ドイツ日記 Les plaisirs et les jours

ドイツに滞在して26年経過。2年後に日本へ本帰国予定。ゴルフを始めて4年半ですが相変わらず下手な初心者ゴルファーです。

試し乗り

2008年08月14日 | 日記
本日は午前中会社をサボって車屋さんに行き、試し乗りをしてみた。そろそろ新しい車が来るのだ。

それにしても、納車まで6週間から8週間とか言ってたのにほぼ3ヶ月もかかった。全くいい加減なもんだわ。

試し乗りといっても今の車も今度の車も同じゴルフなので、基本は変わらないんだけどね。でも、今度はとうとうギアをマニュアルからオートマにしてもらったのが大きな違いかな。

日本じゃ、今頃マニュアル車なんてないんだろうけど、ヨーロッパでは今でもマニュアルが主体だ。マニュアル運転を好む人が多い。オートマは中・高年が主に乗る高級車に多いけど、すべての高級車がオートマというわけでもないのだ。その当たりが日本人とヨーロッパ人の好みの違いかなあ・・。

ま、私も充分中・高年の部類だし、高級車ではないけどゴルフにもオートマがあるらしいので、それにしてもらったのだ。何故って、左の膝はスキーとバレエで靭帯と半月板の手術をしていてそれ以来完治はしてなく時々痛むのだ。特にゴルフして18ホールをカート引き摺って歩いた後などに。そういうわけで、左膝にできるだけ楽させてあげたかったのよね。

というわけで、1時間半ほどオートマ車を試し運転して、自分の車を運転して会社に行く途中に、すでにクラッチを踏むのを忘れてしまっている自分に気がついた。信号の前でボーっとしてブレーキだけ踏んであわやエンストしそうになりました。

そのうちマニュアル車を運転できなくなるんじゃないだろうか・・?ヨーロッパのどこかに旅行に行ってレンタカーを借りたときに困るかも。ま、いいか・・。

車を購入するときにいつも悩むのは、今度はどんなナンバーにしようかな・・ということだ。ドイツではナンバーは自分の好きなように決められるのだ。日本もそうだったっけ?

で、今度は、市のイニシャルであるDの後にRCとしてその後に4桁の数字にすることにした。何でかといいますと、先日葡萄の成長具合をチェックに行ったロマネ・コンティの畑を思い出したから。Domaine de la Romanée-Contiは略してDRCと呼ばれるんですね。



Romanée-Contiの表札のある塀の向こうはロマネ・コンティの葡萄畑


そういうわけで、私の新しい車のナンバーは、D-RCXXXX でございます。XXXXの部分は誕生日にしましたけど。ほとんど冗談のようなナンバーの決め方ですけど、DRCのワイン飲んでみたいという願望ですわ。

ところで、ブルゴーニュに行ったときには、ロマネ・コンティの畑を必ず訪ねるんですが、今回も行ってきました。でも前にはなかった看板が塀に張ってあって、「皆さんがここを訪れる気持ちは良くわかりますが、弊の中には立ち入らないでください。」と書いてありました。世界中の観光客があのロマネ・コンティの畑を見に来るんですね。私らもその観光客ですけど。ロマネ・コンティ家のワインは到底買えませんが、その畑のすぐ隣の畑の持ち主からワインを買って来ました。あまり知られてないワイン生産者ですけど、ヴォーヌ・ロマネ村(Vosne-Romanée)に行ったらこの生産者のところでいつもワインを買ってます。ロマネ・コンティのすぐ隣の畑なのに、特級畑じゃなくって1級畑。そんなに土壌が違うんだろうか?

因みに、ボーヌ(Beaune)の本屋さんにつながったワイン屋でロマネ・コンティを売ってましたが、何年ものか忘れたけど1本が6900ユーロもしてました。 日本円にすると1本が100万円以上

誰か買って飲ませてくれるような奇特な人はいませんかねえ・・、いるわけないか。


葡萄畑を眺めるだけで出来上がったワインには手が出ないロマネ・コンティ