やわらかい螺旋

徒然なるままに

2011-09

2011-10-01 13:05:24 | 

2011年9月の読書メーター
読んだ本の数:45冊
読んだページ数:8190ページ
ナイス数:59ナイス

■わたしが好きな和の生活
和ダンスとか大きいものじゃなくて、布とか小物で充分、和テイストは楽しめるものですね。ビンに布を巻きつけてお雛様っぽくするのは真似してみようかな。湯たんぽ、最初は背中あたりに入れておいて、眠るときに足元に移動っていうのは自分もやっていて、本当にあったまります。
読了日:09月30日 著者:きくち いま
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/13717963

■大橋歩コレクション5 きものでわくわく (大橋歩コレクション (5))
カラーで紹介されている着物が本当に素敵。帯が大事だというのは見れば頷けます。私も羽織は長いのが好きです。やっぱりあちこち隠れる場所が増えるから。
読了日:09月30日 著者:大橋 歩
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/13717901

■ひとりぐらしも5年め
一人暮らしだからこその日常、って感じです。風邪を引いて気が弱くなったり、心霊番組を見て怖くなっちゃったり。ユニットバスの部屋には住んだことがないんですが、慣れるまで大変そうだなあ。
読了日:09月30日 著者:たかぎ なおこ
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/13717861

■君野倫子の おせっかい着物暦
所々のひとくちメモがとてもタメになります。雨コートを着る前に着物の裾を腰あたりで腰紐で留めちゃうとか、知らなかったことが多いです。会津木綿と阿波しじらの着物を着てみたいなあ。巻末のショップリストと、下駄の材質や歯の形やらが表になってまとめて見られるのが嬉しいです。下駄ってこんなに種類あるのね。
読了日:09月30日 著者:君野 倫子
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/13717735

■着物中毒
中毒っぷりが炸裂してます。上級者としての意見もありつつ、初心者向けに優しく書いている感じで、さすがに中島梓の文章だなあ。着物と資産価値を結びつけるな、というのは目からウロコ。確かにそうだなあと納得。帯を切って作り帯にするなんてちょっと勇気が・・・と尻込みしていたのだけれど、使わないほうがもったいないし、やってみようかなあ。
読了日:09月29日 著者:中島 梓
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/13694229

■着物でお出かけ十二ヶ月 ~コーディネート四季暦
何を着て出かけようかな、という場面で、着物が選択肢に含まれると楽しいだろうな。日常的に着物だったらもっと楽しいかもしれないし。割烹着とか着てみたいなあ。
読了日:09月29日 著者:平野 恵理子
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/13694218

■週末、森で
田舎にいるから全面的にスローライフ、ってわけじゃないのがリアルでいいな。早川さんの言ってることはごく普通のことで、別に名言を狙っているわけじゃないんだろうけれど、イライラしていたりして疲れていると、なんだか沁みますね。髪の毛を切ったせっちゃんの発想の転換が素敵。
読了日:09月29日 著者:益田 ミリ
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/13694168

■上品な人、下品な人 (PHP新書)
確かにこれは下品だなあ、と思うところも結構ありました。一点豪華主義はダサいというより貧乏臭いと思っているので、下品っていう部類じゃないかもしれないなあ、とか、自分の意見を発見したり考えるところもありました。
読了日:09月29日 著者:山崎 武也
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/13694149

■やさしい和裁―単衣作り方から着方、帯結びまで
清水式軽装帯の作り方が載っているのに、どうやって装着するのかイマイチ分かりません;着付けと帯結びも紹介しているのに、取り上げてないのが残念です。作った現物を見れば分かるかな?
読了日:09月28日 著者:清水 とき
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/13676254

■着物のいろは ~わたしにもできる着かた・着まわし・揃えかた (RUCOLA BOOKS)
コーディネイトを見ると、うっとりしてしまいます。柄あわせの妙は着物の楽しみのひとつですねえ。着物と帯の締め方がイラストで、ちょっと分かりにくいところもありましたが、明るい感じで、着てみようかなっていう気になれます。
読了日:09月28日 著者:前野 未悠
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/13676218

