スケッチブック30

生活者の目線で日本の政治社会の有様を綴る

スケッチブック30(総務相、フジと日本テレビをどうする)

2021-03-25 10:11:26 | 日記
3月25日(木)
 フジテレビと日本テレビは外資規制に違反して、20%以上の外国資本が入っている株式構成だそうだ。それで東北新社のように免許停止にしないのは何故だと、記者団が武田総務大臣に質問したとの報道である。記者団という言葉が怪しい。普通はそんな言い方はしないと思う。質問したのはIWJの記者一人だけであろう。宦官マスゴミも自分の身が危ういとなれば平気で仲間を売ろうが、今は状況がまだそこまで来ていない。仲間の不祥事は隠そうとするところだ。しかし独立系のメディアの記者が質問してしまったので、「記者団」との言葉を使う事によって、自らの手は隠すが事柄には触れたという、宦官特有の卑怯な振る舞いをしたのだ。
 それはともかくフジと日本テレビはどうなるのであろうか。総務大臣が正当に扱えば免許停止であるが、大きな社会問題となる。フジと日本テレビは政権と心中だとばかりに、政(野党も含めて)官界との癒着の一切を暴露するかもしれない。菅首相もそれは避けたいところであろう。議決権を持たない外国資本ならオーバーしても良いという理屈で、納めると予測をする人もいるが、では東北新社の外国資本は議決権を持っていたのだろうか。もし持っていなかったらこの議論は成り立たない。
 宦官マスゴミも政府もうやむやに収める方策を必死に考えると思うが、ネット民の監視の目も厳しいから、予断を許さない展開である。

1 コメント

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これも (野々花)
2021-03-25 17:28:15
 菅義偉首相に関連する疑惑の第一弾となった東北新社問題ですが、当の衛星放送事業認定を取り消された東北新社はかすり傷で終わっています。なぜなら、対象とされた洋画専門チャンネル「ザ・シネマ4K」の契約者数はわずか七百人未満だったからです。

 総務省と放送法と東北新社を巡る指摘から、フジテレビと日本テレビが外資規制に違反しているのを見逃されていると糾弾された武田良太総務相は、果たして今後何と答えるのでしょうか。

 この質問をしたのは、当時大阪府の橋下徹知事と訴訟対決を繰り広げた岩上安身氏のIWJ(インディペンデント・ウェブ・ジャーナル)の渡会裕記者ですが、恐らく放送業界の常套手段と百も承知で突いたに違いありません。

 それは放送法第百六十一条に、外国人の株式について「その氏名及び住所を株主名簿に記載し、又は記録することを拒むことができる」とあり、本来議決権割合が二十%を超えていても名義書換を拒否し、議決権行使を制限することで上限ギリギリに抑えるという手口です。

 フジも日テレもこの汚い手を使って認定取り消しを免れてきました。これをいつまで見逃し続けるのかという総務省に対する指摘なのですが、武田総務相は恐らく「放送法に則って適切に運営されているものと承知している」とか何とか答えるのでしょう。

 現行の放送法は、日本放送協会(NHK)に関しても解約権のない契約をうたい、それ自体が違法状態の法律です。まさに前代未聞の悪法と申して過言ではありません。

 当該条文についても外資規制を骨抜きにするもので、おかしな表現ですがその法そのものが法を破っています。フジも日テレもいわゆる「韓流狂い」が激しいのですが、コンテンツ料の安い韓国ドラマで放送枠を埋めてしまいたい各局の財政事情はともかく、わざわざ日韓合同のアイドルグループ「NijiU」のプロジェクトを独占した日テレは、異様なまでに積極的だったと申せます。また二十二日記事で申したようなことの背景に外資規制逃れ(韓国系が多い?)が疑われるのは必然でしょう。

 報道は権力です。私たち国民から見て不公正で不公平な権力は、それを是正しなければいけません。その自覚のない放送事業者の免許を剥奪し、立法権力(国会)は直ちに放送法を大きく改正するよう求めます。

http://endokentaro.shinhoshu.com/japan/post7860/
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