いろんなレベルの人を教えていると、
リスニング力の伸びを阻む、いくつかのポイントがあることが分かります。
1.初期単語レベル
カタカナ発音で覚えてしまっていて、
milk、report, folder, callなど、書いてあればすぐ分かる単語でも、ナチュラルな発音だと、認識できないレベル。
聞こえ方を無理やり、カタカナにしてみると
ミルク → メルコ
レポート → リポー
フォルダー → フォルドウ
コール → コォー
TOEICスコアでいうと、550点程度以下の方です。
2.リダクション克服レベル
ニュース英語やTOEICなど速い英語になると、センテンスの中で、一部の単語が弱く発音されたり、
音と音が連結して一つ一つの単語の発音とは異なる音になります。
これに慣れていないため、センテンスの中で1,2か所こういうところがあると、文全体の構文も理解できず、何を言っているのかわからなくなってしまう。
結果として、聞こえた単語から文全体の意味を推測せざるを得なくなります。
このレベルの方は非常に多いです。
TOEICで言うと、550点~750点程度の方でしょうか。
★対策★
このあたりの方は、リスニング力をあげるために、延々とCDをかけっぱなしにして聞いたりして、
練習しているかもしれませんが、それよりもっと効果があるのは、正しく発音する練習です。
初期単語レベルの人は、TOEIC問題集なら、パート1や2に出てくる短文を繰り返し、聞いては発音、
という練習をすると良いでしょう。
たくさん聞くよりも、ナチュラルな英語をきちんと聞いて、聞いたとおりその場で
すぐに自分も発音し、同じように発音する練習をすることです。
リダクション克服レベルの人なら、レベルに応じて、パート2からパート4の問題で、
聞いては、「自分で発音」を繰り返します。
自分で読んでいたときと、本来の発音のされ方の違いを明確に意識して自分で発音してみることで、
本来の発音が身体にしみこむので、次に聞いたときに、自然に聞き取れます。
また、リダクションをきちんと聞き取れるようになるためには、ディクテーション(聞いて、その通り書き取る)も非常に有効です。
時間と気力の余裕があるときに、ディクテーションをやるとよいでしょう。
短いものでも、全部書き取ろうと思うと、相当骨が折れます。
いかに、小さい音を落としていたのかが、よくわかり、解答(原稿)を見てから、再度リスニングしてみると、
発音がよく認識されるようになります。
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1.初期単語レベル
カタカナ発音で覚えてしまっていて、
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聞こえ方を無理やり、カタカナにしてみると
ミルク → メルコ
レポート → リポー
フォルダー → フォルドウ
コール → コォー
TOEICスコアでいうと、550点程度以下の方です。
2.リダクション克服レベル
ニュース英語やTOEICなど速い英語になると、センテンスの中で、一部の単語が弱く発音されたり、
音と音が連結して一つ一つの単語の発音とは異なる音になります。
これに慣れていないため、センテンスの中で1,2か所こういうところがあると、文全体の構文も理解できず、何を言っているのかわからなくなってしまう。
結果として、聞こえた単語から文全体の意味を推測せざるを得なくなります。
このレベルの方は非常に多いです。
TOEICで言うと、550点~750点程度の方でしょうか。
★対策★
このあたりの方は、リスニング力をあげるために、延々とCDをかけっぱなしにして聞いたりして、
練習しているかもしれませんが、それよりもっと効果があるのは、正しく発音する練習です。
初期単語レベルの人は、TOEIC問題集なら、パート1や2に出てくる短文を繰り返し、聞いては発音、
という練習をすると良いでしょう。
たくさん聞くよりも、ナチュラルな英語をきちんと聞いて、聞いたとおりその場で
すぐに自分も発音し、同じように発音する練習をすることです。
リダクション克服レベルの人なら、レベルに応じて、パート2からパート4の問題で、
聞いては、「自分で発音」を繰り返します。
自分で読んでいたときと、本来の発音のされ方の違いを明確に意識して自分で発音してみることで、
本来の発音が身体にしみこむので、次に聞いたときに、自然に聞き取れます。
また、リダクションをきちんと聞き取れるようになるためには、ディクテーション(聞いて、その通り書き取る)も非常に有効です。
時間と気力の余裕があるときに、ディクテーションをやるとよいでしょう。
短いものでも、全部書き取ろうと思うと、相当骨が折れます。
いかに、小さい音を落としていたのかが、よくわかり、解答(原稿)を見てから、再度リスニングしてみると、
発音がよく認識されるようになります。
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