福岡発 コリアフリークなBlog

韓国や韓国語に関するオタクの雑学メモ。韓国映画はネタバレあり。 Since 2005/9.14

5大輸出製品の中味

2008年01月24日 |   〇政治・経済

今日、多くの韓国メディアが大韓商工会議所がまとめたある調査
結果について報じていた。

韓国の財閥企業が国内で製造・輸出している主要5大製品に
使われている部品の海外依存度に関する調査だった。

ことあらためて注目するような調査ではないが、一応、記録に
留めておくことにした。

ここでは、図表入りでコンパクトにまとめられていたデータニュースの
記事から一部を翻訳練習してみた。

・・・・・・・・・・・・・・・

■ 반도체 등 효자수출품, 부품 상당량 '수입산' 쓴다
半導体など主要輸出品、多くの「輸入部品」を使用
(データニュース 1月24日)

반도체, 자동차 등 국내 효자 수출품들이 부품 상당량을
수입산을 쓰는 것으로 나타났다.
半導体、自動車など韓国の主要輸出品で、相当量の輸入部品が
使われていることがわかった。

대한상공회의소가 최근 국내 5대 수출제품(반도체·자동차·
선박·무선전화기·디스플레이) 제조 기업 500곳을 대상으로
<국내 수출주력제품의 해외의존도>를 조사한 결과, '핵심
부품소재를 수입에 의존한다'는 기업이 45.6%에 달했다.
大韓商工会議所が最近、韓国の5大輸出製品(半導体、自動車、
船舶、携帯電話、ディスプレイ)の製造企業500社を対象に「韓国の
主要輸出製品の海外依存度」について調査した結果、「核心部品
素材を輸入に依存している」と答えた企業が45.6%に達した。



제품별로는 '무선전화기'(60.0%)의 수입산 부품 의존도가
높았고 ▲'디스플레이'(48.9%) ▲'반도체'(48.0%) ▲'자동차'
(36.8%) ▲'선박'(29.4%) 순이었다.
海外依存度が最も高い製品は「携帯電話」(60.0%)で、以下、
▲「ディスプレイ」(48.9%)▲「半導体」(48.0%)▲「自動車」
(36.8%)▲「船舶」(29.4%)の順だった。



부품소재를 가장 많이 수입한 나라는 '일본'(40.6%)이었고,
'미국(21.9%)'과 '중국(13.5%)'이 뒤를 이었다.
一方、部品素材を最も多く輸入している国・地域は「日本」
(40.6%)で、以下、「アメリカ」(21.9%)、「中国」(13.5%)
などの順あった。

-以下省略-

(終わり)

       ← 応援のクリックをお願いします。


韓国の悲しい不退去罪

2008年01月24日 |  〇文化・歴史

07年冬のプサン訪問から帰国した後、「チョンセ(伝貰)雑考」なる
一文を書き込んだ覚えがある。

「チョンセ」とは、利子が家賃代わりになる程度のまとまった
保証金を家主に預け部屋(家)を借りて住むという制度だ。原則、
月払いの家賃を払う必要はなく、家を出るときには保証金を返して
もらうことになっている。

今日、ハンギョレ新聞でその「チョンセ制度」をめぐる矛盾が読み
取れる事件記事を読んだ。

この事件でチョンセの保証金を返してもらえず泣かされているのは、
ある朝鮮族夫婦だ。

たとえ一部の問題だとは言え、特に韓国社会に「根」のない者に
対し、不条理が一層露骨化するのが、このチョンセ制度だと言える。

・・・・・・・・・・・・・・

■ 중국동포 ‘퇴거불응’ 몰려 되레 입건
チョンセ保証金の返還求めた朝鮮族男性を「不退去罪」で書類送検
(ハンギョレ新聞 1月23日)

