ひとみさんのおうちごはん 「よろしゅうおあがり」

自然の恵みをいただいて、こころとからだが心地いい暮らし

紫蘭が咲きました。

2014年05月03日 | お庭のこと

連休後半戦。みなさん、いかがお過ごしですか?

今日は近くのデパートもショッピングモールもスーパーもどこもそこも混んでる・・・だろうと、家にいた私です。

ふと庭に出てみると、紫蘭がきれいに咲いていました。

紫蘭・・・しらん。

しらんしらん?え、紫蘭知らん?・・・とか、しょうもな~いっ。失礼しました!!(^^;;)

 

もともとこの花は実家にありました。

母が壺といってもいいほど大きな陶器の鉢で育てていました。

年々増えて大株になってそれはそれはとてもきれいで。

うちにも植えたいなあ・・・と呟いたら、「ひとつ抜いて持っていきよし。すぐついてなんぼでも増えるえ」と、母が。

それで、スーパーの袋にささっと入れて、新幹線に乗るときは持ってた紙袋に突っ込むようないい加減な感じで持って帰ってきました。

その一株が横浜のこの家でも年々増えて、今ではこのとおりです。

お母さん、ほんとにどんどん増えたよ。

言いたいけど今は心で言うしかないのが、やはりちょっとさみしいです(><)

 

 

ふと気がついたのですが、ちょうど10年前のG.W。

初めて子どもたちを置いて、ひとりで京都の実家に帰りました。

それまでは帰省というのは必ず子どもといっしょ。

車や新幹線でわいわいがやがや、それはそれでとても楽しいのだけれど、ひとりで両親の元に帰るというのは当時とっても快挙でした。

3人でごはんを食べに行ったり、買い物に行ったり、お寺めぐりをしたりしました。

新緑の京都はとてもきれいだったのを覚えています。

うれしいのだけれど、なんだか照れくさく、しゃべりたいのだけれどしゃべれない、そういうちょっとぎこちなさも含んだ2泊3日の旅でした。

 

それから何度となくひとりで帰ったけれど、G.Wが多かったから、この季節の京都の風が懐かしいです。

迎えてくれる両親がいなくなって、帰る家もなくなって、しばらく「京都」という言葉を聞くだけで胸が苦しいこともあったけれど、今はこうして懐かしさを持って思い出すことができる。

それだけ時間が経ったのだなあと振り返っています。

 

あの大鉢はどうなったのだろう。

もしかしたらどこかでこの紫蘭のきょうだいや孫がいのちをつないでいるかもしれないなあ。

うちの紫蘭はまだこれからこのつぼみが順々に花ひらいて、目を楽しませてくれそうです。

 

子どもが大きくなったら自由な時間ができる、ずっとそう思っていて、たしかにできたけれど完全に自由になれるわけではなくて、今年のG.Wは高校生の息子は今日から3日間錬成会です。

せっかく自分の予定は何もないのに、横浜から動けません(><)

とはいえ、あと少し。

あと数年すれば、長男のように手を離れていくだろう。

そう思えば、このまだちょっと不自由な毎日もしあわせな時間のような気がします。

おっと早く寝なくっちゃ。明日も5時起きでおむすび作んなくちゃ!!

初夏の京都を思い出しながら、さ、寝よう。おやすみなさいzzz


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