多い。救急車とやらに乗ったら最後、あの世行きを覚悟する時代のようだ。

救急車と言えば、日本は未だに無料なのか、やたらと出動回数が多いそうである。兎に角お金がタダとなると、とたんに本性がむき出しになり、ちょっとしたことでも呼ぶわな。なんだか、蜜に群がるハイエナにも似ている。

アメリカの医療は無茶苦茶高い。保険も高きゃ、診察も高い。風邪を引いたかもしれないなどと医者に行ったら、ハイ、一万円とくる。救急車なんか呼ぼうものなら、それで500ドル、5万円だ。だから、当然、呼ぶのも慎重になる。
かなり前の話だが、カアチャンが運転中にオカマを掘られた。全く怪我は無かったのだが、精神的ショックと英語が話せない為か、来た警官が何か有ったら大変と救急車を呼んで近くの病院へ搬送。そんな事とはツユ知らず、仕事から帰ったよし坊に丁度の電話。出ると警官からだ。お前のカアチャンは今病院だ、だが心配するな、元気だ。よし坊脱兎の如く15分ほど車を走らせ病院へ。着くとカアチャンが、病人よろしく横たわっていた。兎に角言葉が通じないから病院はいろいろ検査をしてくれちゃったわけで、後から来るは来るは、請求書。事故の責任は追突した奴だから、最終的には当方負担は当然ゼロだが、もし、コレが自己負担せにゃならんとしたらゾッとするような話だ。
それから2年後、今度はよし坊がオカマを掘られた。パトカーにやや遅れて、救急車が到着。救急隊が来て、オマエどうする、乗って行くか? これが500ドルってやつだ。もちろんノーサンキュー。

日本も金を取らにゃイカン時期ではないだろか。ニッポン人、何から何まで甘え過ぎだ。


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