ひとみさんのおうちごはん 「よろしゅうおあがり」

自然の恵みをいただいて、こころとからだが心地いい暮らし

青い空の下で。

2014年10月16日 | 日々のこと

先日の台風の悪天候はどこへやら、秋晴れのいいお天気です。

写真は一昨日の台風一過の朝。

そらの蒼(青より蒼が似合いそうでした)に見とれて見上げていると、お月さまが。

朝のそらに浮かぶ月が好きです。

 

今日は富士山が初冠雪だとか。

もうそんな季節なんですね。

そういえば、御嶽山も雪が積もり、年内の捜索はうちきりになったとか。

先月火を噴いてからのニュース、ずっと胸が塞ぐような思いで見ていました。

 

私は子どもの頃、一度御嶽山に登ったことがあります。

私の母は若い頃身体を悪くして、本当なら私にはお兄ちゃんになる人がいたそうで。

その後なかなか子宝に恵まれなかったので、この御嶽山に登り、頂上近くの「日の門、月の門」に参拝したのだとか。

ここを参ってくぐると子どもを授かるという言い伝えがあったとかで、その後私が生まれて・・・。

たしかそんな話だったと思うけれど、年々記憶が定かでなくなってきた昨今、今はそれを確かめられる両親もなく、「たしか・・・だった・・・」としかいえないのだけれど。

そんなことを聞いたので、小学校4年生の時、父と一緒に登ったときは、感謝やら畏敬の念やらを持って頂上をめざしたのを覚えています。

 

私はどちらかというと無宗教の人の類なのだと思うけれど、神様はいると信じていて、この御嶽山もそんな存在で、何かの折ふと思い出すこのお山は私を見守ってくれるような存在だったから、噴火のニュースはショックでした。

御嶽山が怒っている。

何に怒っているんだろう。

人間に?日本人に?それとも・・・?

そんなことも考えたりして、そのうちあの美しかった山が火山灰に覆われた姿ばかりがテレビに映るようになり、捜索隊の様子・・・。

すべてがとても悲しいです。

 

ひとのいのちはいつどうなるかわからない、両親が亡くなったときもそう思ったけれど、この御嶽山のニュースはことさらに胸にささります。

亡くなられた方のご冥福を心からお祈りいたします。

 

そういえば、先日、私のお師匠様から

「命はひとつ、人生は一回・・・」というメールが届きました。

本当にそうですね。

懸命に、日一日を大切に生きなければ、そう思いつつ、時間とエネルギーの無駄遣いをしているのだなあ。

そういえば今日は疲れて午前中寝てしまっていたし。

今、この青い空の写真を見つめながら、この意志のあるような空の色に負けないような日を過ごしてみたいなあ…と思うのでした。

 

明日は、北山田地区センターの料理講座です。

がんばろう。

心をこめてお料理をしよう。

 

コメント
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