八尾市市民活動支援ネットワークセンター「つどい」(ブログ)

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第3回 えんがわ寄席~12月6日~

2015-12-25 16:43:07 | 【アーカイブス】取材記録(2012~2020年度)

こんにちは 「つどい」スタッフ鞠ちゃんです。

ちりとてシャン、ちりとてシャン
12月6日の日曜日、ファミサロン「えんがわ」「第3回えんがわ寄席」が開催されました。



今回は、4席。前回と同じ関大落研OBと現役の4回生方々です。



トップは、「えんがわ寄席」初登場、4回生の爪田家好流(ツメタヤ スクリュー)さん。
演目は、「ふぐなべ」です。冬場によく演じられる有名な落語ですね。

幇間の繁が、温泉土産をを持ってお店のご主人を訪ねます。
「ふぐ鍋」を食べたいのですが、毒にあたるのが怖いご主人。ここぞとばかりに
鍋を一緒に食べようと誘い、繁に毒見をさせようとしますが、うまくいきません。
そこで、お余りをもらいに来ていた乞食に毒見をさせようとふぐのあたりそうな部分を
与えますが・・・。
今も昔も「フグは食べたし、命は惜しし」です。
好流さんの演じる幇間の繁のご主人に媚びる笑顔が何とも言えず・・・。


二席目は、関大亭辰来(カンダイテイ タックル)さん。この方も初登場の4回生です。
演目は、柳家喬太郎師匠の新作落語「国民ヤミ年金」です。

詐欺や恐喝といった罪で刑務所に収監されている男に、政府関係者が仕事を
依頼するために面会に来ます。その仕事とは・・・。

辰来さん自身の就職面接の話題を枕にして、男が国民年金未納の夫婦を
男はマグロ漁船に、女は吉原に売り飛ばすと脅して、年金を取り立てるお話です。



中入り後は、おなじみ千里家露九さんの「初音の鼓」でご機嫌をうかがいます。
骨董好きの殿さまに道具屋が、「狐忠信」の芝居で名高い「初音の鼓」を本物と
偽って売りつけようとします。鼓を打つと、狐が側の物に乗り移って「コン」と鳴く
と言う。お側用人とグルになり、殿さまが鼓を打つと・・・・。
「鼓がポン、狐がコン」。「ポンポンコンコン」。



トリは、千里家宗巣(センリヤ ソース)さんの「除夜の雪」。
年末を意識した演目です。
雪の降る大晦日のお寺。除夜の鐘を待つ小僧さんたちの掛け合いが面白い!
やがて、商家のお嫁さんが、借りた提灯を返しにきます。が、不釣り合いな縁談を
して、いびり倒されているお嫁さんには、足跡がなく・・・。
落ちは、「あれが釣鐘、これが提灯」

私には、落ちがよくわかりませんでしたが、釣鐘も提灯も形は似ているが、
重さが極端に違うことから、つり合いの取れていないたとえになっているそうです。


出演の皆さん、お疲れ様でした。
今回は4回生の方もおられて、就職活動の枕もありました。

さて、次回「第4回えんがわ寄席」は、

2016年1月24日(日)午後1時開演(2時30分終演予定)
          「ファミサロンえんがわ」は12時より開場。

お問合せ連絡先   070-5430-0681 (千里家露九さん)

第4回には、関大だけでなく、京都産業大学落研の参加もありますよ。
勿論木戸銭無料です!



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