大事に至らなかったことが、不幸中の幸いだった。
里山の畑でブルーベリーの世話を済ませて、次の場所に移動するため、
トラックを走らせ始めてすぐのこと。畑横を通る農道の路肩に前輪の
左タイヤを取られてしまった。どうやら、雨で路肩が緩んでいたようだ。
バックして農道に戻ろうとするのだが、4WDのトラックの全てのタイヤが
空転し始め、全く身動きがとれなくなってしまった。
結局、近所の農家で師匠筋のTさんに救援を頼み、後ろからトラクターで
引っ張ってもらい、トラックは無事、農道に戻れた。Tさんには、何事に
つけ、お世話になってばかりである。この場を借り、再度、心の中でお礼を
言っておきたい。
なお、Tさんの言によれば、過去、この農道から畑に滑り落ち、横転した
車もあったとのこと。
今回、大事に至ることはなかったが、農道における危険回避の大切さを、
肝に銘じたいところである。
(終わり)