日本はすでに11月10日になっているけれど、ここドイツはまだ9日。今から15年前の11月9日にベルリンを東と西に分けていた壁が崩壊した。あれからもう15年も経ってしまったんですね。本日のドイツのテレビニュースはこの記念すべき15年前の歴史的瞬間のビデオを何度も流したり、当時東側から西側に入国した人々の回想などをやっていた。いまだに統一後の問題をいろいろ抱えているドイツではあるが、とにかく統一されてひとつになったし、その後の世界は東西冷戦も終わりを迎えた。それなのに、世界はちっともいい方向に向かわず、北朝鮮は相変わらずだし、イスラエルとパレスチナの問題も一向に解決せず、アメリカは勝手に他国に侵略し破壊を繰り返す毎日・・・。今この瞬間にもアメリカはイラクの Falludscha を完全包囲して殺戮を繰り返している。そして アラファトは死の床にある。これからイラク及び中東情勢がどうなっていくのか・・・。
そうでした、15年前の1989年には私が愛した人々のうちのひとりが亡くなったのでした。ベルリンの壁が崩壊する数ヶ月前に。ドレスデンで爆撃を体験した彼にはせめて壁崩壊だけでも知ってほしかったです。
そうでした、15年前の1989年には私が愛した人々のうちのひとりが亡くなったのでした。ベルリンの壁が崩壊する数ヶ月前に。ドレスデンで爆撃を体験した彼にはせめて壁崩壊だけでも知ってほしかったです。