アウトドアライフの記録

四季それぞれに あちこちの山に登ったり、桜や紅葉の写真、および南の島の記録を写真とともに整理して、ブログにまとめました。

紅葉訪ねて2013 その2京都大原の紅葉寂光院

2013-12-13 23:07:27 | 紅葉の風景
京都の紅葉 その2 大原寂光院
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寂光院は2000年5月に放火に寄り、本堂が全焼した。

その後長い間復旧工事が行われていたので、なかなか参拝できなかった。

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お寺が再建され、観光客が戻ってきて、門前のお店も活気づいた。
今日は土曜日で、沢山の人出だ。

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外国の観光客も多い。「ビューティフル」とか聞こえてきた。

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こちらは門前の御味噌屋さん。

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大原女(おはらめ)姿のお姉さんが売り子だ。
笑顔につられて、「お味噌のソフトクリーム」を買って食べた。
生キャラメルのような味で美味しかった。

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寂光院手前には 「建礼門院」の墓所がある。

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建礼門院ここに眠る。背後のモミジも色鮮やかだ。

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建礼門院は平清盛の娘で、高倉天皇の中宮となり、後の安徳天皇を

お生みになった。しかしあの壇ノ浦の戦いで 平家は源氏に破れ

建礼門院は幼い安徳天皇を抱いて、海中へ身を投げたが

源氏の兵士に助け出され、この地大原で 平家一門とわが子の

菩提を弔い、一生を終えられた。


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一方、建礼門院に最後まで仕えた阿波内侍(あわのないし)などの女官たち

が 農作業する服装が 大原女の原点と言われる。

また大原名物の柴漬けも 阿波内侍達が保存食として考え出した

と言われる。


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建礼門院の墓所から再び石段を降りて寂光院へ向かう。
見事な紅葉が続く。

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寂光院山門へ登る石段脇のモミジも鮮やかな色だ。

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山門の内側に立ち、参拝者を出迎えているのは この尼寺の
御住職だ。一人ひとりに「ようお参り下さいました」と挨拶を
なさっていた。
京都のお寺は 金儲けしか考えていない寺が多く、寺の車庫には
ベンツ等の高級車がずらりと並んでいるが、この寺は非常に好感が
持てた。

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門には天皇家の菊の門が掛けてある。
建礼門院は高倉天皇の中宮だったのだ。

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境内に入るとまず鐘楼が目に付く。
鐘楼周りのモミジもきれいだ。

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放火に寄り 消失した本堂は再建された。
周りのモミジは 色鮮やかだ。

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境内のモミジは どれも色鮮やかで見事だ。

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微妙なグラデーションがあったり、三色モミジがあったり。

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境内の庭には 苔の上にきれいなモミジの葉が沢山落ちている。

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「平家物語」当時そのままの 「汀(みぎわ)の池」には大きな緋鯉が泳ぐ。
モミジの落ち葉が沢山沈んでいる。

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境内には 驚くことに夏の花「秋海棠」が今頃咲いている。

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石仏の右側の滝からは 山水が「汀の池」に流れ続ける。

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本堂横のモミジの大木は、火災の爪痕が今も生々しく 
火災の火で焼けて 空洞のままだ。

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紅葉を堪能し、焼け出された御本尊六万体地蔵菩薩の胎内から
無傷で取り出された沢山の 小さな胎内佛も見せてもらい
山門を潜って外に出る。門の内側から見る 外のモミジもきれいだ。

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山門を出てすぐ左に 別の庭園があり、そこのモミジも見事だった。

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門前通りを歩いていると、「足湯カフェ」なるものがあり、足湯をしながら
珈琲を飲む喫茶店があった。いろいろ考え付くものだ。

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ちょうどお腹が減ったので、食堂に入り「梅ご飯トロロ蕎麦定食」
を頂いた。なかなか美味しかった。

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寂光院は駐車場が無いので、寺院手前の民家に止める。何箇所かあるが

どこも料金は500円。そこから門前町を歩いて行く。

寂光院の入山料は500円。

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次は 大原実光院へ

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