よし坊のあっちこっち

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映画三昧ー封切館2番館3番館

2006年12月09日 | 映画
映画を観るとなると、昔は封切館は2本立て、2番館3番館になると、3本立てだった。ところが、映画が斜陽となり封切館は一本立て興行に踏み切って今日に至っている。

斜陽と共に2番館3番館は、とっくに姿を消しているが、どっこい、まだ生きているところもある。今も残っていると思うが、10年くらい前、単身赴任で東京は亀戸に1年位いた頃、浅草探検で3本立てをやっている浅草新劇場を見つけた。3本立てで昔の古い映画を掛けてくれる。鶴田浩二や高倉健のヤクザ物、勝新の兵隊やくざシリーズ等等。記憶では600円か800円だった。

映画ファンとしては、こんな映画館が残っているのはうれしい限りだ。今時ビデオやDVDで見りゃいいが、というが、映画を観る独特の雰囲気と言うのがあって、これを無視するわけにはいかないのだ。言葉では説明できない「雰囲気」。そういうものだろうと思う。

この映画館、場所が場所で、直ぐそばに場外馬券売り場があり、決して周りが綺麗ではなく、又この映画館に入るのも、ちょっとゾクっとくる雰囲気があり、一応心の準備というか、やや斜めに構えて入る必要がある。3本立ての長丁場、周りに気を配り用心しながらの鑑賞はスリル満点。時折酒臭い匂いが漂ってきたりする。

所変わって、アメリカは何と言っても映画のメッカ。このアメリカでも場所によって、2番館がある。よし坊の住んでいるところには3箇所くらいあるが、料金が安い。今、封切は8ドルくらい(午後4時以前だと6ドル)だが、この2番館は1ドルで1ヶ月遅れくらいの作品が観れるので、映画好きのよし坊にはもってこいである。だから、殆ど毎週観にいくこととなる。

そういえば、長らく住んでいた関西では、2番館などが残っているのだろうか。有るとすれば通天閣界隈か神戸の新開地界隈か。今度帰ったら探検する必要がありそうだ。


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