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一般社団法人EIGC代表理事のブログ/ ニュース英語 北千里教室(大阪府吹田市)

大事な聞き取りのコツ

2009-10-04 07:51:27 | ニュース英語・英語学習
テレビなどだと映像があるので、聞き取れていなくても分かったような気になってしまうので、気がつかないんですが、
ニュースを聞き取るときの大事なコツの一つは、
文章のしくみを理解して、予想しながら音を待つ、ということです。

長い文章のために意味がわからなくなってしまうのは、単語が1つ、2つ聞き取れないのが原因、
と思いがちですが、文の構造が見えていると、多少聞き取れないところがあっても
大筋が理解できます。


The health minister asked people with chronic illnesses who contract the flu
to receive medical treatment as soon as possible, because their symptoms may quickly become serious.


慢性疾患を持った人で新型インフルにかかったら、
症状がすぐに重くなるかもしれないので、できるだけ早く医療を受けるよう求めた。 【Class2 5701-1から】


とても長い文章ですが、前半の主文の骨にあたる部分は、

The health minister asked people.....to receive medical treatment


ここです。 asked people to receive
厚生労働大臣が、人々に医療を受けるよう求めた。


また、その間, ..... にある部分

people with chronic illnesses who contract the flu

この部分は、peopleの説明をしている部分ですが、ここが長いので、chronicとか、contractなどの単語が
聞き取れなかったりすると、文全体が分からなくなってしまう、という人が多くなります。


    chronic 慢性の
    contract (病気に)かかる、感染する、(「契約する」という意味もあります)

こういうときに、文の構造が分かっていると、
多少のことは聞き取れなくても、大筋をはずさず理解することができます。


ask 人 to V


askの後、peopleがくると、そのあといくら長い説明が続いても、どこかでto+動詞が出てくるはず、
と待ちながら聞くと大筋をはずしません。

to+動詞 が出てくるまでは、そのpeopleがどんな人なのかを説明している内容がでているはず。

そういうことを頭の中で理解しながら聞いていると、chronic illnessがわからなくても
誰か特定の人たちに医療を早く受けるよう求めた、ということだな。と分かるわけです。


He asked me to open the window, because it is hot in this room.

この部屋は暑いから、彼は私に窓を開けるよう求めた。

と同じタイプの文だ、ということが分かっていると、多少の単語を聞き落としてもだいたい推測がつきます。


音読やリスニングなど予習・復習するときには、文のしくみ、タイプを意識して行いましょう!



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