怒りのブログ

憤りを言葉にせずになんとしようか。

映画「バス男」DVD版

2006-11-16 22:42:22 | 戯言
久々に映画評。(笑)

ビデオ屋で、数合わせ(5本で1000円だったもので)のための作品だった。
何の気なしに、しゃれで、いかがわしさも手伝って借りた。
なんせ「電車男」ならぬ「バス男」

見始めは文脈がわからなくてかなりつらい。
(もちろん、最後まで何のレトリックがあるのかわからないシーンもある)
これはレンタル失敗だと思った。
特にカミさんと久しぶりに二人っきりでみられるシチュエーションで選択してしまったから、びみょーな空気になおさらどぎまぎしてしまった。

で、なんとか二人無言のままラストシーンへ。

これがじわじわ全体像がフィードバックしてくるのです。

「日常がこんななナチュラルにデフォルメされているメジャードラマもないよな。」
そう思えるのです。

オルタナティブな意味の映画をお探しの貴兄におすすめします。
ただし芸術性を求めてはいけません。
有名な役者もいません。

でも、観るときにはDVDの最後のおまけシーンは必ず観てほしい。
(そうでないと、理解ができないところもあるから。)

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しばらく口を開けっ放しで、過ごすというネタが夫婦間で流行った。
なにかといいうと「あいつはナポレオンダイナマイトだ。」という名前ネタも流行った。

かめばかむほどに味がしみるB級ドラマ仕立ての不思議な作品。
あるいみネオクラシカル。
日本でも作られていそうで、メジャー予算がついて作られることは決して無い希有なブツ。
勧めてなさそうに書いてきたが、ぜひ、ご賞味あれ。(笑)