福岡発 コリアフリークなBlog

韓国や韓国語に関するオタクの雑学メモ。韓国映画はネタバレあり。 Since 2005/9.14

初の西洋人芸者

2008年01月08日 |   〇日本を読む

芸者修行で演奏練習する日本の「전통 현악기(伝統的な弦楽器)
と言えば、やはり「三味線」だろうか。

そんなことを考えながら読んだイギリス系メディア発の日本関連
記事だ。

それにしても、韓国メディアがカバーする日本関連記事の範囲は
広い。今更ながらに驚かされる。

今日の翻訳練習に取り上げてみた。

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■ 최초 서양인 게이샤 사유키
初の西洋人芸者、サユキ
(連合ニュース 1月8日)

일본의 400년 게이샤 역사상 최초로 서양 게이샤가 탄생했다고
영국의 일간 텔레그래프 인터넷판이 7일 보도했다.
400年に及ぶ日本の芸者の歴史の中で、初の西洋人芸者が誕生
したとイギリスの日刊紙テレグラフ(電子版)が7日、伝えた。

신문에 따르면 15세때 교환학생으로 일본을 찾은 호주출신
피오나 그레이엄이 일본 고등학교와 게이오대학, 영국 옥스퍼드
대학을 거쳐 사회인류학 박사가 됐으며 10개월간 도쿄시내
아사쿠사에서 게이샤 교육을 받고 최근 '사유키'라는 이름으로
게이샤에 입문했다.
同紙の報道によれば、オーストラリア出身のピオナ・グレイアム
さんは、15歳の時に交換学生として日本に留学し、日本の高校や
慶応大学で学び、その後、オックスフォード大学で社会人類学の
博士号を取得した。そして、最近、東京の浅草での10ヶ月間に及ぶ
芸者修行を終え、「サユキ」という名で芸者の仲間入りを果たした。

사유키는 아사쿠사 게이샤 구역에서 북과 다도(茶道), 대화법,
전통춤, 오락 등을 체득해야 했고, 매일 전통 현악기를 연주했다.
サユキは、浅草の芸者街で小太鼓や茶道、客との会話術、日本
舞踊、伝統遊戯などを学び、毎日、三味線の稽古も行った。

그동안 세계의 수많은 여성 인류학자와 언론인들이 게이샤
세계를 묘사했지만 서양인으로서 엄격한 게이샤 수업을 소화해
내고 정식 게이샤가 되기는 그레이엄이 처음이다.
これまで、世界の多くの女性人類学者やマスメディアが芸者の
世界を描いて来たが、西洋人が厳しい芸者修行を最後まで成し
遂げ正式な芸者になるのは、グレイアムさんが初めてだ。

그는 게이샤가 되기 위해 매월 10만엔(86만원 상당)의 수업료를
지불해야 했고 승용차 한대값에 해당하는 기모노를 구입해야
했다.
彼女は芸者になるため毎月10万円の授業料を納め、車1台分に
あたる高価な着物を購入した。

일본에서 인생의 절반을 보낸 사유키는 해외 대학 강단에서
일본 문화를 강의하고 수많은 저서를 발간했으며 일본 NHK와
영국 BBC, 미국 내셔널 지오그래픽 제작진과 함께 일본 문화를
주제로 다룬 다큐멘터리를 제작했다.
日本で人生の半分を送った彼女は、海外の大学で日本文化を
講義しながら日本関連の本も数多く出版してきた。日本のNHK、
イギリスのBBC、アメリカのナショナルジオグラフィックなどと共同で
日本文化をテーマとしたドキュメンタリー作品を制作したこともある。

한편 사유키가 공부한 사회인류학은 연구자가 직접 연구대상이
돼 사회문화를 체험하는 형태의 학문이다.
彼女が専攻した社会人類学とは、研究者が直接、研究対象の中に
入り込み社会文化を体験するスタイルの学問だ。

(終わり)

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カワラヨモギ茶

2008年01月08日 |  〇買い物編
2007年冬のプサン訪問時、妻が釜田(プジョン)市場で
인진쑥차(カワラヨモギ茶)」を買って来た。



△丸薬っぽく丸めたカワラヨモギを煮るとお茶ができる

カワラヨモギは、漢方の世界ではそこそこ名の知れた薬草らしい。

この冬、再会した妹からこのお茶を飲み始めて彼女の夫の
脂肪肝の状態が正常に戻ったなど、いろいろと「カワラヨモギ茶」の
効能を吹き込まれ、その気になったようだ。

値段も1kgあたり4000ウォン(約500円)と手ごろだったそうだ。

「ヲタク」は以前、ウコンの粉末を飲み始めながらも、あまりの
まずさに1週間も経たずにやめた経験がある。

しかし、この「カワラヨモギ茶」は、まずまずの味だ。


△カワラヨモギ茶

苦いのは苦いが、ヨモギっぽい風味もちゃんと生きており
「微妙においしい」と言っても大げさではない。

これなら続くかもしれない。


(終わり)


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イエス天国不信地獄

2008年01月08日 |  〇語彙と表現


△1月8日付ハンギョレ新聞(訳責、加筆「ヲタク」)

韓国メディアで独自の地歩を確立している風刺漫画だが、その
内容を理解するにはかなりの予備知識が必要とされることが多い。

例えば、1月8日付ハンギョレ新聞の風刺漫画。

主人公は、当然、次期大統領のイ・ミョンバク氏(略称MB)だが、
彼が高麗大学の出身であり、「英雄時代」(04)というテレビドラマで
ヒーローとして描かれたこともあるという基本的な予備知識が
ないと風刺の内容が全く理解できない。

さらには、キリスト教徒の多い韓国社会ならではの慣用句である
예수천국불신지옥(イエス天国不信地獄)」の理解も必要だ。
意味は読んで字の如く「イエスを信じるものは天国へ、信じない
ものは地獄へ」となる。

だから、上記の風刺画であえて直訳調に「MB天国不信地獄」と
した部分は、本来なら「MBを信じる者は救われ、信じない者は
地獄へ
」、あるいはもっと単純に「MBを信じる者だけ救われる
程度に意訳したいところだ。

久しぶりに、一般的な韓国語学習には99.99%役に立ちそうも
ない「ヲタク」の韓国語メモだった。


△「巨人天国、不信地獄
オマエは天国には行けないッ!
(写真とは無関係)

(終わり)

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