八尾市市民活動支援ネットワークセンター「つどい」(ブログ)

大阪府八尾市の魅力ある市民活動情報をブログ形式で発信しています!
ぜひぜひご覧下さい(^_^)/

第15回 與兵衛桃林堂 藍で彩る うちわ展【河内木綿藍染保存会】

2024-07-07 17:18:44 | 取材記録(2021~2024年度)

 こんにちは。
 つどい業務責任者の新福(しんぷく)です。

 今年も「うちわ展」を開催しておりましたので、ご挨拶にお伺いいたしました。

 昨年度に取材をさせていただきましたので、こちらの記事をご覧くださいね。

 つどいブログ【本日7/9(日)15時まで「第14回與兵衛桃林堂 藍で彩る うちわ展」】


 
うちわから広がった話題(村西徳子氏と辻合喜代太郎先生との出会い)

 河内木綿藍染保存会の原田副理事長とお話をしていて、
文様について色々とお教えていただきました。

 
 この文様は、牡丹二重唐草(ぼたんにじゅうからくさ)と言います。
 うちわの真ん中が牡丹の花です。

 
 こちらの文様は、菱藤(ひしふじ)と言います。

 この文様は、柿渋で強固にした型紙を彫って文様が作られます。
 その型紙を使って染めることが出来、このような文様が出来上がります。
 


この文様を復元したことで今日まで引き継がれた 

 この文様は、NPO法人河内木綿藍染保存会の設立代表者であり理事長だった
村西徳子さんが、河内木綿研究家である辻合喜代太郎先生の指導により、
河内木綿型染復元に30年以上に渡りご尽力をされ、郷土の伝承文化発展に
携わって来られました。

 江戸時代の河内木綿文様の復元をめざし、型彫、糊置、染色と「甦る」を
テーマに創作活動を続けられました。
(2000年に設立したNPO法人河内木綿藍染保存会以前のご活動かと存じます)

 これら上の写真は、江戸時代末から明治初期にかけて、河内地方で使用されて
きた藍型染から、復元復刻する作業を手掛けられました。



このお二人が出会われた場が「與兵衛桃林堂(よへえとうりんどう)

 河内木綿研究家である辻合喜代太郎先生は、與兵衛桃林堂のご主人と
懇意にされておられ、與兵衛桃林堂にお越しになられていたそうです。
 そこで河内木綿文様など学ばれたかった村西徳子さんが、與兵衛桃林堂に
立ち寄られた際に、辻合喜代太郎先生に出会われ、そこから河内木綿紋様の
復元や研究を共同でされるようになり、今日の様な河内木綿文様が継承
されております。

 その出会いの場が「與兵衛桃林堂」さんでした。
 「つどい」の立場として、つながりを提供した面で見ると、
 「與兵衛桃林堂」の役割も大きかったと思います。
 私だけかもしれませんが、つながりづくりや中間支援の立場では、
実はこの点に興味を持ちました。
「與兵衛桃林堂」のすごさを感じさせていただきました。

「つどい」が開設される前から、このようなつながる場づくりとして
機能していた場所は、昔からあったということが、私には学びになりました。

 例えば「旧 植田家住宅」も会所の役割を兼ねておられたので、
つながる場づくりの
役割も果たしていたのでしょう。

 時代に応じて、つながる場づくりに特化した「つどい」が生まれたのかしません。
 もちろん市民活動センターとして、近年は多様な活動主体をつなげる役割にも
なっております。
 
 NHKのテレビ番組「プロジェクトX」で取り上げられても良さそうな活動ですね(*^_^*)
 河内木綿文様の復元復刻は、八尾版の「プロジェクトX」やと思いますm(_ _)m




そのようなことがまとめられた書籍が2冊ありましたm(_ _)m
 
 原田副理事長から、詳しくはこちらの書籍に掲載されていることをお教えいただき
ましたので、
ご紹介させていただきます。

 
 「河内木綿 文様と藍染の美」

 
 
 「河内型絵 河内木綿と藍染」

 上記の書籍は、八尾市立図書館4館(八尾・山本・志紀・龍華)で貸出が出来ます。 


  
河内木綿藍染保存会さんとのつながり・ご支援

 次の3点かなと思います。

 ①中央環状線高架下「中環の森」
  「つどい」「広がり交流会」「つどい体験会」を経て11年4ヶ月続いた、菜の花づくり体験と河内木綿づくり体験。
  河内木綿づくりではもちろん、菜の花づくり体験でもご協力くださりました。
  