“뼈빠지게 일해 모은 돈을 되찾으려고 했을 뿐인데 ….”
「必死に働いて貯めたお金を返してもらいたかっただけなのに...」

전세금을 돌려받기 위해 주인집을 찾아갔다 되레 경찰에
입건된 재중동포 황아무개(49)씨는 허탈한 듯 말했다.
지난 22일 저녁 9시께 서울 종로구 숭인동 임아무개(49)씨
집에서 “전세금 2300만원을 돌려달라”고 요구하던 황씨는
“집에서 나가라”는 임씨의 말에 따르지 않은 혐의(퇴거불응)로
체포돼 서울 혜화경찰서에서 조사를 받고 23일 새벽
풀려났다.
チョンセの保証金を返してもらおうと家主宅を訪ね、逆に警察に
逮捕された朝鮮族男性の黄さん(49)は、そう語って肩を落とした。
黄さんは、1月22日午後9時ごろ、ソウル市鐘路区ソンイン洞の
イム某さん(49)宅を訪ね「チョンセの保証金2300万ウォン(約
290万円)を返して欲しい」と要求したが、「出て行け」というイム
さんの言葉に従わなかった容疑(不退去罪)で警察に逮捕された。
警察署で取調べを受けた黄さんが釈放されたのは、翌日未明の
時刻であった。

황씨 부부는 지난 1999년 9월 석달짜리 방문비자로 입국한
뒤 불법체류자 신분으로 건설현장과 식당 등에서 일했다.
하루 1만원짜리 쪽방에 살면서 돈을 모은 이들 부부는 2004년
3월 어렵게 전셋방 한칸을 마련했다. 하지만 같은해 10월
부인이 불법체류 단속에 걸려 중국으로 돌아간 뒤 황씨도
자진신고를 하고 2005년 8월 한국을 떠났다. 갑작스럽게
한국을 떠나게 된 황씨는 국내에 있던 처형 정아무개씨에게
전세금을 대신 받아달라고 부탁했다.
黄さん夫婦は1999年9月、3ヶ月の短期訪問ビザで韓国に入国
した後、不法滞在の身分で建設現場や食堂などで働いた。1日
1万ウォン(約1200円)の宿代を払い狭い部屋で暮らしながら
お金を貯めた黄さん夫婦は、2004年3月、やっとの思いでチョンセの
一部屋を借りることができた。しかし、同年10月、夫人が不法
滞在で検挙され中国に帰国し、翌年、黄さんも自ら出頭し2005年
8月、中国に帰国した。あわただしく韓国を去った黄さんは、韓国に
暮らしている妻の姉のチョンさんにチョンセの保証金を代わりに
受け取ってくれるように頼んでいた。

이후 정씨는 몇차례 집주인 임씨를 찾아갔지만 “황씨가 직접
와야 줄 수 있다”는 말만 들었다. 2006년 9월 정씨가 황씨를
대신해 낸 소송에서 승소한 뒤에도 임씨는 전세금을 돌려
주지 않았다.
しかし、チョンさんが家主のイムさん宅を何度訪ねても「黄さんが
直接来ないとお金は渡せない」と追い返されるだけだった。2006年
9月、チョンさんが黄さんの代理で提訴した裁判で勝訴した後も、
家主のイムさんはチョンセの保証金を返さなかった。

같은해 8월 취업비자를 받아 다시 한국을 찾은 황씨는 1년
5개월여를 더 기다리다 마침내 지난 22일 임씨 집에서 “돈을
받기 전에는 한발짝도 움직일 수 없다”며 버티기에 이르렀다.
30여분 뒤 황씨는 임씨의 신고로 출동한 경찰에 연행됐다.
임씨는 “집이 경매에 넘어간 뒤 두차례나 유찰돼 전세금을 못
줬을 뿐이며, 집이 팔리면 전세금을 줄 생각이었다”고
경찰에서 말했다. 경찰은 황씨를 불구속 기소 의견으로
검찰에 송치할 예정이다.
2006年8月、就業ビザを取得し韓国に再入国した黄さんは、
その後1年5ヶ月あまり待っても保証金を返してもらえないことに
業を煮やし、今月22日、イムさんの家で「お金を受け取るまでは
一歩も動かない」と実力行使に及んだ。しかし、約30分後、
イムさんの通報を受け現場に駆けつけた警察官に逮捕されて
しまった。警察は黄さんを書類送検する予定だ。一方、家主の
イムさんは警察に対し、「現在、貸家は競売にかけられていて
売買の話が2度も流れたので、保証金を返していないだけだ。
家が売れれば保証金を返すつもりだった」と語っているという。


(終わり)


       参加カテゴリ:地域情報(アジア)/語学・英会話