今日、近隣の町まで出張で出かけたついでに、その町にある
ホームセンターにちょっと寄ってみた。
「長男」がちょくちょく行く近所のホームセンターと同系列の
ホームセンターだ。
そこで小さな発見をした。
その町のホームセンターでは牛ふん堆肥が一袋265円で
売られていたのだ。
「長男」の町の店では348円で売られているものだ。正月の初売り
特別価格でも275円で売られていた。
10kmほどしか離れていない同系列の店なのに、こういうことも
あるのだ。
「長男」の菜園の土作りは鶏ふん堆肥を基本にすると決めた
ばかりだが、今日は、ついつい牛ふん堆肥もあわせて衝動買い
してしまった。
(終わり)
白菜の葉をめくり中心部をよく観察して見ると、すでに蕾のような
ものが出来ていた。
5株ともそれぞれが春に向けて花を咲かせる準備を始めていた
わけだ。
これで、今年の白菜は5株の全てが結球しないままに終わった
ことがはっきりした。
これが、土も痩せている上にろくに堆肥も与えられていない畝で
育った白菜たちの精一杯の成長だったのだろう。
白菜の蕾も食べることができるそうだが、「長男」は潔く5株の
白菜を処分した。
野菜にしろ何にしろ、人の口に入るまでりっぱに育ててあげるのが、
いやしくも「農」を志す者の責任だ。(我ながら気恥かしくなるくらい
肩に力が入っている)
そう思うと、自分自身に対し無性に腹が立って来た。
無念さを噛み締めながら、この失敗を二度と繰り返さないように
しようと心に誓った「長男」であった。
白菜を処分した畝を耕しながら、さっそく次の作物のために鶏ふん
堆肥と石灰を混ぜておいた。
(終わり)
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