 ②NPO法人の運営相談
  NPO法人の設立・運営相談員だった金光先生も一緒になって、
  役員登記についてご支援をさせていただきました。
  これが非常に助かったと仰っていただき、今でも感謝していただいております。
  こちらこそ、感謝しております。

 ③ガイドツアー等を紹介する旅行体験情報サイト「Deep Experience Osaka」への登録
  (公財)大阪観光局が㈱ユニアースと共同で取りまとめているサイト。
  (公財)大阪観光局に出向していた八尾市の職員さんが河内木綿藍染保存会さんに
  ご紹介をされ、つどいにご相談があった。
  この件は特に金光先生のご尽力により、文量の多い各規定について解説をしていただき、
  確認する内容等をアドバイスいただき、利用申込書を提出。

 大阪観光冊子「OSAKA DownTown of Japan」No.3の13ページ目に
 「守り継がれる河内木綿の藍染体験」として掲載されました👏👏
  掲載されていたページのQRコードをから下記のページをご覧になれますよ。
  体験してみてくださいね(*^_^*)

 河内木綿文様で作る「バンダナ藍染体験」(DeepExperience株式会社)


 最後に、NPO法人河内木綿藍染保存会のホームページをご紹介します。
 河内木綿文様もインターネットで閲覧できますよ。

 NPO法人河内木綿藍染保存会 ホームページ
 


 嬉しい再会
 途中、北山陽子さん(ペーサン陽子さん)が、息子さんを連れて、「うちわ展」をご覧にお越しになられました。
 いつも「つどい井戸端会議」にご参加いただき、ありがとうございます。
 ミャンマーにある日本語学校で公衆衛生の授業をしたいと言う相談をみんなで対応いただき、
 その相談が実現できた一役を担っていただいたのも北山さんでした。

 どうも、ありがとうございました(*^_^*)

 この後、次男坊さんの誕生日プレゼントとして甲子園に行かれました。阪神勝ったのかな?
 (写真の掲載許可をもらうを忘れたので、掲載はおあずけですm(_ _)m)



 最後までご覧いただき、ありがとうございました。


おでかけきゃぱすdayに行ってきました!

2024-05-30 17:12:33 | 取材記録(2021~2024年度)

こんにちは、つどいスタッフの武田です

5月19日に立命館大学いばらきキャンパスで開催された

『おでかけきゃぱすday』に行ってきました

こちらは立命館大学大阪いばらきキャンパス新棟開設記念イベント、

いばらき×立命館DAY 2024 の一環として開催されていました!

 


そもそも、”きゃぱす”って何?


きゃぱすは茨木市にある市民活動センターの名称です。

八尾市における私たち“つどい”と同じ役割を果たしている施設です


きゃぱすのホームページ上に施設について

詳しく説明されているページがありましたので、是非ご参照ください

What’s きゃぱす – きゃぱす|茨木市市民活動センター

 



私自身、他都市の市民活動センターを訪れるのは初めての経験だったので

イベント前日から楽しみでわくわくしていました

茨木駅に着くと「立命館いばらきキャンパスはコチラ」の矢印があり、

方向音痴な私も無事に会場にたどり着くことができました


会場は出店などもあり、子ども達を含め多くの人で賑わっていました

 

さて、まずは講演会「『地域とつながる』ってなんだろう?」を聴きに

立命館大学いばらきキャンパスのフューチャープラザ2階へ


こちらは講演会というよりも、参加者みんなで話し合う会といった雰囲気で

私も改めて「町内会ってなんだろう?」「ご近所付き合いの意義って?」と考えたり、

参加者の皆さんの意見を聴いたりできる貴重な機会でした

 

続いて3階では、様々な市民活動団体さんがワークショップ等を出店されていました!

出店ブースには子ども向けのワークショップも多く、

のびのびと遊びまわる子ども達の笑顔に思わずほっこりしました


その後、昨年11月にできたばかりの『おにクル』にも行ってきました

 

おにクルとは?(茨木市ホームページより引用)

ホールや図書館、子育て支援、市民活動センター、プラネタリウムなど、多くの機能が入る複合施設です。

 

茨木市役所から道路を挟んで直ぐの場所にあるおにクルですが……、

想像を超える建物の大きさに驚きました!!

