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一般社団法人EIGC代表理事のブログ/ ニュース英語 北千里教室(大阪府吹田市)

先生紹介~「必死で」聞いてますか?

2013-09-04 22:36:00 | 教室講師 リーダー/ファシリテーター
今日は、小野原教室でC1クラスを担当してくださっている渡辺ゆり子先生をご紹介します。
渡辺先生は、私と大学が同窓で、渡辺先生の次男と私の次女が、高校と大学で同級生という
たくさんの偶然に本人たちもビックリな関係です。

北千里の教室を開室した5年前から教室に来てくださっていて、
受講生としても完璧ぶりを発揮しておられますが、
担当授業の準備も周到で、私も良い刺激をいただいています(^.^)

以下、海外での体験や通訳のことなど、興味深い渡辺先生のお話です。

~★~★~★~★~★~★~


初めまして。2013年4月から小野原教室で講師をしております渡辺ゆり子です。
中学・高校時代はブラスバンド部に所属、大学ではドイツ文学を専攻しました。
卒業後、企業に勤務、子育て専念時代を経て、現在は教育機関に勤務しながら、小野原教室で教えています。
アメリカ、韓国のTVドラマを見ては、感動の涙を流すのが好きです。

自分の英語とのかかわりを思い起こしますと、幼い頃は家庭環境からか、
何となく英語の先生になることが頭にあった気がします。
その思いも自然消滅した中3の頃、京都宝ヶ池国際会議場の通訳ブースを見学した時、
「絶対同時通訳になる!」と誓いました。その後、それはとてつもなく遠い夢であると断念。
「英語も使える日本語教師は私の天職だ」と考え、会社で働きながら学校に通い、
終了証を手にしたこともありました。

夫の勤務の都合で2年間暮らしたアメリカで、長年の海外留学の夢を爆発させました。
0才の赤ちゃんがいて自由がきかない中、まずはチャイルドケアのある
ESL(English as a Second Language)に通い、同時にESLの先生などに個人授業を依頼。
また市が催す、赤ちゃんを持ったママの会で、情報・意見交換をしました。
家にかかる新聞などの勧誘電話も、チャンスのひとつ。
何か月何ドル、どういう特典つき、なんていう内容をメモにとり、それを復唱して相手に確認しました。
その他、公園で積極的に話しかけてママ友を作ったり、スーパーなどで(不必要に!)商品の質問をするなど、
生きていく毎日が、楽しい英語の勉強でした。

その中でも一番身についたのは小児科です。当時病気がちだった子供の病状の説明、
お医者さんからの説明の聞きとり。わからないことは必死に食い下がって質問。
このやりとりのために医療用語が格段に増えました。


帰国後の子育て専念時代を過ぎた頃、子供達が「アレは、もうあきらめたん?」…時々ちくちくと尋ねてきます。
心にずっとひっかかっていた英検1級への挑戦を、高校・大学受験の彼らに負けじ、と再開しました。
この時期に、この教室との出会いがあり、1級取得への大きなはずみとなりました。

職場での仕事(英語を使うのは、メールや電話対応など)の他に、隔週日曜日に、
ボランティアで通訳をしています。
日本語で話されることを私がマイクを通して同時通訳し、外国人がイヤセットを使って聞きます。
場合によっては日⇔英の逐次通訳もあります。どちらも集中力、瞬発力の勝負です。

通訳というと、話す力の問題だと思いがちですが、英検1級のためにエッセイライティングを集中して勉強した頃、
通訳がとてもやりやすくなった経験があります。
理路整然とした英文を作ろうとする練習が、話す時に生きていたのです。

また、通訳でも授業のリスニングでもそうですが、各単語を正しく発音できないと、聞きとることができません。
英語の勉強は、いろいろな分野がどれも大事で、お互いに関連しあっているのだと思わされます。

私は「英語で何か貢献がしたい」という思いをあきらめきれず、結構な年齢(!)になってから、
濃く勉強し始めました。みなさんも、思いが起こされた時がチャンス!いつからでも英語の勉強を始めましょう。

さきほどの小児科、通訳の例のように、
1. はっきりした目標、テーマ
2. 必要に迫られた切迫した状況

が、ステップアップの好機ではないでしょうか。

何となく勉強するのではなく、遠くても、大きすぎてもいいから目標を持つことで、
今何をしたらよいかが、しだいに見えてくることがあります。
そのために小さな目標を設定し、1つずつクリアすることで、小さな達成感を積み重ねることができるでしょう。

また、時には勇気を持って、「必死の状況」に自分を追い込むことで、意外な力が出て、
壁を越えられたり自信が持てたりします。
毎回の授業のニュースリスニングも、小さな「必死の状況」かもしれませんね。

ニュース英語学習に生徒として出会った時に感じた確信。
それが講師となることにつながったことは、本当に不思議で、とても幸せに思っています。
ひとりひとりの必要に的確に応えられるように、みなさんと一緒に成長していけたらと願っています。

どうぞよろしくお願いいたします。

~★~★~★~★~★~★~

(服部のひとこと)
中学生のときに国際会議場の同通ブースを見たら、すごい!と思うでしょうね(^.^)
若い間にいろんなものを見ることは、その後の成長に大切です。
海外への旅行や留学だけでなく、いろんな職業を知ることで、視野が広がり、
モノの見方も多様になります。

特に若い人には、英語の学習としてだけでなく、
ニュースの内容から刺激を受けて、社会問題への関心を高めてもらうことを期待しています。
英語は「道具」でしかありません。
内容のある言葉を理解し、語れるようになることが目標です。

ところで、「必死の状況」、みなさん大切にしていますか?
自分を追い込むことで、力が伸びるというのは、まさに真実です。

毎週の授業のときに、必死でやれていますか?
・復習の発声練習のとき、
・単語の聞き取りで発声するとき
・ニュースリスニングのとき

授業中はあまり緊張せずにリラックス、笑いも交えたほうが、集中力は持続して吸収力も高まります。
授業中にどれだけ楽しく集中して学べるかで、英語力のUPに差が出てきます。
毎回の積み重ねが、数か月、半年で大きな違いになります。
授業は楽しみつつ、適度な緊張とリラックスで毎回、充実した時間を過ごせるようにしましょう。

ニュースは、クラスによって違いますが、
1回通しで聞いた後、一文ずつ聞き直すときも、2回聞いてもらうことが多いですが、
本当は、一発勝負で聞き取れなければいけません。

2回や3回聞くチャンスがあっても、常に1回目で聞き取る心構えで聞き、
2、3回目は確認する、など、自分自身の英語力に合わせて、「必死の状況」に自分を追い込む形で
ニュースリスニングの時間を最大限活用してくださいね。


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