福岡発 コリアフリークなBlog

韓国や韓国語に関するオタクの雑学メモ。韓国映画はネタバレあり。 Since 2005/9.14

ナ・フナ、怒りの会見

2008年01月25日 |   〇芸能・スポーツ

様々な怪情報が流され渦中の人物となっていたナ・フナが25日、
ついに記者会見を持ち、噂話やデマに対する弁明とともに現在の
率直な心境を明らかにした。

ナ・フナの会見の一部をメディアを通じて聞きながら、「ヲタク」は
「ヲタク」なりに自分自身の姿勢を少しばかり反省させられた。

というのも、この問題を半分以上、野次馬根性で眺めていた
自分の浅はかさに気付かされたからだ。

このブログでも、「双春年現象の謎」をはじめ、韓国社会では時として
何の根拠もない風説やデマが合理的な検証もなしにマスメディアを
通じて社会に広まり、大きな社会現象を生み出すことを批判的に
取り上げて来た。

今回のナ・フナの怪情報事件にも、同種の問題が潜んでいたことは
間違いない。

今回の事件では、無責任なデマやそれを事実確認もしないまま
伝えるマスコミの無責任な報道姿勢が、女優や歌手を愚弄し
苦しめたところに問題の本質があったのかもしれない。

ナ・フナの会見からは、厳しい歌の道を生き抜いて来た真の大衆
芸能家としての誇りや憤りが十分に伝わってきた。

「被害者」が芸能人だからと言って、興味本位に取り扱うような
性質の問題ではなかったのだ。

ナ・フナの言葉に多くの意訳を交えながら関連報道を翻訳練習して
みた。

・・・・・・・・・・・・

■ 성난 나훈아 “질문하지 말라…오늘은 듣기만 하라”
ナ・フナ、怒りの会見 「今日はあなたたちが私の話を聞く番だ」
(ソウル新聞 1月25日)



괴소문에 시달려온 가수 나훈아씨가 25일 기자회견을 통해
자신을 둘러싼 저간의 억측성 루머에 대해 “사실 무근”이라고
단언하며 각종 보도들에 대해 일일이 반박했다.
数々のデマに苦しめられて来た歌手のナ・フナが25日、記者
会見を通じ、この間、本人をめぐりささやかれて来た憶測混じりの
噂話について「全て事実無根だ」と全面否定し、各種報道に
ついて一つ一つ反駁を加えた。

나씨는 이날 홍은동 그랜드 힐튼호텔에서 가진 기자회견에서
시종 언론의 마구잡이 보도 행태에 대해 정색하고 꾸짖는 듯한
태도를 보여 눈길을 끌었다.
同日、ソウル市ホンウン洞のグランドヒルトンホテルで開かれた
記者会見で、ナ・フナはマスコミの無責任な報道姿勢を叱責でも
するかのような態度まで見せた。

나씨는 작심하고 나온듯 회견 모두에 “저는 한게 없기 때문에
해명할게 없다.”고 운을 뗀뒤 “진실을 바탕으로 (사실을)
대중들에게 알리라”며 언론에 훈계를 퍼붓기 시작했다.
覚悟を決めたように会見場に臨んだナ・フナは、会見冒頭、まず
私はやましいことは何もやっていないので釈明することもない」と
話を切り出した。そして、「真実に基づいた事実を大衆に伝えて
欲しい
」とマスコミに対する不満と要望を強い口調で語り始めた。

처음부터 무거운 표정으로 연단에 오른 나씨는 “해명은 문제를
일으킨 사람이 설명하고 시시비비를 가리는 것”이라고 전제한
뒤 곧바로 참석 언론인들을 향해 화살을 겨누었다.
固い表情で会見場に姿を現したナ・フナは「釈明とは問題を起した
者が事情を説明し是々非々を明らかにすることだ」とした上で、
会場に詰め掛けたマスコミ関係者らに怒りの矛先を向けた。

나씨는 “해명은 확실치 않은 얘기를,제대로 실제에 근거하지
않고 조금이라도 보도를 한 기자나 언론에서 해야 할 것”
이라고 반박했다.
ナ・フナは「釈明しなければならないのは私ではなく、たとえ一度
でも、不確かで根拠のない話を、きちっとした取材もせずに垂れ
流した記者やマスコミの側だ
」と強い口調でマスコミの報道姿勢を
批判した。

나씨는 “저는 절대 이런 자리를 만들려 하지 않았고 절대 나와서
이런 얘기를 하려 하지 않았다.”고 주장하기도 했다.

さらにナ・フナは、「私は決してこういう場を持ちたくなかったし、また、
こういう場に出て話したくもなかった」と語った。

자신이 40년을 노래했다는 사실을 상기시킨 뒤엔 “나를 대우
하라 하지 않겠다.언론에 그런 정서가 없다는 것을 알기
때문에…”라는 말로 언론에 대한 불편한 심기를 한껏 드러내
보였다.
また、ナ・フナは40年に及ぶ自らの歌手生活に触れながら、
「ベテラン歌手に対する最低限の礼儀を守って欲しいとは言わない。
マスコミ界にそういう文化がないことを知っているからだ」とも語り、
マスコミに対する深い不信感を口にした。

나씨는 “기사를 다룰 때는 적어도 신중하라는 것”이라며 “더
알아보고 챙겨보고,진실을 바탕으로 해서 사람들에게,대중들
에게 알려야 한다.진실은 어디로 가고 엉뚱한 얘기만 난무하나.
이런 식이라면 왜 목숨을 담보로 전장터에 나가서 취재하는
기자들이 있나.”라며 언론의 행태에 대해 거침없이 공격을
퍼부었다.
その上で、「記事を書き掲載する時は、少なくとも慎重を期して
欲しい。マスコミは、物事を慎重に調べ、関連資料を集め、真実に
基づいた事実を大衆に伝える義務がある
。それなのに、真実は
どこかに吹っ飛んでしまい、くだらないデマばかり乱れ飛んでいる。
世界には真実を求め命がけで戦場に出かけ取材している記者まで
いる
のに、実に嘆かわしいことだ」と、最後までマスコミに対する
強い批判を繰り広げた。

(終わり)


       参加カテゴリ:地域情報(アジア)/語学・英会話 


東莱温泉の足湯

2008年01月25日 |  〇語彙と表現

■ 강추위 속 온천욕
極寒の中の足湯
(ニューシス 1月24日)



전국적으로 동장군이 기세를 부린 24일 오후 부산 동래구
온천동 노천족탕을 찾은 시민들이 온천욕을 즐기며 추위를
잊고있다.
全国的に冬将軍が猛威を振るった24日午後、プサン市東莱
(トンネ)区温泉洞で温泉を訪れた市民らが露天の足湯を楽しみ
ながら寒さを忘れている。

・・・・・・・・・・・・・・・

このフォトニュースを通じ韓国語でもいわゆる「足湯(あしゆ)」が、
同じ漢字語で「족탕(足湯)」と表現されていることを初めて知った。

ところで、この「족탕(足湯)」という表現も、どうやら日本語直訳調の
和製漢字語のようだ。

というのも、ネット上では「足湯(あしゆ)」を意味する「족탕(足湯)
の用法がかなり広範に定着していることが確認できたが、
「国立国語院標準国語大辞典」には「牛足のスープ」を意味する
족탕(足湯)」の用法しか記載がない。

(終わり)

      参加カテゴリ:地域情報(アジア)/語学・英会話