■着物まわりの手づくり帖
チェックの矢の字帯はすごくいいなと思いました。ボタンじゃなくて、面ファスナーにしてもよさそう。作り帯の装着の仕方が合わせて出ていたらもっといいかなあ。お太鼓裏のところにざっくりとテを縫いとめて、どうやって帯になるのか今でも謎です;
読了日:09月28日 著者:
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/13676189

■ふだん着物のたのしみ方
ほんとに普段から着物を着て楽しんでいるなあと思えるような本でした。古着や手ぬぐいなんかも活用して、無理のない範囲っていうのがいいです。足袋ってカラフルで素敵。
読了日:09月28日 著者:きくち いま
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/13676142

■着付けと帯結び―浴衣から振袖まで (新・きものに強くなる)
写真が多く分かりやすいんですが、フルカラーじゃないのが残念。
読了日:09月28日 著者:
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/13676117

■きくちいま流 着物生活48のワザ  楽しく、正しく、美しく!
全国の着物好きさんの体験が読めるので、すごくいいなと思いました。化繊の着物はすべるので、両面テープでばしばし止めるとか、なるほど~。
読了日:09月28日 著者:きくち いま
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/13676097

■ひとりでできる着付けときもののマナー
写真ではなくイラストでの解説だけれど、余分なことがない分みやすかったです。座るとき、立ち上がるときの所作の注意点も書かれていて、まったくの初心者ですが、ふむふむと読めました。
読了日:09月28日 著者:
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/13676062

■シンプル着付けと帯結び―18通りの帯結びで差をつける (レッスンシリーズ)
ひとこまずつの写真で分かりやすいです。自分でちゃんと結べるようになるといいなあ。
読了日:09月28日 著者:
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/13676041

■半幅帯むすび―かんたん106種
半幅帯ってこんなにたくさん結び方があるのか~と驚きました。見ているだけでも楽しいです。兵児帯を2本つかったり、色々と工夫できるものなのですねえ。目の保養になりました。
読了日:09月28日 著者:小久保 美代子
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/13676006

■きものであそぼ―カジュアルに着る、粋に遊ぶ1万円でできるお洒落な着物スタイル
二部式着物にする方法が、もうちょっと分かりやすいといいなあ。「粋もっさり」昔の着物をカジュアルに着ること、面白くていい言葉だし、楽しそうと思えます。
読了日:09月28日 著者:遠藤 瓔子
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/13675978

■キリンビール大学 超人気講座 ビールでいただきます!
ごちそうさま、のほうを先に読んでしまいましたが、こちらもビールにあう料理とマメ知識が満載。缶のまま飲むと、手のぬくもりが容器に伝わってしまってぬるくなる、なんていうのは知りませんでした。あの缶って熱伝導率がいいんですねえ。
読了日:09月28日 著者:大田垣 晴子
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/13675923

■図説 浮世絵に見る江戸の一日 (ふくろうの本/日本の文化)
浮世絵が描き出している江戸のひとたち、本当に生き生きしているなあ。どれだけ眺めていても飽きません。ここに出てくる着物の柄が素敵だなあとじっくり見てしまいました。今とは違って、ゆったり着付けている感じ。
読了日:09月28日 著者:
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/13675896

■江戸の絵師「暮らしと稼ぎ」
絵師とひとくちに言っても、色んな人がいるんだなあと思いました。三宅島に配流になった一蝶は、名前は知っていたけど作品を見るのは初めてだったかも。
読了日:09月27日 著者:安村 敏信
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/13675871

■50歳を過ぎたら「粗食」はやめなさい! 「低栄養」が老化を早める
粗食による低栄養が認知症の発症も左右しかねないということで、気をつけなくちゃいけないなあ。健康寿命はやっぱり長いほうが自分にもいいだろうし、50歳までまだ随分ありますが、若いときとは違うんだということを覚えておきます。
読了日:09月24日 著者:新開省二
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/13593345

■脳はもっとあそんでくれる (中公新書ラクレ)
タイトルの印象で、エッセイだと思っていませんでした。「一生懸命育ててもらうほど、私たちは一度は親の色に染まらなければならない」うん、そうかもしれませんねえ。
読了日:09月24日 著者:茂木 健一郎
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/13593280

