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現代落語の基礎知識 広瀬和生

最近落語を聴く機会が何度かあり、落語家が出てくる時の音楽が落語家によって違っていてそれを「出囃子」ということを初めて知った。聞いた落語が結構面白かったので、この夏は色々な落語家の話を聞いてみることにした。ついては、少しでもその辺りの常識を得ておこうと思って本書を読んだ。本寸法という言葉の意味、オチとサゲの違いなど、いくつか基本知識が得られたし、近年の落語事情にも少し明るくなった気がする。これから落語を聞きに行った時、今までと違う聞き方ができるかどうかが楽しみだ。(「現代落語の基礎知識」 広瀬和生、集英社)

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