 

入り口を入って直ぐの広間ではヴァイオリンの演奏会が開催されていたり、

フリースペースでは友達と一緒に勉強に励む学生さん達がいたり、

文字通り”市民の憩いの場”になっているなと感じました

 

こんな盛り沢山な施設の7階に「きゃぱす」が入っているなんて、

凄いなあ……と思わず声に漏れてしまうほどでした(笑)

 

他都市の市民活動センターを見て初めて気づくことも多く、

とても勉強になり、沢山の刺激を受けた一日でした

これからも機会を見つけて他都市の市民活動センター等に足を運びたいと思います!


大人のためのおはなし会 2024春 in 青少年センター【朗読ことのは】

2024-05-19 16:21:19 | 取材記録(2021~2024年度)

 みなさん、こんにちは。
 つどい業務責任者13年と6ヶ月目に突入した新福(しんぷく)です。

 今日は、今年3月につどいに登録された「朗読ことのは」さんが読み聞かせ・朗読をされている
ことをお聴きしましたので、取材にお伺いしました。
 実は、つどいに登録した団体の紹介ページを、つどいホームページに掲載しております。
 今まで、シーッ( *´艸`)って黙っていた訳ではないのですが、あまりPR出来ていなかったのは事実ですm(_ _)m

 最近では、ブログで取材等を掲載した記事の蓄積もされて、各団体紹介ページに貼り付けてご覧いただけるように
充実して参りました。
 
 その「朗読ことのは」さんの紹介ページの写真を掲載したく、取材に伺ったと言う経緯(いきさつ)なんです(*^_^*)

  ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼
 つどい登録団体紹介ページ「朗読ことのは」
 
  
 

 小説の一説を朗読されるおはなし会 

 6つの演目がある中で、5つの朗読が披露されました。
 1時間に渡るおはなし会です。
 途中、小休止を兼ねて、参加者全員で、声を出して読むコーナーもありました。
 
 午前のゆったりと、でもしっとりとした雰囲気でした。

 例えが違っていたら、ごめんなさいね。
 穴場のお店、隠れ家のお店を見つけたような、そんな気分になりました。
 市民活動の行事もしくは市民活動団体が協力する行事は色々とありますが、穴場的な隠れ家的な行事に感じました。
 (こんな感覚は、私だけかも・・・💦)
 
 ちなみに、主催は八尾市立八尾図書館です。
 つどい登録団体「朗読ことのは」さんが出演され、主催者と協働されておられました。


  
 常連の方が多いのか、20名以上の方がおられました。
 平日の午前にこれだけの方がお越しになるのは、お求めの方が多いのですね。
 公共空間においてのニーズや需要を感じました。
 


 おはなし会の様子をラインナップ(^O^)/ 
 
 
  1.「金庫と花丸」冲方 丁(うぶかた とう)・著
   『もらい泣き』(集英社)より
   朗読:奥野 三枝子
   (朗読ことのは 代表の奥野さんです。)
   (声をお聴きしてナレーションで何か語ってほしいなぁと思いました。)

  5.「上機嫌の秘訣6「老い」をユーモアで笑いとばす」樋口 恵子(ひぐち けいこ)・著
   『老いの上機嫌』(中央公論新社)より
   朗読:奥野 三枝子


  
 
 
 大人のためのおはなし会の進行役の方です。名前控えるのを漏らしました。
 きっと「朗読ことのは」の方ですね。
 



 
  2.「ドクロのラベル」蒼井 上鷹(あおい うえたか)・著
   『4ページミステリー震える黒』(双葉社)より
   朗読:宅間 結子
   (朗読ことのはメンバーであり、八尾図書館の方でもあります)
   (他のつどい登録団体にも参加されておられご活躍中です!)


