僕と猫のブルーズ

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佐野元春ビルボードライブ 'Smoke & Blue'

2012年05月10日 | 佐野元春

元春の東京ビルボードマンスリーライブ。
3月だけ行く予定が内容が素晴らしかったので5月も行く事に。9日第二部に参加。
天気は生憎の大雨。流石の晴れ男佐野クンもこの日の雨は防げなかったか(^_^:
会社を出たのは6時半で現地直行。嫁と待合わせ。

先ずはチケット引換え。今回はカジュアルシート。5階。
丁度1部が終了したところ、友人が興奮醒めやらぬ顔で出てくる。

席はステージを見下ろす位置。逆に全体が見えて良い感じ。
料理と酒を楽しみながら開演を待つ。メンバー登場。大きな拍手。
元春の表情はチャンと見える。KyOnさんの指の運びもバッチリ。ここ良い席かも。

で詳細なレポは他サイトを見ていただくとして(笑)以下大体の流れ


 ○基本的なセットリストはこれまでと同じ。
  ただ「メッセージ」と「天国に続く丘」がカットされ雪村さんとの共演曲に。
 ○今回のギタリストは元春だけ。KyOnさんとの絡みがワクワクドキドキ。
 ○KyOnさんの指の動きが良く見える。ホント色んなことを同時進行でやってる。
 ○「2人のバースデイ」で「誕生日の人挙手!」の流れは前回と同じ。
 ○チェロが良い効果。笠原さんは「綾乃ちゃん」と紹介されてた(^_^;

3月より演奏がよりまとまり見せ場も沢山。
そして曲ごとに見せる元春の表現が変幻自在。
ボクとしては「だいじょうぶ、と彼女が言った」「ハッピーエンド」
そして「ウィークリーニュース」が刺さった。

でも何より今日の盛上がりは雪村いづみさん!登場した瞬間空気が華やかになる。
本当のスター!かなりのお歳なのにキラキラしてる。
元春とスタンダード「L-O-V-E」のカバーを歌うが凄くお洒落。
レトロでなくてモダン。「目新しい」んじゃなくて真の意味の「あたらしさ」。
「トーキョーシック」は拓ちゃんホーンも入ってもう大盛り上がり。
こういうジャジーな曲、初期は結構あったけど最近では珍しい。
歌詞どおり「街に出かけたくなる」ワクワクドキドキした感じ。

でもボクのクライマックスはこの後だった。アレンジを変えた「約束の橋」。
苦手な曲。「間違いじゃない」のサビはずーーーーっと歌えなかった。
マチガイだらけの生活をして来た自分には引け目を感じる曲だった。
でも最近、この歌の「君」に自分を重ねる必要がない、と気付いた。
例えば「君=嫁」なら胸を張って「間違ってない」と言い切れる。

そして、この日。「君は間違いじゃない」と一緒に歌えた。
いつもは声が出なくなるのに。スーッと歌えた。それはサイコーに嬉しかった。
この曲を初めて聴いて30年近くなる。どれだけ掛かってるんだ>オレ(^^;)ゞ

「ドライブ」ではKyOnさんのギターが炸裂。やっぱKyOnさんはギターが似合う。

アンコールのロックンロールメドレーの後はまた雪村さんとの共演!「ケ・セラ・セラ」!
多くの人がカバーしてるけど、いづみさんの歌は筋金入り。自分の歌となってる。
元春も楽しそう。横の嫁もホント楽しそうだ。すごいハッピー。ウン、いい日だ。


2人とも満足して帰宅。ヨモギは1人で寂しかったのか矢鱈甘えてくる。
ヨシヨシ。

それにしても楽しかったなぁ。豪華なスペースでスタンダードを聴く。
普段スタンダードは絶対聴かないし、行かないようなハコ。でも元春だと素直に楽しめる。
そしてボクが子供の頃、TVには多くのスターが出ていて名曲が鳴ってた。
今でこそボクはロックやパンクが好きだけどあの時代、街に流れる曲が好きだった。
そんなことを思い出した。

「家にいないで街に出かけようぜ」か・・好い歌詞だな。
でもオレはウチに居るほうが好きだし愉しい
なんたって嫁とヨモギが居るし(゚゜)\バキ☆

サイコーのライブだった。うん、これでまた闘える。週末がんばるぜ☆

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