△水田の中央付近
荒しろかきから一夜明けた日曜日。
前日の土曜日には、へなちょこながらも事故もなく、何とか無事にしろかき
デビューを果たし、大きな自己満足を感じたブログ主。
一夜明けた今、自身のしろかきデビューをふり返ると、当然のことながら、
いろいろと反省すべき点もある。
とりわけ一番の反省点は、トラクターのオートリフト機能(Uターンや
バック時、自動で作業機が上がる)のことをさっぱり忘れていたこと。
オートリフト機能を切り、手動操作にさえしておけば、そんなに大回り
(2列前進5列後退)しなくても、作業機(ハロー)を上げることなく、
常に水田に接地させたまま回れたのだ。
次回の植えしろかき(しろかきの仕上げ)の際には、オートリフト機能を
手動に切り替え、より効率的な2列前進3列後退の「らせん式しろかき」を
実現させたいものだ(最後に外周を1、2周回って終了)。
△「らせん式しろかき」(2列前進3列後退)のイメージ図
ここで言う「らせん式しろかき」とは、師匠筋のTさんから伝授された
しろかきのやり方に、ブログ主が勝手に名前を付けたものだ。
全国的に見て、しろかきのやり方や回数にはいろいろあるようで、地域や
メーカー(推奨方法)、水田の形態や土壌の質・・、最終的には各個人に
よりまちまちだ。
推測するに、ブログ主の故郷の水田地帯では、トラクターを水田内で
いぼりこます(ぬかるみにハマり動けなくなる)ことがないように、
緩やかなハンドル操作を基本にした、この「らせん式」のしろかき方法が
生まれて来たのだろう。
とにもかくにも、ブログ主の場合は、亡父の農業仲間だったTさんのマネに
徹することに決めている。とは言え、耕作面積も非常に広いTさんとは、
トラクターのメーカーや大きさ、作業機の種類も異なっている上に、そもそも、
初心者のブログ主とは経験値や技量の差が大きすぎるので、実際にはマネ
すること自体が難しい。
結局は、Tさんのアドバイスを元に経験を積みながら、自分で考え工夫して
いくしかないのだ。
(終わり)