  
  3.「カバン探し」澤田 瞳子(さわだ とうこ)・著
   『天神さんが晴れなら』(徳間書店)より
   朗読:脇塚 敏
   (ノートパソコン、交通系ICカードと最近生まれた用語を耳にして、

    結構最近の小説も扱っているのかなぁと感じました。)
   (小説の世界も未知なので、インターネットで検索すると同年代が
    小説家になられておられ、今回の朗読では近年に出版された小説を
    扱われている
ことを知りました。知らない世界、一年生の気持ちです(/ω\))
   

 ~みなさんでいっしょに~(^O^)/ 



  
 もう一人の進行役の方(八尾市立八尾図書館)が登場され、趣旨説明をされました。

 
 「五十音」を読ませていただきました。
  『名作童謡北原白秋・・・100選』北原白秋・著/上田信道・編著(春陽堂書店)より
  
 続けて・・・
 「対酒」白居易・著(China・唐代の詩人)も読ませていただきました。
  『時をこえるうた 漢詩』八木章好・著/すずき大和・絵(国土社)より


 読むと、舌の運動、口の筋肉を動かして、表情や気持ちが豊かになりました(*^_^*)
 この読ませていただいた文面を親に渡したいと思いましたが、その場で回収となりました。
 必要な方は八尾図書館でお借りくださいとのことです。
 そりゃ、そうか(@_@)と納得しました。じっくり見に行きましょう。

 



 引き続き・・おはなし会の様子をラインナップ(^O^)/ 

 
  6.「伊勢物語 筒井筒」(二三段 一、二、三)
   『伊勢物語』(ビギナーズ・クラシックス 日本の古典)坂口由美子/編(KADOKAWA)より
   朗読:大西 榮子
   (大西さんも初めてお会いしました。当日、参加者でつどい登録団体の方も来られていて、

    今日は大西さんが朗読されるので、参加したとお聞きしました。世間は狭く、つながっていますね。)

  豆知識:「伊勢物語 筒井筒」の現代語訳は、下記のホームページに掲載しておりました。
      また「学習のねらい」など、事細かく書かれており、意図が理解できるかと思います。
      (私の場合はもう少し反復しながら理解を深めます( ̄▽ ̄))
  ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼
  インターネット「NHK高校講座ラジオ学習メモ 言語文学#54・55」

  

 最後は全員登場!本当のラインナップです(^O^)/ 

 
 全員が登場し、最後に閉会の挨拶を行い、終了いたしました。貴重な機会をいただき、ありがとうございました。 


 感じた事・・・「大人たちにも必要な場 おはなし会」
 ・自然と朗読をされていましたが、どの小説を朗読するのか、選ばれた小説からどの一節を朗読するのかを選ぶだけでも結構エネルギーを使うなぁと感じました。
  予め小説を読まれて内容も知っておかないと
いけないので、日頃から意識して小説も読まれているのだろうと、想像を膨らましてしまいました。
  (当日の朗読の内容で想像を膨らまさないといけない中、上記のことで膨らんでしまいましたm(_ _)m)
 ・参加された方は、その小説の世界に入り込むことの楽しさを味わっていおられるのかぁと感じたり、またその世界に入り込むことや、その場に居ることが、主催者・関係者・参加者全員の癒やしになっているのではないかぁと感じました。早い話が、小説で癒されているように思いました。
 ・この歳まで小説はあまり読まなかった人間でした。夏休みの読書感想文では、出来るだけ短い小説を探してました💦
  高校生になるまで読むのがあまり好きではなく、テレビにかじりつく子で、映像から影響を受けた人間です。
  でも、少しは活字の世界も、朗読をお聴きするのも、ええなぁ~と思うようになりました。
  このような思いが共通しているのか、参加者が少なすぎず、多すぎずという良い雰囲気を創り出しておられるなぁと思いました。


 感じた事・・・「市民が朗読を行う意義」
 ・見出しは大層ですが、決してプロではない参加者と変わらない同じ市民が朗読を行うことでプロには出せない親近感を与え、朗読の世界・小説の世界を身近に感じさせていただけると思いました。これが市民活動の良さを発揮されているように感じました。
 ・これを大切にされている八尾図書館が、市民と協働で開催されていることに感謝をいたします。


 この看板を見かけたら、気軽にのぞいてね(^O^)/ 

  
 この立て看板は、八尾図書館1階のエントランスホールに設置されています。
 毎回、青少年センター(八尾図書館と同じ建物の3階)で開催されておられます。
 次回は秋なのか、夏なのか、またチラシをいただきましたら、広報させていただきます。
 途中参加、途中退室、自由です。申込みも不要です。
 気軽にのぞけるような会になっておりますので、お気軽にお越しやすm(_ _)m


