八尾市市民活動支援ネットワークセンター「つどい」(ブログ)

大阪府八尾市の魅力ある市民活動情報をブログ形式で発信しています!
ぜひぜひご覧下さい(^_^)/

「菜の花」で地域と学校と多世代がつながるコラボ【エコロジー美園小&自然環境会議八尾】

2019-05-26 15:05:43 | 【アーカイブス】取材記録(2012~2020年度)

 こんにちは!
 センター「つどい」の新福です。

 24日(金)に美園小学校にお邪魔しました。

 今回の取材は、エコロジー美園小さんの企画です。

 エコロジー美園小に加入している児童も加入していない児童も、
一緒になって、校内に植えて育てた菜の花を抜き取ろうと言う
活動です。

 日頃は、エコロジー美園小の方々が、土日のソフトボールの
合間に雑草抜きをするなど手入れをしたことで、なんと背丈以上の
菜の花に成長しました。




 中央環状線の佐堂東交差点にある「中環の森」の菜の花は、写真の
 半分ぐらいの大きさなので、いかに育ったかがおわかりですよね。
 180㎝まで育っていましたよー♫




 中に、黒い実があります。これを乾かして絞ると菜種油になるんですよー♫




 黒い粒々が透き通って見えていますかね~♪♪


 お昼休みに、開催しました。なんやなんやと予想以上に児童が来てくれて、行列です。
 
 菜の花を抜くのに、たくさんの児童が引っこ抜くだけの菜の花がないので、足りるのかな~と

少し心配になりました。

 でも、菜の花が大きく育ったので、児童一人で抜くことが出来なかったので、みんなで一緒に抜いてもらいました。

 みんなで引っこ抜く様子は、童話「おおきなかぶ」を思い出します。
私はカブをカブラと言いますが、これも日本語でもあり、関西の方言で
あるみたいですね。すっきゃねん。大阪。話がそれました~♪


 今回は、児童を写真撮影するのは遠慮いたしましので、ビフォーアフターの写真が中心です。
 想像を掻き立てながら、ご覧くださいね。

 あっという間にお昼休みが終了。そして全て引っこ抜きました。
 引っこ抜いた様子の写真を撮り忘れました。

 また、朝は、中央環状線の佐堂東交差点にある「中環の森」でも、
菜の花の収穫を行いました。
 美園小学校区まちづくり協議会のみなさんも、特定非営利活動法人
自然環境会議八尾さんの活動に一緒に協力して活動を助けてもらっていました。


 FMちゃおさんが、取材にどちらも取材に行かれています。
 URLを貼り付けておきますね。クリック後、カレンダーの5月24日に
クリックすると、ご覧になれます。

 FMちゃお取材日記http://792.jp/diary/diary.cgi


 FMちゃおさんの取材日記で掲載していた写真を一枚こちらも掲載いたします。

 

 子ども達が引っこ抜いてもらった菜の花はトラックに積んで、
ちゃんと菜種油や堆肥にしますので、また中環の森でも、
取り組んで行きましょうね。




ここからは、興味ある方だけ、新福書きながら、うるっと涙しています・・・



中環の森での地域活動と市民活動のコラボの経過

 6年半前の2012(平成24)年12月に、「つどい主催」で当時は「広がり交流会」として、
通学路として通う「エコロジー美園小」に加入する保護者と児童をお誘いして、佐堂東交差点
にある「中環の森」で、特定非営利活動法人自然環境会議八尾が行っている菜の花の
植え替え体験を開催しました。この協働は、ここからスタートしました。

 地域活動と市民活動をつなげる企画として「つどい」が企画をしました。

 時が流れて、エコロジー美園小さんや美園小学校区に住む自然環境会議八尾の事務局長
さんのお力で、地域活動の皆様や地域のみなさまに認知していただきました。

 そこから、今回は美園小学校でも取り組んでいただき、学校も一緒に活動が
出来るようになりました。
(教頭先生も前に存じていた方で、またつながりました!)



そんな活動をしていた数年後、危うい時が訪れます!

 「広がり交流会」の名称もを「つどい体験会」として、ボランティアや市民活動
体験と位置づけて開催を継続していました。
 「つどい」も従来の市民活動の支援のみでなく、地域分権の推進として、様々な
活動主体をつなげて行く役割に機能が拡大しました。
 中々、「つどい体験会」として担い手が見いだせないなど、課題もあり、
また成果が見えない活動でもあるので、模索の時期になりました。
 
 この時期は、「つどい」主催として、いつまでも「中環の森」に携わらないと
いけないのか、担ってもらっている団体さんに任せて「つどい」の名前を
外してはどうかという言われていた時期で、「つどい体験会」の見直しも
視野に入れないといけない感じでした。



それでも一緒に活動を続けてもらえた!

 そんなこともあって、エコロジー美園小さんと自然環境会議八尾さんとで、
開催日時を直接やり取りをしてもらえないかとお願いをしました。
 どちらも快くOKしてもらえました。

 今思えば、「なんでやねん!」と言われてもおかしくない中、どちらも
共催として、続けていただけました。
 元から、やらされ感がないこと、一歩前進したものにしたい気持ちが
支えていただいたのだと思います。

 また、委ねる以上は、子ども達や自分たちのやりたいことを取り入れて
くださいねとお伝えしたことで、意識が変わりだし、菜の花のてんぷらを
食べる機会や、わたがしをしてもらう体験など、どちらもさらに主体的に
取り組むようになり、菜の花づくりが目指す、直接燃料や廃食油の活用を
楽しく学び体験する体験会に前進しました。

 今も、「つどい」の冠・主催で、どちらの団体も共催で取組んでいただいています。

 書くと大層な大きな曲がり角だったように思いますが、私の中では当時は困り事でした。
団体に負担をかけるのはやはり、私には許せなかった。時間はかかったけど、主体的に
取り組む発想の転換が出来たことで、共催者が助けてもらいました。

 当たり前になっていますが、今改めて感謝申し上げます。



涙が出たのは・・・これってすごくないですか??

 書きながら、ちょっと涙があふれてきました。

 なんで、涙があふれてきたのか・・・

 もう一度、FMちゃおさんの取材日記を見てください。


掲載内容引用

【菜の花プロジェクト 菜の花の収穫

 本日、午前10時より中環の森にて、「菜の花プロジェクト 菜の花の収穫」
が行われました。
 こちらは市民活動支援ネットワークセンターつどいで開かれている交流会で、
今回はNPO法人自然環境会議八尾の皆さんが取組んでいる菜の花プロジェクト
が参加したものです。・・・・】



 たぶん私だけ、涙するのですが、この朝の収穫には、「つどい」は一切、タッチしてませんし、
「つどい」からは誰も参加もしていません。
 軍手の提供といった物品も、労いのお茶も何も提供していません。
 
 それでも、自然環境会議八尾さんはじめ、エコロジー美園小さんはじめ
地域の方も、FMちゃおさんも、「市民活動支援ネットワークセンターつどいで
開かれている交流会」として取り組んでいただいています。
 
 私だけだと思いますが、これってすごくないですか??

 今でもどこかで恩義を感じていることが、今もこのようにあらわれていることに、
つながりや協働、絆を感じてしまいます。やっぱり、やって来て良かった~。



成果はじわじわ生まれるもの、それが人の本質・協働の本質ではないだろうか。

 みなさま、1年では出ない成果がコラボの本質です。人の本質ですね。
 じわじわがコラボの協働の本質ですね。

 頑張りすぎず、でも気づきと学びを得ながら、少しずつ変わって行きながら、気長に取り組むことが、
形になってあらわてきますね。

 本当にみなさま、ありがとうございます。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