■365日絵こよみ
可愛らしくシンプルな絵柄なのでうっかり忘れそうですが、なにをどうみてもこれにしか見えない、っていうほどの画力が本当にすごいなと思います。フルカラーなので、使っている色のチョイスも楽しめました。生まれてからずっと神奈川に住んでいますが、桜餅は関西派です。
読了日:09月24日 著者:大田垣 晴子
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/13593207

■きのう何食べた?(5) (モーニングKC)
登場人物の印象・性格を的確に把握できるようなエピソードが抜群にうまいなあといつも思います。ひげのジルベールしかり、レジのおばさんしかり。シロさんは確かにオバちゃん入ってるよなあwトマトの味噌汁はどんななんだろう、作ってみようかなあ。
読了日:09月24日 著者:よしなが ふみ
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/13593153

■いつまでもデブと思うなよ (新潮新書)
太っている人は太る努力をしている、というのは、とても心当たりがあって、そうだよなあと頷けます。最近、おなかが減らないから食べなくていいや、って思うようになったので、別にそれでいいじゃないかと更に確信。
読了日:09月21日 著者:岡田 斗司夫
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/13536146

■今さら他人には聞けない疑問650 (知恵の森文庫)
へぇ~そうなんだ、と思うような小ネタが満載。空いた時間に読めるのがいいです。女子のほうが筋肉が弱いから体操競技の種目数が少ないとか、ロダンの考える人は、地獄の門の上から火の海で苦しむひとたちを見ているとか、面白かったです。
読了日:09月21日 著者:
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/13536006

■クスリは要らない!石原結實式体温を上げて病気を治す―完全図説版
しょうが紅茶はおいしいので、続けられそうです。冷えないように気をつけなくちゃ。
読了日:09月21日 著者:石原 結實
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/13535925

■ソウルメイトの不思議―人生は誰でもかならず「魂の友」にめぐり会えるしくみになっている!
自分の人生に関わってくる全ての人が、偶然を装いつつ、何らかの使命を帯びているんですねえ。どんなことが魂の宿題なのか見えてきて、気がラクになりました。エゴ退散!
読了日:09月21日 著者:越智 啓子
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/13535766

■君らの狂気で死を孕ませよ―新青年傑作選 (角川文庫)
昭和初期の香りがぷんぷんと。人の生死に関係の無い、いまでいうとさしずめ日常ミステリの範囲内にありそうな「精神分析」は結末がほほえましい。江戸川乱歩「陰獣」推理があっていてもあっていなくても、ぞっとします。
読了日:09月19日 著者:
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/13487882

■押入れのちよ (新潮文庫)
ちょっとぞっとしたり、ほのぼのしたりと、色んなお話があって楽しめました。「お母さまのロシアのスープ」良くあるような話かと思ったら、双子のほうがオチだったとは。「押入れのちよ」これだったら怖くないし、うちの押入れにいてもいいな。テダ・アパアパ。
読了日:09月18日 著者:荻原 浩
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/13465967

■図説 浮世絵に見る江戸吉原 (ふくろうの本)
フルカラーではないものの、吉原の雰囲気を伝える浮世絵が充実しています。解説が分かりやすい。北斎「ほととぎす聞く遊君図」が好き。
読了日:09月13日 著者:
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/13376136

■会津藩VS薩摩藩 (ベスト新書 185)
会津戊辰戦争の戦後処理の過酷さを思うと、会津が長州を宿敵と憎みたくなる気持ちが分かります。会津と薩摩とは同盟を結んでいた時期もあるし、だから余計に思いやりをもって戦後処理にあたっていたのかなあ。それにしても会津をただ見捨てた幕府は酷い。
読了日:09月13日 著者:星 亮一
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/13375517

■お遍路さん 美人をたずねて三百里 (平凡社新書)
お遍路の一人旅は、いいことも悪いこともあって、それはやっぱり人生の一部なんだなあとしみじみ思いました。自分のイメージで、お遍路さんというのは歩く人ばかりだと思っていたので、バスで気軽に行けるお遍路ツアーがあると知ってびっくり。
読了日:09月13日 著者:加賀山 耕一
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/13375332