 最後まで、ご覧いただき、ありがとうございました(^O^)/


家庭教育講演会「私にありがとう」家庭倫理の会 中河内

2024-04-28 21:07:37 | 取材記録(2021~2024年度)

 こんにちは。
 つどい業務責任者の新福(しんぷく)です。

 今回は、家庭教育講演会に取材にお伺いしました。
 主催は、つどい登録団体「家庭倫理の会 中河内」です。
 開催ちらしを下の画像に貼り付けていますので、ご覧くださいね(^O^)/

 

 また、2022年度にも取材にお伺いしておりますので、
 詳細は、その時の記事を貼り付けておきますので、ご参考くだされば、幸いです。

 つどいブログ【いきいき家庭教育講演会「心豊かに生きる」11月27日(日)】

 
  講師の(一社)倫理研究所 生涯局部長 中島康弘さんです。



 「私にありがとう」のご講演をお聴きして 
 
 前回の紹介記事を拝見いただきますと、どのような講演会かはよくわかると思います。
 今回の講演内容は、途中参加したのもありますので、簡単にまとめます。
 そんなに掲載しないようにいたします。
 印象に残ったことは、あとで記載させていただきますね。


自分自身について見ると・・・例えば・・・

 肉体も心も親からいただいています。肉体も心もDNAなんですね。
 ですから、ついつい自分でやったことは自分の力と思ってしまいますが、
自分ひとりの力ではないと気が付き出すと、それは親や先祖の力だと言われています。
 それを認め、感じると、自分のことだけではなく、周りの方のためにもと言う
心が芽生えるそうです。感謝の心も湧いてくるようです。


人間関係について見ると・・・例えば・・・

 縦の関係で言うと、親を敬い、子や孫を慈しむようになるそうです。
 横の関係で言うと、夫婦の関係は、親しみ信じる、親愛が育まれるそうです。
 こちらも感謝の心が湧いてくるようです。


自分の力だと言う間違った心を持つと・・・これを・・・
 「わがまま」のひとつと言われています。
 ここでいう「わがまま」には他にもありますが、ここでは代表例として・・・

 そうすると自分は変わらず、人の良くない点ばかりに焦点が行くようになるようです。


心のあり方を体系にまとめているのが「純粋倫理」と言います・・・ 

 これらは「家庭倫理の会 」でも「倫理法人会」でも「純粋倫理」を実践から学んでいる
団体です。どちらも「つどい登録団体」では「家庭倫理の会 中河内」「八尾市倫理法人会」が該当します。
 この点から見ると、このような心の変化を実践から自分を変えて行き、心を整えていく事で

家庭も会社も良い現象が起こることが実証されておられます。

  

心先行とかよく言われて来ましたね・・・
 今回の講演会では「環境に心をあわせるのではなく、心持ちが環境をよくする。」と言う発想になります。
 「恵まれているので感謝するから、常に朗らかなので幸せが舞い込む。」という発想になります。
 発想と言うより心持ちになるのですね。ここで言う朗らかとは「心に曇りがない状態」を指します。
 このことを書くと、私も元 八尾市倫理法人会の会員でしたので、同志と実践をしながら
学ばせていただいていたことが懐かしく思います。

 

 手術をされた時の、詰まっていた血栓のお写真とお聞きしました。
 途中参加してすぐのお話でしたので、あまりわかっていません。
 ごめんなさいねm(_ _)m



 印象に残ったこと 
 
 「家庭倫理の会」も「倫理法人会」も「純粋倫理」を実践から学び、
心を整えると家庭や会社が良くなることが実証されている団体です。

 ですので、心のあり方を極めて行くことが目的になります。
 「心のあり方」とは定義されていますが、今回は触れません。

 お伝えしたかったことは「心」についてを中心に講演をされていますが、
時折「命」について触れておられたのが印象に残ったことです。

 今回、家庭倫理の会の同志の方が、若くして逝去されたことから、
講師もその方を意識されておられ、命について触れられておられるご様子でした。

 例えば「命のエネルギーが充実していなくて、覇気がない。」
 「作るものではない、湧いてくるもの」
 「命を使うのが使命」と言う言葉が印象に残りました。

 「家庭倫理の会」と「倫理法人会」を取りまとめている「一般社団法人倫理研究所」があります。
 そこが発行する月刊誌「新世」の中に、理事長の丸山敏秋が執筆されている「新世言」というコーナーがあるのですが、何年か前に「魂」という言葉を掲載されるようになったのが印象に残っており、それを思い出しました。

