10月1日都民の日、学校がお休みのちび姫と 『 借りぐらしのアリエッティ 』 を観て来ました。
本当は宿題を早く仕上げたら、夏休み中に観に行こうと言っていたのですが、
ちび姫ったら、8/31の夜中の3時 ( 正確には9/1 ) まで引きずるんですもの 、 危うく観逃すところでした。
良かったです、この映画
大好きな 『 魔女の宅急便 』 や 『 となりのトトロ 』 など、ジプリの初期の作品を彷彿とさせるピュアなメルヘンの世界でした。
正直言って、最近のジプリ作品は、荒唐無稽なファンタジーさに拍車がかかっていて、ちょっと感性が追いつかない感じもしていたのですが、
このアリエッティは、妖精や小人の存在を認めていた子供の頃が懐かしいく思い出されるようなお話でした。
森の中にある古めかしい瀟洒な洋館、 ハーブや小花が咲き乱れる庭は、これまた大好きな映画 『 西の魔女が死んだ 』 の世界に似ていて嬉しかったです。
雨あがりに葉っぱから雨の雫がホロリと落ち、 草むらをサワサワと風が渡り、 青い空に漂う白い雲 、、、、、、、
美しい映像に心が洗われました。
アリエッティ達のような小さな人は、ピュアな心を失わない人にしか見えないんです。
私、いつまでも、アリエッティと会えような大人でいたいな。
そうそう、アリエッティ達を捕まえるようとする、パワフルなお手伝いのハルさん、
好奇心旺盛で、アリエッティ達の平和な生活を壊した首謀者なのに、どこか憎めないキャラのおばちゃん。
トトロのメイがおばちゃんになったら、あんな感じかもね、ってちび姫と話しました。
樹木希林の吹き替えがばっちり合ってました。
フランス人のセシル・コルベルが手がけるヒーリング系の挿入曲 も素敵で、サントラ盤CDを購入しました。