一般社団法人EIGC(エイジック) ♪♪ニュース英語・ビジネス英語の部屋

一般社団法人EIGC代表理事のブログ/ ニュース英語 北千里教室(大阪府吹田市)

余談です(^^)

2010-07-08 17:52:43 | 英語や仕事や日々の生活のはなし
さきほど、アップした、リスニング学習(2)を読んでいただいたら、
授業の構成の意味が、納得いただけますよね(^^)

そうなんです!!!

最初に、前の週に学習したユニットのリプロダクションをやりますよね。
あれは、音を聞いて、同じように発音する練習でもあるのです!!

そのユニットのSyntaxを修得する、という大テーマに加えて、
音を集中して聞いて、その通り発音する、という練習にもなる、一石二鳥の練習です!

ぜひ、この効果を期待して組んだ授業を存分に生かして、
話す力・書く力・読む力だけでなく、聞く力もアップさせてくださいね。

また、ニュースを復習するときにも、こういったポイントを意識して
音を聞き取るのが苦手という人は、週1回、1文でかまわないので、
ディクテーションもやってみてください。
継続すれば、必ず効果が現れます!

リスニングの学習法(2)

2010-07-08 16:44:26 | 英語や仕事や日々の生活のはなし
少し前にお話した リスニング学習法(1)の続きです。

リスニングには、大きく分けて4つのハードルがあるとお伝えしていました。
この4つのハードルを越えたら、リスニングはカンペキです!

1)は、単語の発音でしたが、今日は、

2) リエゾンやリダクションなど文章になったときに変わる音


についてお話します。

リエゾンというのは、本来、別々の単語ですが、話したときに前と後の単語が
連続で発音されるために、音が少し変わるもの、
また、リダクションは、Reduction(削減、縮小) つまり、音が小さくなったり、なくなったりするものです。
細かい説明より、具体例を出した方がわかりやすいので、早速みていきましょう!

まずは、みなさんが、すでによく知っているもの。

I will go to see a doctor tonight.
これは、
I'll go to see a doctor tonight.

と書くことができますが、これは実は、話したときに縮まって発音されるのが
書き言葉にも使われるようになったものなんですね。

アイ ウィル
 ゴー ツゥー スィー ア ドクター トゥナイト

と速く話したら、

アイル 
ゴー ツゥー スィー ア ドクター トゥナイト

というほうが、言いやすい。だからこういう省略形を書くようになった、というわけです。

この手のもの、他にもいっぱいありますね。

There is → There's
There are → There're   


※このとき there だけの場合は、ゼァ と発音しますが、There're だと、 ゼァラァ のように、
there の r の音が発音されたりしますね。

これは、理屈で考えるのではなく、Thereare と発音してみると、自然にそうなってしまいます。


You have → You've   
I do not → I don't

He is → He's


要するに、スピーディに発声すると、こうなりやすい、という音になります。


そして、これと同じように、通常の文章でも、速くナチュラルスピードで話すと、
単語をくっつけて発音したほうが発音しやすいので、くっつくものがたくさんあります。
普通は、一口に言ってしまいたい、意味上関係が深いものがくっつきます。


最近のニュースからピックアップしてみましょう。

Class1 5811から、
belonged to くっついて発音されます
in one day くっついて発音されます。
It is considered    "It is"がくっつきます。イット イズ → イッティィズ

  この It is  ニュースで何度やっても聞き落とす人が多いです。

  でも、It は、たいていは、この文の直前に言った主語などの言い換えなので、
  話し手は分かりきったこととして話しています。だから速く短く発音されて
  短い単語が余計に短くなりますから、そういう音になります。
  これは、小さい音だということを理屈ではなく身体で覚えていると、勝手に耳と脳が反応して聞き取れます。

one of
くっついて発音されます。

in his career   in his 
がくっついて 発音しにくい h の音が消え、
          イニズ のように聞こえることもよくあります。

  ※ この h の音が消える場面、これ以外に頻繁にあります。
  実は、先ほどの You have も、h の音がなくなって、ユーァヴ → ユーヴ となっています。

  こういう音は、ここで説明するより、自分で発声練習をしたり、
  ディクテーションをしてみることで、自分でも同じ音の変化の体験をして感覚を掴むことができます。

つまり、これを無意識に正しく聞き取る方法は、自分でも発音する練習をするのが一番なのです。

自分で発音練習をしていると、当然、聞いたときにも無意識に理解できるようになります。

発音練習するときには、音声をよく聞いて同じように発音する練習をしましょう。
発音練習だけだと同じように発音する自信がない、という人は、
時間がかかりますが、ディクテーションを定期的に取り入れてください。

これは、理屈で覚えても役に立たないもので、1に、発声練習、2に、聞いた音をそのまま書き取る練習
をすることで聞き取れるようになります。


次は、リスニング学習法(3)のスピードについてお話します!

英語耳をつくるために、毎日、英会話も聞きましょう!
英語の「音」に慣れるには、簡単な会話を毎日聞くのが効果的です。

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