 なんのために心を磨き、心のあり方を極めているのか。それも含めて命(魂)に着目される
ようになられたのかなと感じました。
 もしくは、以前から着目されていた中で、徐々に発表されるようになったのかなとも感じました。

 日本民族は「全ての物質、生物には御魂(命)が宿っている。」というのが思想の根本にあり、命を尊んできた民族でした。その本質に触れて行かれるのでしょうか。
 ここで言う民族とは、人種ではなく、同じ言語、歴史観、宗教観、生活様式を持つ集団を指します。

 私たちは、「倫理・道徳を説くこと」と「宗教を説くこと」の違い、またそれらの団体や目的の違いを分別出来るようになることが必要ですね。
 命を伝えることで誤ったことや誤解を招くと罪をつくる可能性もありますので、慎重に取り扱うものだとも思います。それもあってか、これまであまり発表して来られなかったのかもしれませんね。 

 講師からその点でも
伝わる講演をされておられました。
 貴重な機会をいただき、ありがとうございました。

 最後まで、ご覧いただき、ありがとうございました。


 つどい登録団体「家庭倫理の会 中河内」の紹介ページを
つどいホームページに掲載しております。
 過去の取材や開催ちらしの記事もPDFファイルでご覧いただけます。
 
 つどい登録団体紹介「家庭倫理の会 中河内」

 貴団体のホームページでは、「つどい」に登録していることも紹介いただいております。
 嬉しいです。支えていただき、助けていただき、ありがとうございます。

 ホームページ「家庭倫理の会 中河内」


高安悠画会 プリズムホール絵画展(4月29日16時まで開催)

2024-04-27 14:19:23 | 取材記録(2021~2024年度)

 こんにちは。
 つどい業務責任者の新福(しんぷく)です。

 17日(水)にお伺いをさせていただきました。
 これまで、アリオ八尾、生涯学習センター「かがやき」、プリズムホールとあらゆる場所で開催をされて来られました。
 ひょっとして、昔は市民サービスコーナー(現在の八尾市観光案内所)でも開催をしていたのかもしれません。
 (記憶違いならば、ごめんなさいねm(__)m)

 ▼主催者の「高安悠画会」は、下のつどいホームページに掲載しております▼
  「つどい登録団体紹介ページ」高安悠画会

    ※ 過去の掲載記事も ↑ ↑ このページから ↑ ↑ ご覧になれます。
 


 今回の開催場所について 

 プリズムホールの1階オープンスペースも展示会が定着してきましたね。
 「プルズム アート&シアター・プロジェクト」として、地域アーティストや市民の企画実現の場として、多くの方々が展示等をされておられます。
 近年は、展示を行いたいと言う希望者が多く、展示の開催が盛んになっております。

 今回も、その一環として、開催されておりますね。



 ▼今回の展示されている作品はこちらです▼ 
 

 
 主宰者の大槻洋子さんの作品です。

     
 スマホからパソコンにデータ移動する際に不具合が起き、
なぜか画素数が小さくなってしまいました。見えにくくなり、すみません。



 


 


 












 


  





 印象に残った作品「河内ドルメン」 

 今回、ご対応いただいた時津さんの作品です。
 いわゆる「河内ドルメン」です。
 「大窪ドルメン」というタイトルで展示されていました。



 私が20代の頃、「環境アニメイティッドやお」事務局として、
歴史ウォーキング等で高安山を歩かせていただいていた時に、お聞きした話では、
日本で初めて海外に紹介された古墳だとお聴きしました。


 間違えていたら、ごめんなさいねm(_ _)m


 外国のどなたがお越しになられたかは私は覚えてませんでしたので、

ちょっとインターネットで調べて見ました。
 そうすると海外に紹介された外国人の方は、「エドワード・S・モース」さんだとわかりました。
 
 八尾市ホームページに紹介記事が掲載されていましたので、リンクをはりますね。
 
 八尾市ホームページ『エドワード・S・モースと八尾』

 八尾にはそのような知られていない地域資源が眠っていることを知ってもらえると嬉しいです。



 時津さんとの関係は「高安エコミュージアム構想」 

 私が大学4回生の頃、22年間の当時、八尾市環境政策室が主催だった「八尾市市民環境講座」で出会ったのが、はじまりです。
 私が21才でした。

 当時は、白髪の平嶋さん(Facebook記事でご紹介した糸鋸で桐の雛人形を作られた方。3月はつどい2階に展示していました。)も
出会っています。
 つどい登録団体「チーム売る声人」の代表だった徳山さん、のちのちKES主任審査員になられた清原さん。ここで会った方々です。

