「つどい」週一活動のたかし(武谷)です。
さて、八尾のまちをお出かけするときに不安や不便を感じたことなどはありますか?
八尾市では安心してお出かけできるように、様々な交通問題の解決に向け、市民とともに進める
「交通まちづくり」がございます。
今回は2月27日(土)八尾市本館(8階 第2委員会室)で行われた「八尾市交通まちづくりセミナー」に
参加してきました。
近畿大学総合社会学部:久 隆浩教授(上記写真)をコーディネーターとして迎え、八尾市で長年
暮らす視覚障がい者福祉協会のお二人から生の声が聞くことができました。
お二人とも成人されてから病気が原因で失明され、自身もプラットホームから2度も転落されたり、
失明した絶望感から自殺することを何度も考えたりされたそうです。
そこからこれまで気にしなかった人の苦労や苦しみに心を向けるようになったと話してくれました。
住み良い八尾のまちに感謝されながら、八尾のまちを楽しく過ごせるような未来の交通環境に対する
思いが伝わってきました。
上記写真はパネルディスカッション(意見交換)の模様、出席者より数多くの意見が寄せられてました。
久教授曰く「〇〇が見えない」例えば先や心など誰でもかかえるような見えない不安と同じように、
見えないモノを想像することがおろそかになっているのではないかと危惧されてました。
障がい当事者の生の声が私が伝えるよりも心に響くんだと話され、市民のみなさんが交通に関する
不安や不便を積極的に意見し合うことで、八尾のまちは賑わい元気になると期待されていました。