浦安中年期外伝

カミさんを師匠に修行中の週末の料理やポタリング、読み散らしてている本の事など

立川直行

2007-07-25 23:25:33 | 出来事
今朝は立川に直行。

中央線ってなんだか苦手。

乗っていて落ち着かない。それは何かと云うと、人の入れ替わりが激しいからではないかとずっと思ってた。

延々と進む電車に入れ替わり立ち替わり色々な人が乗り降りしているけれど、乗り降りしている人と人は全く関係がない。

人はそれぞれの場所から場所に移動する何らかの目的を持っているのだけれど、その目的は人それぞれであってお互いに全く関係がない。

ある人は仕事で、ある人は遊びに、そしてある人は人間同士のつきあいの為に移動している。

中央線でおろおろしてしまうのは、この公私混同のめまぐるしい行き来にあるのだと今日思った。

普段使っている山手線は乗っている人って割と仕事中心。なので移動している人たちの目的はなんとなく推察できる。「わかってる」感じがするのだ。

でも中央線では、どんな目的で移動しているのか検討の付かない人たちが大勢いて、しかも電車のなかでどんどん入れ替わっていくのだ。

田舎者のわたくしとしてはどうにも落ち着かない気分にさせられるのだが、これってぼくだけなんだろうか。

いかにも仕事という感じの人に混じって、ヘッドフォンをかけて気配を完全に消して目をつぶり眠っているのか瞑想しているのかわからない状態で座っているインド系の男性。

仕事なのか観光なのか不明なでかい荷物を抱えて大声で会話している白人男性の集団。

みんなでリュックを背負ったいかにも旅行中の家族。

葬送の為に出かけたのか帰ってきたのか喪服を着た老人の集団。

誰もが皆ドラマに溢れていて落ち着かないのだ。

往復の電車ですっかり気疲れしてしまったオヤジだったのだった。





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