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一般社団法人EIGC代表理事のブログ/ ニュース英語 北千里教室(大阪府吹田市)

先生に質問しようの会

2014-12-21 23:22:14 | Tips for Communicati
昨日、土曜日で今年度の授業が終了し、夜は、「先生に質問しようの会」をC1のHさんが企画してくださり、
たくさんの方にお集まりいただいて、楽しい夜を過ごせましたね。

一夜明けて、昨夜みなさんがお話されていたことを反芻しています。
そしてもう一度ここでもお伝えしておきたいことを書き残しておきます。

この教室には、さまざまな方が来ています。

・学習熱心で前途有望な中・高校生たち
・将来のことを考えて熱心に学んでいる大学生・院生・研究者の方
・英語のプロを目指している大学生
・お仕事で英語が必要で、通われている社会人の方
・お仕事では現在使っていないけれど、英語力を高めたいと通われている社会人の方
・教養として、また趣味として、英語が好きで熱心に勉強されている社会人、主婦の方


みなさん、ご自身で自分の立ち位置を理解して、EIGCで学んでくださっていると思います。
ここでの学習に満足してくださっている方のお話を聞くと安心です。
また、みなさんの力になろうと講師の側も努力をしていますので、学びに満足していただいたり、
受講生さんの英語力の伸びを実感したときには、たいへん嬉しいものです。

一方で、もし、今の自分の学習の進捗状況がどうも芳しくない、と思っておられる方がいれば、
その方に、あらためてお伝えしたいのは、
「自分に厳しくあれ」ということです。

授業では、聞く練習や発声練習をたくさん行っています。
3か月に一度のReviewでは、毎回、書く課題を出しています。
「書ける」ということは、「正しく聞ける」「正しく読める」という力と同様に非常に重要な言語能力です。

自分の考えを書けるようになれば、話すのも比例して上手になります。
書くということは、考えをまとめる作業であり、
「考えをまとめる」という作業は、知的な社会活動を行う上で必要不可欠な作業です。

うまく書けないな、と感じている方は、なぜなのか自分に問いかけてくださいね。

・英語の語彙力が足りない
・文法や構文、表現の知識が足りない
・そのテーマについて自分が考えたことがない、自分の考えがない
・考えはあるが、うまくまとめることができない

みなさん、それぞれ足りない部分、足りない程度が違います。
自分はどうなのか、自分に足りないものがわかれば
何を勉強すればいいのか自然とわかります。

語い力が足りないなら、教室で学習した語いを文脈の中で着実にものにしていきましょう。
文法や構文ができていないと思うなら、疑問に思ったものは調べたり質問したりする。
考えることが不得意なら、自分で書くと考える力を養えます。
ニュース関連で記事をさらに読んでみて、自分の意見を書いてみましょう。
英文が難しいなら日本語と併読すればいいのです。
今はネットで調べれば、たいていのことはすぐ出てきます。
自分で書いたもので自分で判断できないなら、持ってきてもらったらアドバイスしますよ。

毎回のニュースの裏に刷っている、和→英のWriting Exerciseをやっていますか?
自分でやってみて、そのあと模範解答を見直して、なるほど、というプロセスを3か月も経験すればかなりの違いが出ますよ。

忙しいのは理由になりません。
積極的に人生を生きている人は、だれもが忙しいのです。
忙しい中で、何を優先し何を犠牲にするのかは、自分が決めているのです。

今の状況に納得できない方は、自分が決めてきた時間の使い方を見直してみましょう。

もし、今の学習時間が足りないと思うのであれば、
睡眠時間を削るのか
テレビを見る時間を削るのか
仕事を早く終えるのか
友人や家族と過ごす時間を削るのか
家事を早く済ます工夫をするのか
そもそも細切れ時間を活用できているのか
きちんと集中してやれているのか

あなたにとって英語力を高めるということの優先度が高いのであれば、
考えれば、どこかで工夫して短時間でも絞り出して、集中して学習することができるはずなのです。

何を優先して何を削るかをあらためて見直してみましょう。

私は、教室で皆さんの学習のサポートをしていますが、私ができるのはサポートであって、
みなさんは、自分自身に責任をもたなければなりません。



昨日も話しましたが、
私は、高校時代に、英語で書かれたある哲学的な文章の内容が気に入って
内容にのめりこんだことが英語上達のきっかけでした。
この話をよくするのは、言語学習上の重要なヒントになると思っているからです。

英語が恰好いいとか、表面的な理由で英語を学んでいても、役に立つ英語はあまり身に付きません。

英語は道具でしかないわけですから、内容に関心を持つことで、
その道具が表現しようとしていることを本当に理解できるようになります。

英語というより、英語で何を知るのか、学ぶのか、を意識することが上達のきっかけになると思います。

私がニュース英語教室を始めたのはそれが理由です。
今、社会でまさに起きているさまざまな出来事や問題を扱うニュースなら、どんな立場の人にも関係の深い内容です。
リアルな世の中を知り、その内容に関心を持てるものがあれば、
そこに書かれている英語の表現も自分の中で生き生きとしたものに見えてきます。

内容に関心を持っていなければ、単なる記憶学習と同じになってしまい、学習効果は半減します。



私の場合、仕事で責任を強く意識し、仕事を全うする中で英語力を身に着けてきたことも昨夜、お話しましたね。
それだけの覚悟をすれば、それだけ努力をするわけですから、おのずと身につきます。

教室に通っているみなさんの中で、短期間で大きく成長する方は、それなりの覚悟で教室に来られ、
非常に多忙であるにもかかわらず、授業では人一倍集中し、学習量も多いなということが、見ていてわかります。

皆さんが、伸びるかどうかは、皆さんがどれだけ覚悟して学習に臨んでいるかを反映しています。
自分に甘えず、自分に厳しく。

年末年始、良い時期です。ぜひ、自分自身を見直してくださいね。
応援しています。



ニュースで鍛える 国際社会で通用する英語力
一般社団法人EIGC 茅ヶ崎方式ニュース英語 北千里教室・小野原東教室

当教室は、非営利型一般社団法人EIGC(エイジック)が運営しています。
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