怒りのブログ

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問題の行方

2012-03-25 07:10:13 | 教育
起立斉唱反対のビラ配布…教諭を再任用せず(読売新聞) - goo ニュース

過激な運動をしているなぁ。

この男性教諭は、今までの経過と状況判断が普通にできる人であれば、確信犯的であるのは当然にして、処分覚悟なんだろうことは明白なので、こういう自爆的な闘争って目も当てられないワケで、まずはイタいなぁという感想しか出てこない。

もう、この手の経過を振り返る度に、「世間」を味方につけない闘争ってなんだろうと思う。

新聞沙汰になることを目的にするのであれば、それは、マイナスイメージをつくることにしかならない。

何度も指摘してきたつもりだが、「君が代」「日の丸」「式」の問題は、「教育への政治介入」「管理統制」の問題であって、「思想信条」の問題ではありえない。
「思想信条」の問題であれば、それは個人的な問題に収斂してしまうから、「教育問題」としての全体理解は得られないだろう。

過激派が動けば動くほど、同じ標語を用いることが困難になり、結果的に良貨も駆逐することになる。

だから、この手の下手な闘争やそこに関わる労組の連中に対しては、気持ちは分かると言う程度で、それ以上の信用を置けないということになる。

結局、薄笑いを浮かべるのは誰なのか。
そこに不気味を感じる人が増えてほしいとは思う。

(以下、引用)
起立斉唱反対のビラ配布…教諭を再任用せず
読売新聞2012年3月24日(土)19:50

 大阪府教委は、2月に行われた府立高校の卒業式で、国歌斉唱時に起立しなかった再任用の男性教諭(61)に対し、「勤務実績が良好でない」として、来年度の再任用を更新しないことを通知した。

 教諭は「処分は納得がいかない」として、府人事委員会に不服申し立てを行う予定。

 教諭によると、卒業式当日は勤務日ではなかったが、校門前で、起立斉唱を求める職務命令に反対するビラを配布。式では職員席に座り、国歌斉唱時に起立しなかったという。

 府教委は9日、この教諭を含め、起立しなかった府立高14校の17人を職務命令違反で戒告処分とした。教諭は定年退職後に1年更新で採用される再任用の教員で、処分前には、来年度の更新が決まっていたが、取り消された形となった。

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