■少ないモノでゆたかに暮らす―ゆったりシンプルライフのすすめ
こういう考え方もあるんだなあと参考になりました。捨ててもいいものと、どうしても捨てられないものは自分の中ではっきりしているので、その辺の確認が出来てよかったです。あとは家族の持ち物をどうするかっていうことになりそう。
読了日:09月13日 著者:大原 照子
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/13375274

■衣服で読み直す日本史―男装と王権 (朝日選書)
確かに日本は男女の服装の差がもともとないのかも。着物だって同じ作りだし。体格がごつくなりがちな西洋人から見たら、中身が入れ替わる「とりかえばや」はコメディでしかありえないんだろうなあ。
読了日:09月07日 著者:武田 佐知子
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/13256344

■前進する日もしない日も (幻冬舎文庫)
そうだよね、そういうものかも!と頷きながら読めました。理想の自分じゃない部分も好きだと思う自分がいてもいいぞ、っていう勇気が沸いてきます
読了日:09月07日 著者:益田 ミリ
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/13256290

■日本人の知らない日本語2
日頃から使っている日本語でも、外国人に説明するのは大変だなあ。日本人だからと言って、その言葉を全て理解して使っているわけじゃないというのを思い知らされます。「うしろ」と「あと」の違いを明確に説明できないし。外国人ってそんなに忍者が好きなの?w
読了日:09月07日 著者:蛇蔵,海野凪子
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/13256232

■もとちゃんの痛い話 (角川文庫)
これは痛い、確かに痛い。麻酔の効きにくいひとは本当に大変。でも、無事に手術も終わって本当に良かったですねえ。虫歯には気をつけようと心に誓いました。私の歯の根っこも斜めなのです。
読了日:09月07日 著者:新井 素子
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/13256196

■奥様はネットワーカ
途中で出てくる散文で、なんとなく犯人が分かったけれど、それじゃどうして、という理由のところでやられたなあと思いました。コジマケンのポップなイラストが素敵。
読了日:09月07日 著者:森 博嗣
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/13256105

■ハーケンと夏みかん (集英社文庫)
椎名誠のアウトドアの原点。最初にちゃんと登れなかったから諦める、じゃなくて、その後もしつこく登り続けているのが凄い。
読了日:09月05日 著者:椎名 誠
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/13216428

■貧民の帝都 (文春新書)
明治維新があったからスムーズに近代化したわけじゃなく、維新後は大混乱だったというのが良く分かります。平成11年まで養育院なんてものがあったなんて知らなかった。つい最近まで貧民窟があったことも。
読了日:09月05日 著者:塩見 鮮一郎
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/13216410

■くじらの朝がえり (文春文庫)
解説・沢野ひとし曰く、椎名誠を旅烏作家と私は言ったが、世間師といった方が正しいかもしれない。うん、なるほど、世間師ってなんだかいい呼び方だなあ。時々出てくる書名が気になって、いつか読もうとメモしていました。
読了日:09月03日 著者:椎名 誠
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/13170101

■ものを作るということ (角川文庫)
おしゃべりしているのを文字で追うので、シチュエーションを想像するとなんだか楽しいです。p161の「動物・・生き物同士が会った時って、最初に、自分はあなたの敵ではない、とか、あなたに危害をあたえません、ってまず意思表示しなきゃいけないじゃん。」のところ、なるほどね~と思いました。
読了日:09月02日 著者:銀色 夏生
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/13150044

■どうせ死んでしまうのに、なぜいま死んではいけないのか? (角川文庫)
子供の頃に何回か死に掛けた経験があって、それを思い出すと、怖くて死にたくないと強く思うようになって、そのたびに、人生ってなんだろうと考えるようになりました。なにかを成さなくちゃいけないのか、っていう強迫観念じみた思いに囚われているのが、ばかばかしくなりました。読んでよかった。
読了日:09月02日 著者:中島 義道
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/13149997


▼2011年9月の読書メーターまとめ詳細
http://book.akahoshitakuya.com/u/89283/matome

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