紅葉訪ねて2013 その3京都大原の紅葉実光院

京都の紅葉　その3　大原実光院
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大原の寺院には駐車場がない。三千院、勝林院、宝泉院、実光院
などへは　山道の途中の民間駐車場（農家の庭）に車を止めて歩いて
目指す寺院へ向かう。駐車料金はどこの家も５００円也。

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国道３６７号に沿って　京都市内から一番遠い駐車場がお勧めだ。

そこから歩くと　人ごみも無くのんびりと里の紅葉風景を眺めて歩くことが

できる。

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道端には干し柿などが売られていて、それらを見ながら
のんびりと歩くのも楽しい。

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あちこちの紅葉スポットも人が少なく　落ち着いて写真が撮れる。

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ところが三千院の前の通りに出たとたん、凄い人ごみだ。

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まっすぐ実光院へ向かい、入山料７００円（お抹茶込み）を払う。

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お抹茶を頂きながら、庭の紅葉を愛でる。
心安らぐひと時だ。

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縁側からも　庭のモミジをゆっくり鑑賞できる。
この寺は観光客が比較的少なく、のんびりできるが
三千院では、例年のように人の波が凄いことになっているだろう。

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手水への水差しも壊れているが、それも何故か風情がある。

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お抹茶を頂いた後は、庭に下りてゆっくり紅葉を楽しめる。

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あれが桜の花だろう、桜のピンクとモミジの赤と紫式部の紫が
三つ一度に楽しめるポイントだ。

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近寄ってみると、紅葉をバックに桜の花が見事に咲いている。

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アップで見ると　八重のような花びらである。

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四季咲き桜とか、不断桜と呼ばれて　この時期紅葉の名所では

桜の咲くことが多い。湖東三山百済寺、彦根城玄宮園、島根県出雲市

鰐淵寺などで見てきたが、ここの桜も　多くのかわいい花をつけていた。

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境内にはモミジの古木が数本あり、迫力がある。

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お地蔵さん（観音様？）に手を合わせてから寺を後にした。

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帰りがけに　寺務所玄関で「大阪のオバちゃん」らしき人が

「私ら、お抹茶はいらないから　もう少し安くしてよ」と入山料を値切っている。

拝観料を値切っている人をはじめて見た。

恐るべし「大阪のオバちゃんパワー」だ。

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実光院を出て、勝林院の方へ歩く。

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勝林院の紅葉。
実光院は　勝林院の僧坊であるそうだ。

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勝林院の隣には　後鳥羽上皇の墓所もあり、紅葉がきれいだ。

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駐車場への帰路も、ほとんど観光客がいなく　のんびりと
紅葉風景を楽しみながら歩ける。

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時間は午後２時過ぎだが、紅葉時期は早く京都市内を抜けないと

高速に乗るまで数時間かかることもあり、一年で一番混む時期だ。

今日はこれで切り上げだ。

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紅葉の風景トップページはこちらです。

http://www17.ocn.ne.jp/~hase-you/momiji/index.html

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