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一般社団法人EIGC代表理事のブログ/ ニュース英語 北千里教室(大阪府吹田市)

リスニングもリーディングも主語と述語が一番大切

2010-06-28 20:55:55 | ニュース英語・英語学習
前回紹介した、幸福度調査に関するニュースは、身近な話題のテーマなので、
クラス1でもReview Weekに学習しましたが、
今日は、この中で難しかったところ、
「ゆっくり読めば分かる」けれど、「速く読めない」「聞くと、混乱する」ところを取り上げます。


The survey
conducted by the Cabinet Office in March asked 4,000 people between the ages of 15 and 79
to grade their level of happiness
on the 11-point scale, ranging from “very unhappy” to “very happy”.

これを聞いたときの解釈の仕方を流れで細かくみてきます。


The survey ...... asked

主語と述語ですね。
調査はたずねた ・・・・・  「何を」が次はくるかな?と待っていると、


The survey ...... asked 4,000 people

調査は、4000人にたずねた。

すると、~を、という部分は、まだその後に出てくるはずだ、と思って待っていると、


The survey ...... asked 4,000 people .........to grade their level of happiness........

この調査は、4,000人に幸福度に点数をつけるよう求めた。
という、文の骨格が耳に入ってきます。

つまり、ここでは、

Something asked 人 to ......

人に ......するよう求めた
という形で使われていることに、気づく必要があります。

ask 人 というのが聞こえてくると、どこかで to + 動詞が出てくる
というのを予測して待ちながら聞くことになります。

すると、

The survey ..........asked 4,000 people ............to grade their level of happiness....................

が聞き取れます。

....の部分は、それぞれ、

The survey ..........         survey を詳しく説明するところ

asked 4,000 people ............     4,000 people を詳しく説明するところ

この文の幹が聞き取れると、細かいところを落としても、全体のストーリーを
ざっくり掴みながら、最後まで聞くことができるようになります。

文の幹がどれか分かっていないと、修飾部分が非常に多いので、
文全体が何を言おうとしているのか混乱してわからなくなってしまうのです。

リスニングでは、枝葉末節部分を聞き逃しても、
主部と述部(SとV)は、必ず聞き取ろうという覚悟で聞いてください。

いろんな単語が聞こえていても、主語と述語が分からなければ、
正しいメッセージを理解することはできません。

リスニングでは、とかく聞こえた単語をつなぎ合わせることに
走ってしまいがちですが、文構造が見えていないと、推測になってしまいます。

リスニングでもリーディングでも、主語と述語は、必ず意識して確認することで
聴解力も読解力も必ず伸びていきますので、このシンプルな重要ポイントは、
忘れないでくださいね。

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