京都は17日の祇園祭 山鉾巡行が終わると、これが「夏が来た!!」という節目になりますよね。もちろんこの前から暑いですけど。
昔は、「祇園祭が終わってセールが始まる」って、よく母が言っていました。それを狙って、四条高島屋に連れられて7階の特設会場で洋服を買ってもらうのが、小さい頃の夏の行事だったなあ。
今の時代はもう、7月に入るといずこもプライスダウンですね。
・・・って2、3日前に書きかけていたら、今度は台風。
横浜はたまに雨風が強くなる程度で、いつもより涼しく過ごせていますが、各地甚大な被害が出ているところもあって、まだまだ今晩大変ですね。
と、涼しい今夜は、着物の話です。
7月になって、2回着物を着ました。またもや恥ずかしいので、首から下で撮りました。やっぱなんか不自然かな。
友だちに「なんで首から下やの?」って聞かれたので、「いや、顔出しには抵抗があるし」って話したら、「でも、ブログのトップで出してるやん」って。
たしかにそうでした(^^;) でも、それとこれとは違うのっ。
だんだん撮るのに慣れたら、そのうち顔出しします。そのほうが着物の雰囲気をわかってもらえるよね。
でも、この「顔出し」ってことばの響き、なんかアヤシイ感じ(^^;)
着物は「染の北川」、帯は「川島織物」のです。薄い桃色の着物の襟元に薄墨色で朝顔が書かれているの、わかりますか?
やっぱ、ケータイの自分撮りではアカンわね。
写真の色悪いんですけど、この朝顔も着物の色もすごく好き。そして、帯と合わせた感じがさらに好き。
どちらも、以前書いた新潟の「いしかわや」さんが6年前に東京美術倶楽部で展示会をされたときに買ったもの。
初対面の若旦那さまのお見立てで作ってもらいました。
その時はこういう淡い桃色の着物は自分の選択肢になかったけど、絶対似合うから・・・と勧めてもらって、思い切って買いました。それから、コツコツ配達のバイトして、ね(^^)v
今では一番のお気に入り、一番の宝物です。
さて、夏に着物って、「暑いのに頑張っってる!!」って思われるんですけど、意外と涼しいんです。
着物ってほら、あちこちあいてるんですよ、袖も襟元も身八つ口(わきの下のところ)も、裾も布を巻いてるだけみたいなものだし、第一、夏の着物も襦袢も薄くて軽いの。
だから、真夏の暑い日でも風があれば、着物の中を風が吹き抜けて、すごく気持ちがいいのです。今日みたいに涼しい日なら、かえって寒く感じるんじゃないかしら。
とはいえ、着る前と着付けている間は「「うー、アッチーッ」と叫びたくなることもしばしば。そこで挫折しないように一気に着替えないといけません。
着てしまって、いざ家から出ると、「盛夏に着物を着る粋な女♥」になって女っぷり上がった気になって、自然と背筋も伸びてくるというものです。
もちろん、帰ったらすぐシャワーに直行。それがまた気持ちいい♪
さて、今年の夏は何回着られるだろう。着物汚れるし、傷むし・・・なんていうけれど、着るほうが着物のこと可愛がってあげてることになるんじゃないかなって思って、愛でてあげるのです。
お着物素敵ですね、
ひとみさん 京女テイストでしっかり着こなしそうですもん
さぞ実際に見ても素敵でしょうね!
コメントありがとう
一泊で旅に出ていたので、アップが遅くなってごめんなさい
着物ありがとう。でも、着付けをしっかり習った訳ではないので、そんなにうまく着れないの
習うより慣れよ・・・の精神で着ています
おかげで着ていてもしんどくなったりはしないんですけどね
いつか、さらりと着こなす見返り美人みたいなのを目指して、楽しみます