ドイツ日記 Les plaisirs et les jours

ドイツに滞在して26年経過。2年後に日本へ本帰国予定。ゴルフを始めて4年半ですが相変わらず下手な初心者ゴルファーです。

寮仲間勢ぞろい

2005年09月17日 | 日記
今を去ること数十年前、ある女子大1年生だった私はキャンパス内にある大学寮に住んでいた。当時4つあった大学寮の中でも最古の寮で木造のオンボロの建物内はすべて4人部屋。両側に2段ベッドがあり、真ん中に机が4つ、入り口近くに洋服ダンスが置いてあるだけの質素な部屋で他の3つの寮に比べてもずいぶん見劣りのする住環境だった。この歴史的な寮はあまりにも古かったので我々が最後の住人となり翌年には取り壊されることになり2年になるときにはそれぞれ他の寮や近辺の下宿先、アパートなどに散っていったのだった。

当時の寮仲間数人とメーリングリストを始めてはや10年近くになるが、私と同じ部屋の仲間のうち1人だけがつい最近まで音信不通の状態でいたのだがひょんなことから元気にしていることがわかり、本日あの寮を出て以来?10年ぶりに4人が一堂に会することになったのだ。

本日のランチ会には我々4人のルームメイトと二つ隣の部屋の2人が参加し5時間ばかり話しに花を咲かせた。

音信普通だった彼女はそれなりに波乱万丈な人生の後今では故郷で認知症のグループホームで介護の仕事に精を出している。彼女と私はシングルだが、後の4人は家庭を持ち夫や子供の世話をしながら英語教師、日本語教師として活躍しているが、本日のトピックはやはり親の介護問題や認知症(ボケの方が私は好きなんですけど)や老人ホームの話となった。私はもう卒業したが今現在親の介護で苦労している寮仲間もいるのだ。

これがあと数年すると自分たちのボケの話題となり老後はどうするかという話になるんでしょうね。昔の寮仲間でグループホームやろうよ・・なんて話も出たり。
あの質素な4人部屋の寮生活を体験しているからどんなひどい環境も耐えられるよね・・なんて昔を思い出したり。悲惨だったとはいえ、楽しい寮生活だった。この年齢になってもまだ皆で揃って大笑いしながら昔話ができるなんて幸せだ。

レストラン、カフェと梯子して5時間話し続けて再会を約束して解散となった。


渋谷は相変わらず人が多い・・

2005年09月17日 | 日記
さて帰国2日目の昨日も盛りだくさんのことをこなした。我ながら驚くくらい元気だわ。

朝はウォーキングをちゃんとこなし、11時過ぎに渋谷に出て本屋でブラブラ。早速例の漫画「嫌韓流」と文庫本「親日派のための弁明」それから写真説明入りの「茶の湯入門」を購入。

12時半に待ち合わせていた友人S子と合流しランチをする。彼女は元駐妻でドイツではよく一緒に遊び歩いたものだった。知り合って数ヶ月後に実は同じ大学の1学年先輩だったこともわかり、音楽の趣味なども似ていてすっかり意気投合したのだ。ご主人の帰国に伴い彼女も帰国したが、2年前に離婚した。いわゆる熟年離婚ってやつですね。今は英語の非常勤講師などをしてひとりでがんばっている。
歌が何よりも大好きな彼女はドイツでもよくコンサートをしていたが、東京に帰ってからもジャズやボサノバをよく歌っているらしい。

彼女は日本の未来に悲観的だ。台風・地震の怖さや朝鮮・中国の脅威だけでなく、今の若者たちを見ていると日本の内部からすでに崩壊が始まっていると思うらしい。フリーターやニートの問題もあるし、実際に教壇に立って教えていてどうしようもない生徒たちを前にして絶望的な気になると。


ランチの後は私の買い物に付き合ってもらい、公園通り方面へ散歩。
まず、電気屋にてMP3プレイヤーと万歩計を購入。
それから、チャコットでトウシューズとダンス用の靴を購入。

夕方彼女と別れた後私は骨盤矯正・整体マッサージへ。気持ちいいわ~~!

午後7時半頃居候先へ帰宅。居候先の家族と二子玉川まで食事に出てまたまたお腹いっぱいになって帰宅。う~ん、日本に帰ってくるとつい食べ過ぎるわ・・。

・・というわけで2日目が終わり、本日3日目は大学の寮時代の同窓生と丸の内でランチ。そろそろ出かける準備をしなくては。