 時津さんは当時、「高安エコミュージアム構想」を掲げておられた方でした。
 この想いはまだまだ実現には至っていません。


 「エコミュージアム」とは 

 文部科学省のホームページに掲載されている文言を引用させていただきます。


 エコミュージアムとは「ある一定の文化圏を構成する地域の人びとの生活と、その自然、
文化および社会環境の発展過程を史的に研究し、それらの遺産を現地において保存、育成、
展示することによって、当該地域社会の発展に寄与することを目的とする野外博物館」と
定義づけられている。

 そして、その運営は、住民参加を原則とし、普通の博物館と違って対象とする地域内に
コアと呼ぶ中核施設(情報・調査研究センター)と、自然・文化・産業などの遺産を
展示するサテライト(アンテナ)、新たな発見を見い出す小径(ディスカバリートレイル)
などを配置し、来訪者が地域社会をより積極的に理解するシステムで行われている。

 その歴史は意外に新しく、1960年代のフランスで地方文化の再確認と中央集権排除という
思想の中でエコミュージアムは誕生している。
 その用語は生態学(Ecology)と博物館(Museum)からの造語で、人間と環境との関わりを
扱う博物館として考案されたものである。


 現在、フランス国内には50ケ所を超えるエコミュージアムが設置されているが、スウェーデンや
カナダなどにも普及し、我が国では“地域おこし”事業の中で、その考え方を生かした施設の設置と整備が試みられてきている。

(出典「エコミュージアムについて」法政大学教授 馬場憲一)

 
 おわかりいただけましたでしょうか??
 住民参加を原則にした地域にある資源を展示し、地域社会をより理解するシステムでもある野外博物館なんですね。
 この発想を、22年前に構想として持っていたのが時津さんです。

 現在もその想いをどこかで共感し、引き継がれているのでしょう。
 高安中学校区まちづくり協議会策定の「第3期 高安中学校区わがまち推進計画」の5ページ目の「目標3」と6ページ目の「対策3」に
「エコミュージアム」「エコ・ミュージアム」が登場します。
 
 「第3期 高安中学校区わがまち推進計画」


 早い話が、時津さんの絵は、作品にもよりますが、「河内ドルメン」の絵を描かれている時は、
どこかで「高安エコミュージアム構想」を思いながら、高安山山麓の可能性を発信しているんやと
思います。それを理解して開設される方がいないので、誰も気づいていないではないでしょうか。
そこに改めて気付かせていただきましたので、今回発信をさせていただきました。

 みなさんも、高安山はエコミュージアムになる可能性もありますし、
徳島県まで飛来したコウノトリが高安山にも飛来する可能性もありますし、
絶滅危惧種が生息する自然環境が残っている貴重な地域資源なんです。

 そんな場所が、乗り継ぎが良ければ、都心部の大阪上本町駅から20分
で信貴山口駅までアクセスできる身近になる財産なんです。

 50m以下の山しかない大阪市民にとっても、八尾の高安山は身近ななんですね。

 大阪府民の山といっても過言ではありません。

 そのようにご認識いただきましたら、とても嬉しいです。


 こぼれ話 
 最近は、かつて市民活動に携わっていた土井さん(八尾ドゥクラブ元代表)、
 熟年サークルなごみで来館される平嶋さん、先ほど取り上げた時津さん、
 温川さんの奥さん、などなど、かつてお世話になった懐かしい方々と
 再会する機会があります。


 時津さんとも懐かしい話、最近の市民活動と状況の変化についてなど、
お話する機会が出来て、とても元気づけていただきました。

 いつまでもお元気でお過ごしくださいませ。お世話になりました。
 時津さんと写真撮影するのを忘れてた~ (’’( ゚Д゚)'')


 高安悠画会 プリズムホールホール絵画展は、29日(月・祝)16時まで
展示されておりますので、
足をお運びくださいませ。
 最後までお読みいただき、ありがとうございました。