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テリー・オライリー スティック NHL
NHLの名門ボストン・ブルーインズの元キャプテン、テリー・オライリーのスティックをあしらったコレクティブル。1971年にNHLデビュー後、85年に引退するまで一貫してブルーインズでプレーした典型的なフランチャイズ・プレーヤーだ。私はこのコレクティブルを入手するまで彼の名前を知らなかったのだが、地元を中心に絶大な人気を誇っていたようで、彼の背番号「24」は現在ブルーインズの永久欠番になっている。直接見たわけではないが、彼のプレー・スタイルはいわゆる「ラフ・プレー」だったらしい。彼の活躍した時期は70~80年代だが、華麗なスケーティングとパスを誇るグレツキーの登場は79年だ。グレツキーの登場で、アイスホッケーが徐々に変わっていったとはいえ、当時のNHLは、基本的には荒くれ者のラフなプレーを見て楽しむものだったのだろう。その頃ようやく安全のためにヘルメットをつけることが義務付けられたものの、ヘルメットなしでプレーして気概を見せることが喝采を浴びていたという。彼は、そうした時代のヒーローだったのではないかと思われる。
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