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一般社団法人EIGC代表理事のブログ/ ニュース英語 北千里教室(大阪府吹田市)

英語はアメリカ英語だけじゃない

2009-07-12 16:24:21 | 英語や仕事や日々の生活のはなし
昨日、ヨーロッパ旅行から帰った受講生さんが、フランス人の英語やスコットランドの英語が、
ぜんぜん分からなかった、と漏らされていました。

日ごろ日本で英語学習だけしていると、ついついニュースなどで聞くアメリカ英語やイギリス英語くらいしか、
考えませんが、実社会(世界)では、アメリカ人やイギリス人以外の英語を聞くことが圧倒的に多いものです。

仕事で英語を使う人も、取引相手国は東南アジアやアラブ諸国など、ということも多く、
場合によっては、英語を母国語としない人たちばかりと、英語でコミュニケーションをとっているケースも決して少なくありません。

先の例でいうと、フランス人の英語は訛りがひどく、本当に聞きにくいです!

私の仕事の経験では、昔、通訳をしていた頃、スウェーデンのある大手企業の労働組合トップ
の人の英語が非常に分かりづらく苦労したのを覚えています。
スウェーデンの同社からは、5人ほどいらっしゃったのですが、その1人だけ、どうしても
分からないことが何度かあり、申し訳なくて冷や汗を流しました・・・

あとは、中国系シンガポール人。早口でまくしたてるのですが、すごい中国語訛りの上、
よく聞いていると、文法も怪しい英語をしゃべっているので、余計に分かりにくい!

インド人エリートは、ものすごいクセのあるイントネーションに早口な人が多く、
最初は、ちんぷんかんぷんでしたが、一時期、インド人とよく話す機会があったので、
分かるようになりました。


通訳の相手がアメリカ人だとある程度安心です。
東海岸の人は早口ですが、きれいな英語を話してくれるので、たいへん分かりやすいことが多かったです。


スコットランドもイギリスの一部とはいえ、スコットランド語があるくらいです。

そもそも、イギリス英語は、スコットランドだけでなく、ウェールズやアイルランドなど
地方によってかなり差があるし、ロンドンですら、下町英語は、私も昔、まったく
分からなかった経験をしています。


2年ほど前にイギリスを旅行したときには、ロンドンでもエジンバラでも、湖水地方でも、
さほど分からないという経験はしませんでしたが、一度だけ、宿泊施設のレセプションの
若い女性の英語が聞き取りにくくて、何度か聞きなおさなければならないことがありました。
(場所はロンドンでした!)


世界の要人、企業トップ、エリートなどになると、やはり他国の人とコミュニケーションを
とらなければならないので、多少訛りがあっても分かりやすい英語を話す人がほとんどでしょう。

日本人が、多少発音が上手でなくても、まったく気にする必要はありません。
ただし、イントネーションやアクセントは分かりやすさに直結するので大切。

また、できるだけ正しい英語を話すことの方が大切です。



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